ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

薄皮を剥ぐように、

2021-10-20 19:15:47 | 猫病気

頸椎の痛みは薄皮を剝ぐように良くなっている、そして油断しては痛くなるのぶり返しですが、ようやく痛み止めでコントロールが効くようになり、日常を取り戻しつつある。

 

◆10月11日(月)晴れのち曇り。 いつまでも夏日。

 

暦の上では祝日「スポーツの日」だが、今年は無しだ。

  

いつものように老猫の世話(下を洗う、輸液、強制給餌)から。最低限の事しか出来ないし、その最低限が出来なくなったら困るので、それらが済んだら寝る、少し起きて練習や家事、そして寝るの繰り返し。

頭痛ではなく、あたまが重くなって肩にのめりこむようなイメージが来ると、大の字になって寝る感じ。首が問題なのに、首自体が痛いのではなく、その下の肩、肺、腕、足、全部左側が痛み出したり痺れだす、その部位毎にシップを貼るより、頸椎に一枚シップを貼った方が、はるかに治る。

何よりも頭を支えないこと、枕を工夫して、枕をうまく重ねて寝るのが一番痛みが取れた。非ステロイド系の痛み止めは中々効かなかった。一日の大半を横になっていた、もしくはこの病気の検索ですごす。(ちなみに自分の頸椎のレントゲンは、年齢の割には潰れていないそう。以前撮った腰椎もだ。)

 

◆10月12日(火)曇りのち雨。23-21℃

深夜、老猫の大で起こされ、また老猫のお世話から始まる朝。そして、昨日と同じような痛み出したら安静の繰り返し。家事は風呂場のシャワーヘッド交換くらい。。。人生損しているようで嫌になるが、余りの痛さに泥のように寝る。

この病気をきっかけに体の仕組みに興味を持ち色々調べているが、歳をとると身長が縮むのは、軟骨もだが、水分が減る、33個ある背骨の間がわずか1ミリでも縮めば、3センチなんてあっという間だからだそうだ。関節間の水分が減るので縮むのは、お世話になっているレントゲン技師さんも言っていた。(幸い、身長は減っていない。小さくなりたい。)

一時コロナで高騰していたk/d缶が普通になっていた、注文。

 

◆10月13日(水)雨のち曇り。20-19℃ 涼しくて快適!

老猫のお世話から、今日は体が軽い、恐る恐るダンベルを持つと、動ける! 

 

その後、鳥の冬支度、猫や人の冬支度で寝具を出したり、

  

クロなど寒がって、あちこちに潜りたがる。

少し動くとまた痛みがぶり返し始めて、寝転んでボーッとして、頭の重さを取って、再び動いて何かして、練習して、力尽きて、また寝転んでの繰り返し。

k/d缶が届いたが、2ダースがケースから出されてバラで入っている、

 

コロナでマスク不足の時期にマスクが異常な高値になったように、この缶詰も一時在庫が尽き、一缶が12缶分位まで上がった、獣医師まで品不足で呼びかけていた。

たぶん業者はケースをばらして一缶ごとに惜しんで売った。余りに値上がり、買い手がつかないで売れ残る、その名残なんだろう。惜しんで売られたマスクが、結果売れ残って、今でもあちこちの隅で山積みになっている様に。

 

◆10月14日(木)曇りのち晴れ。23-19℃

老猫のお世話から、

   

今日もダンベルが持てたので、試しに自転車を漕いだら、やはり痛みでダウンした_| ̄|○

猫の世話で夜は安眠出来ない、猫は昼は基本グーグー寝ている、夜、わざわざ飼い主を起こすのだ。

猫の大に何度も起こされ、深夜(シーズンオフで安くなっていた)蒟蒻ゼリーをやけ食い。うん?、数年ぶりに食したんだが、美味しい。罪悪感もない。沢山買っておこうw

WEBアニメ「 俺、つしま」第18話【公式アニメ】

黄昏流星デブ、防止のためにも。

 

◆10月15日(金)晴れのち曇り。26-17℃

老猫のお世話から、

鳥やらお世話してほぼ力尽きた。その後寝て過ごすが、夕方「このままではいかん、よいしょ」と、練習と本棚の整理、本を段ボール2箱に詰めて、また痛みでダウンした。

「延々、治らないのでは?一生がこれか?」と、不安になってきた時期でもある。

ただ寝ている間に、沢山の興味のある書などをインプット出来、また、ソリティアなどの無料ゲームも思う存分出来、「なるほど、ネット環境さえあれば、引きこもりでも現代は退屈しないのだな」と納得。問題は痛みのコントロール。

