ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

鴨の渡去、伴う連想2

2019-05-15 22:28:41 | 日常
記事が反映されないので、新たな続きです。








「ニルスの不思議な旅」のアッカ隊長の勇姿は見れぬが、雲雀の囀りの賑やかな事。
向こう岸にはスカイツリーも見えた。





さて、スウェーデンの童話繋がりではないが、ここまで来たのでIKEAに。
平日のIKEAは空いていて、スウェーデンレストランに寄ってみた。



猫の毛やほこりが大変なタンポポランプ、我が家にもある。

ここIKEA一号店は、私ががんの告知を受けた時には、
すでにここに出来る事が決まっていて、楽しみに待っていたのを思い出す
告知を受けた日に、病院の待合室で先行のIKEAのカタログをめくっていた人の姿も覚えている。
あの日、「絶対に行くんだ」と誓ったのだった。

素通りしていた物を食べてみる!

私はこのミートボールについての連想は、
トーベ・ヤンソンの伝記に、
トーベの母のシグネは有名な画家で切手のデザインをしていたのだが、
(何せ彫刻家と結婚したために、彫刻はそうそう買い上げてくれる人もおらず、)
彼女の生活力で、トーベと弟二人は育つわけで、
シグネ自身も「私はミートボールの為に絵を描く」と、高らかに言い切っている。
こ、国民食なのか?ミートボール?

旗が、旗が、萌え♡


それと、このマッシュポテトについている茶色のグレービーソース。
やたら大草原シリーズでは、ローラが母さんに「母さん、グレービーソース作れる?」(長い冬とか)記述がある。


一口、憧れを食す。
うーん、魯山人先生と同じ、これ醤油を足したら美味しいだろうなぁ、どこか物足りない_| ̄|○

そして、この隅っこの赤いジャムについて。
お肉にジャムを添えるは、ローラのターキーにも、ターシャのターキーにも出てくる。
勿論向こうはクランベリーソースである。
「ターシャのクリスマス」より





モールドで抜いたクランベリーのゼリー、それを肉と同時に皿へ。

でも、こちらはコケモモ@リンゴンベリーのジャムなのだ。
冬眠から一人目覚め、冬の生き物にコケモモのジャムを与える羽目になるムーミン。
屋敷にも人々を招き入れる。





春になると、コケモモのジャムをお土産に故郷に帰る人々。

さて、ジャムは別に食べたいような?、
日本人なのを痛感した私、あああああ、スミマセン…。_| ̄|○

可愛いのはIKEAのランプ





庭のランプ、提灯の形もいいが、ミツバチやテントウムシが萌え。

そこでこのシーンが浮かぶ。

「ムーミン谷の彗星」


「楽しいムーミン一家」
短い夏を思いっきり楽しんでいるのが良い。





灯台には目がない私。


大人っぽい。スオミを連想させるテキスタイル。


作りたい。

そして、猫詰めたぁあああああーーーーい!





この籠はデカかった。本当に猫ベットにしてあげたい。


一つハンガーを購入して帰路へ。


近所のスーパーでワイルドターキーの隣に並んでいる、カルガモに笑う。


私の好きなモーツァルト。

つまみが要らないのが良い。



あれれ、実は気になる本を立ち読みに行ったのだった、
そして買うのか考えるつもりが、違う方向へ?


帰ってから練習。
いずれ、モーツァルトを飲みながら、モーツァルトを弾くことを夢見て。
そうなったら、なんて素敵な事でしょう。
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2 コメント

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ミートボール (ままちゃん)
2019-05-16 01:46:55
Swedish Meatballsは、スエーデンの古典的料理で、それに使うグレイビーは、アメリカのビーフグレイビーとカントリースタイルグレイビーの中間のようなグレイビーです。

トーベヤンソンは、スエーデン語も理解するフィンランド人です。フィンランドはスエーデンやロシアに支配されたこともあるので、どちらもの影響を受けています。

三男の妻は、スエーデン人で、母親はフィンランド人です。現在三男家族はドイツ在住で、車で8時間かけ、南スエーデンの彼女の実家へよく訪問しています。毎年夏のヴァケイションには、フィンランドやスエーデンとフィンランドの間にある小さな島へ行きます。

ちなみに、残念ながら、ムーミンはアメリカでは知られていません。私だけが、三男の妻やその家族とムーミンの話で盛り上がります。
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こうして遠くの方とお話しできるなんて♡ (みゃー大工)
2019-05-16 10:09:19
ままちゃん様。

こうして、イッタラのお皿やグッズ集めでない、
トーベのお話を話せることは、とても幸せな事だと思います、コメントありがとうございます。

私は島国の井の蛙で終わりますが、
ままちゃん様の行動力と視野が素晴らしいです。

おっしゃるとおりに、トーベはフィンランド人でありながら、
スウェーデン語を話すんですよね。
彫刻家の父ヴィクトルはスウェーデン語を使うスウェーデン語系フィンランド人、
挿絵画家として活躍したシグネはスウェーデン人、
ヤンソン一家はフィンランドにおいてスウェーデン語を話す言語的少数派だったとあります。

(余談ですが、赤毛のアンの舞台のカナダも、英語だけでない、フランス語もありと知った幼い日、「カナダ人は両方勉強するの?」と父に聞いた、子供心にも気が遠くなった覚えがあります。)

私はムーミンの始まりが、
ヒトラーを風刺したガルムという雑誌の隅に出ている妖精だったりで、ムーミン以外も、
トーベの魅力は、尽きないと思っています。

ムーミンは国際アンデルセン大賞以前から好きでしたが、
日本で有名になったのは、私が子供の頃のアニメです。
第一作は原作とかけ離れ私はがっかりしたのですが、
それで日本ではムーミンが有名になりました。
トーベ自体もそのアニメは気に入らないので、のちに作り直しているのですが、
そっちの方は私が成人してから作成で、
あまり人気がなかったように思います。
ノンノンがフローレンだったり違和感があると聞きました。今はそっちで人気なのでしょう。
埼玉のムーミンをテーマにした公園は長蛇の列です。

さて、
お肉料理一つでも、付け合わせでも、単純なようで沢山の文化が混じっているのですね。
憧れの味は何か物足りなかった?
日本人なら照り焼き、焼き鳥風に絡めたいところです。

そうそう、Costcoの一号店も傍にあるのですが、
今の様にCostcoが日本に増える前は、
各国の大使館ナンバーの車が行列していたり、
「ああ、お国の味を求めているのだな」と思いました。
そして、やはり向こうのお食事のボリューム感や組み合わせに、魅力を感じます。
「ああ、本に出ていたのはコレだっ」て、大興奮。
結局日本風にアレンジしてしまうのですが。

三男様のバカンスが素晴らしい。
向こうの海は塩分が薄いので、こちらほどベタベタしないとか、島で暮らしたいですね、休暇は。
憧れの生活を送られているとは素敵です。

ままちゃん様、その行動力で、アメリカにムーミンをぜひ紹介し続けてくださいな。
こんな素敵な物語、みんなに知っていただきたい。

あたたかいコメントありがとうございました。
嬉しかったです。
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