ネバーエンディング給餌ｗ

快晴。12－8℃

いよいよ、師走らしい記事が多くなってきました。（私は365日変わりませんがｗ）

日向ぼっこを楽しむきーじ君。

 

ふと、

クリスマス近くになると、あるいは、ホットサンドウィッチメーカーでトーストを焼き、バターを塗る時に、思い出す物語があります。

あまり有名でもない、手元にも無い、若い時に図書館で借りたシリーズであるが、何十年も、心の中に生き続けている。

 

この本は、女性姉妹ばっかりの、アイルランドでの田舎暮らしを綴った本であり、

女の子ばかりの家庭の賑やかさ、週に一度、暖炉に白い漆喰を塗ることなどの家事と共に、家庭料理の数々などの記述があり、その中で、

「母がトーストに目がない」ので、トーストを焼く道具を買った事が印象的で、その道具が挿絵では単純な仕組みで、ただ暖炉の前であぶるだけの様な鉄の針金に私には思えた事、溶けたバターの記述がとても美味しそうに思えた事、

何よりも、クリスマスの時にご馳走が沢山並べられていても、さらに、母の好みで黄金の雫をたらしたトーストも皿一杯に盛られていたと書いた記述を記憶している。

私も、トーストとバターの単純な組み合わせが、最終的に一番美味しい思うのでそれで記憶に残っている。そんなことを思いながら、食パンをガス火であぶることはとても楽しい。

※著者のアリス・テイラーは1938年生まれ。

ガチョウの羽根むしり、煙突掃除、ヒイラギ集め、雌牛たちの冬支度…。50年前のアイルランドの南部の牧場の暮らし。前著「アイルランド田舎物語」で書かれなかった冬の話をクリスマスを中心におくる。

（ターシャ・チューダーや、ワイルダーが好きならお勧めです。）

 

さて、

毎日「ネバーエンディング（強制給餌）ストーリー」になっていて済みません。私もさすがにミヒャエル・エンデの多用する言葉「虚無」に襲われています。

痩せたもじゃ公は「ネバーエンディング・ストーリー」に出てくる龍のファルコンに似ている。 

映画「 ネバーエンディング・ストーリー」ウィキ 

私の脳内楽団たちよ！

ZeroPi - The Never Ending Story (Synthpop Violin Cover Video)

The neverending story - Coral Caballito

 

一日中、強制給餌を繰り返していますが、老猫はその時以外はご機嫌です。

沢山飼って送っていて、いくら慣れているようでも、この死にまで到達する期間が、短かろうが、ロング・グッドバイであろうとも、やはり私にダメージを与えることは確かです。

 

 

猫を看ながら、TSUTAYAの旧作を借りてみている事が多いです。

映画『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』予告編

マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙ウィキ

これはもう、メリル・ストリープの演技が素晴らしいとしか言いようがない。

レーガン大統領もアルツハイマー型認知症でしたが、サッチャー元首相も晩年はその病気です。亡くなった旦那様の幻と共に生きている事、それに前後して若き日に政治家を志す姿、現役中の活躍する姿が何度も交互して描かれています。

お子さんは男女の双子で、ここではお嬢さんしか登場しない（息子さんは南アフリカ在住）なのですが、それも解らなくなっています。が、とても上品な仕上がり、アルツハイマーの問題行動は、何とか家庭で対処できる程度のもののようにソフトに書かれている。

2連のパールのネックレスを「私の可愛い双子」と呼びキスをしてつける、現役中から、老いてもなお手放さない、仕事一筋だったのですが、実は子供をとても愛していたのだという、母心がここで表現されています。

そこからですが、ふと思い出した事、

本作には出てきませんが、サッチャーさんが現役時代に、ご子息が砂漠のラリー中に行方不明になった事件がありました、そして、やはり普通の親のように心配するのですが、私は会社の先輩と「やはり鉄の女も、お母さんなのだね」と話したことを懐かしく思い出しました。

また、理解あるご主人とも強い絆でつながれていた事、ここらへんが「鉄の女」であり続けられたのだと。この映画では、特にフォークランド紛争で支持率が上がった事が取り上げられています。

 

マーガレット・サッチャーウィキ 

ついでに、今、もめている香港は、ここからなのですな。

香港譲渡問題[編集]

1982年9月にはサッチャーが訪中し、ここに英中交渉が開始されることになった。鄧小平は「港人治港」の要求で妥協せず、イギリスが交渉で応じない場合は、武力行使や水の供給の停止などの実力行使もありうることを示唆した。当初、イギリス側は租借期間が終了する新界のみの返還を検討していたものの、イギリスの永久領土である香港島や九龍半島の返還も求める猛烈な鄧小平に押されてサッチャーは折れた恰好となった。

 

※みんなのレビュー

https://eiga.com/movie/57446/review/