 

◆10月16日(土)小雨のち曇り。25-18℃

だいぶ秋めいてきた、鳥の部屋の窓のタープを外す、本格的な冬が来る前に。台風被害が無くてありがたい年だった。

老猫のお世話以外は、レッスン日なので慌てて付け焼刃の練習。痛みは再びぶり返し、既定の量の痛み止めでは効かない、もう危険でもテンコ盛りに痛み止めを使い、ラリってwwwレッスンへ。

出発時に楽器をケースごと、楽譜やカバンの重さを量ると6キロ超えていた、中学時代のカバンのようだが、もう私は人生の黄昏時だ。ずっしりと体に来る。だけど、この楽器はなんとかわいいのだろう。

 

到着。

先生に肩当をお返しし、自分の肩当の工夫を褒められる、

「どこから見てもポーズが安定していてすごい、」と。とにかく弾きやすくなった、弾いていて楽しかった。

音符の解釈や(何故ここを8部休符に思うんだ)とか、

指のこと(1と2以外、3を使ってもいいのかっ!)など、

先生に聞かねば、わからなかったことも一杯。

一つ気が付いたこと、確かに体は不自由にはなっていくが、積み重ねた努力の日々は決して無駄にはならないということ。

(昔、職場に天下りの上司がいて、紫綬褒章迄持っている頭の良い人であったが、その自己流バイオリンの音色に、休み時間3年間苦しんだ、私以外の職員もだw 私は下手でもその人を超えてはいる、先生のご指導のおかげだ。)

また、曲想、「ここはチョコレートがとろけるように、滑らかに」と先生がおっしゃり、私が「自分はチョコは冷蔵庫でパキパキにして、割るのが好みなんですぅう」と言い返すように、笑いで終わった。

帰宅途中、小さなケーキを買った、楽しかったが、夕方から痛み止めが切れて、夜は地獄のように痛かった。

 

◆10月16日(日)雨。24-17℃

老猫のお世話以外は大したことは出来ない。

 

シンクを鏡面磨きしても、

  

やはり鏡面には戻らないとです。(ヒロシです、風に)

涼しくなったので、カマドの出番だ、買い物に行き小麦粉を4キロ買うくらい。そして、大量の蒟蒻ゼリーの大人買い。涼しいので、今は期間限定チョコの出番だが、あえてそれを買わずに。

果物の籠が余っていた、それにテンコ盛るが、中々ゴージャスw コバエも来ないし。

夕方、老猫は強制給餌で吐いた、少し覚悟をする。猫は空の胃でも、輸液で脱水もなく耐えてくれた。その繰り返しで今年も終わるのか。年を超えるのか。

 

◆10月17日(月)曇りのち晴れ。18-10℃

気温が下がり、庭のシジュウカラの声が響き渡る。インコのヒマワリが目当てだ。目白もちらほら。

昨夜は全く眠れない一夜だった、いつも通りに老猫のお世話から。人のホームウェアも冬物に、エプロン、毛布など出した。

昨日、小麦粉を沢山買ったので、焼きリンゴから、蒸しパンへ、失敗し、ケーキに変身させたり。

  

出番のない、ケーキドームを使いたかっただけだw

 

頑張って運動している、小脳形成不全のきーじが、漫画のつしまにしか見えないw

 

13夜だったそうだが、夕方からは痛みで疲れ切って横になっていた。

 

◆10月19日(火)曇りのち雨。16-13℃ いきなりの寒さ。

老猫からスタート、

電気行火だと、それを枕にして、頭寒足熱の真逆のスタイルなのでやめて、

  

座布団大のホットカーペットをあげたり。いくらペットシーツを重ねても、尿が漏れないかと心配。

寒がりの猫には洋服。

 

クロはすぐに脱げてしまう、るい痩が進んでいるのだ。

クロに電気行火やベットを上げても入らない。

一晩中、私の布団を出たり入ったり、うるさくてたまらない。(もじゃ公とくっついていてくれた方が良かった。)

頸椎の痛みは再び薬でコントロール出来るように、(さて、まずは頸椎症性神経根症だろうとの事だが、)整形外科医で、この病気なった名医の実話、

また文春オンラインの専門医の記事から、いつかは治ること、「歳をとると変形でなる」と書かれている割に、好発年齢が30から50で、それ以降はあまり無い、また、それ以降は痛みを感じないこと(傷ついた神経が修復される、痛みに慣れる、老人は神経が伸びるから)などを読んで、

「明けない夜は無い」と思うように。オペも1パーセント。(オペは、上は自費診療で150万、200万クラスもあったり!)

むしろ体の仕組みを「面白い」と思い、この体と最後まで付き合うために、楽器のためにも、古本屋で頸椎に関する医学書を注文した。ネットの情報では限界がある。

 

◆10月20日(水)快晴。23-13℃

老猫のお世話から、老猫の深夜の大を出すまでの大騒ぎの後は、一晩中クロに起こされていた_| ̄|○ また、枕の位置も首の為に決めても、それを猫が占領しようとするので変な寝方になる。

猫の大の始末はまた一つコツをつかんだが、実生活ではこれが何の役にたつというのだ(T_T)

 

さて、

鳥も、猫も、暖房を貰って、いきなり来た寒さの中、一晩ぬくぬくしていたし、独りになった旧ちゃんは元気を取り戻した。

今日も日差しや、小さな暖房で溶けて幸せそうにしている。

   

それを観ている私も、「いい加減に、この地獄の介護が終わってほしい」と思いながらも、「幸せだ」と思うのだった。

 

みーみーぼーは、かなりやつれて、汚れ切ったが、前足を組み合わせて、小さな床暖房でとろけている。どんな姿になっても、安心しきって居られる場所があるということは、幸せなんだと思う。

さて、そろそろ痛みの限界が来たので、ささやかな生活の記録はここまで。

とにかく人生は無限ではないし、記事に書かないが、猫以外も大切なことに沢山気が付けた、自分が本当に好きな事とか、幸せに思う事とか、動けないなりに、沢山の愉しみも見つけられた。

コロナ患者数もぐんぐん減ってきており、明るい明日を願って♡

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2 コメント

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遅れてすみません(;^_^A (みゃー大工)
2021-10-24 20:51:33
オールドレディー様。

コメ返遅れてすみません、パソコンでgooブログを書いたら書きっぱなしで、次の10日まで開けないようになり、
違うプラウザで、演奏動画や無料漫画を観ているだけの日々なんですわ。

20日にブログを書き。そのあと首が猛烈に痛くなり、やはり安静かと、21,22,23と安静、本当に何もできず寝ており、
(あの高嶋ちさ子姐さんも、同じので安静で2か月動けなかったと書いてありましたが、)
23日に機械の焦げる異臭騒ぎがあり、
24日の今日ですが、冷蔵庫が(22年動いてくれていたのですが、)心肺停止なのに気が付きwwww

慌ててヤマダ電機と、スーパーで氷と、溶けた冷凍食品を全部グリルして、食べまくっています。今ここ。
ヤマダ電機には、冷蔵庫持ち杉だろうと…。
冷蔵庫は気に入ったのがあっても、右のドアばかり、
その左ドアを特注したら来月の2日迄来ないそうで、当分、スーパーで氷を買ってクーラーボックス頼りにキャンプ生活をしようかと。笑。
冷蔵庫が壊れた日に再び、暖かくなってきたのが皮肉です。

冬眠なんて、、、美しい地中海式気候の町で、ウォーキングして、お若くいらしてくださいよ。
皆の目標なんですからね。
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Unknown (オールドレディー)
2021-10-23 11:29:58
今日は二十四節気のうちの「霜降」ですって、寒いはずですね。昼間は暑くもなく寒くもなくいい季節ですが、朝夕は寒くて昨晩は電気ストーブを出しました。
そろそろこたつをと思いますが、こたつを出すともぐりこんで出なくなるので、まだ冬眠は早いかなと。
「薄皮を剥ぐように」よくなっているのかと思ったけど、やはり辛そうですね。でもよく頑張っていますね。気力が一番、その次が体力です。しっかり食べてほどほどに頑張ってください。
コロナは少し治まっているようですが、インフルエンザとコロナが一緒に暴れることないように祈るのみです。お元気でね。
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