ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

ある晴れた日に   -へらちゃん!!-

2009-10-13 19:00:29 | 星になった猫達
へらちゃん、
2009年10月8日、午後6時45分、懸念していた肝性脳症で永眠しました。

こちらは7日夜から雨台風で、頻繁に見回り、容態を覗き、彼も朝の輸液を覚えて、待っていた様子でした。

朝のいつもの時間に、(初めて洗濯ネットなしで)腹水に注意しながら輸液をし、その後、彼の自由にさせていましたが、

ありえないことですが、午前中、何とか動いては、私を眼で追って、這っていました。

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その後ぐったりして寝込み、耳だけ動かして周りの音に反応していました。
最後まで、(腹水が溜まっても)呼吸は正常範囲、意識もあり、
最後まで、健気にトイレもちゃんと使おうと努力しており、本当にいい子でした。
猫の肝性脳症はこれで3度目の経験ですが、
気持ち悪くても、こんな状態でも、まだまだ生きたいのか、へらちゃんは、最期まで本当に良く頑張りました。
瞳孔が開き、体に反応が無くても、聴診器では、しばらく心臓が頑張って動いており、
命の尊さを教えてもらいました。

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今までも何度も、猫とのお別れを経験していますが、
へらちゃんのまぶたを閉じる時、へらちゃんの瞳から涙がつつっとこぼれ落ちました。
最期は、腹水でパンパンでしたが、心配していた呼吸苦は最後まで起こらず、
脳症の規則的な痙攣はありましたが、すでに意識は無く、苦しそうではありませんでした。
へらちゃんが息を引き取った日、台風一過の晴天になり、
外はまだ、台風の名残の突風が吹き荒れていましたが、
へらちゃんの魂は、あの突風に乗って、懐かしい故郷にひとっとびだったと思います。
また、へらちゃんの抜け殻である体が消える10日のその時間も、照雨がやんで、一瞬で青空になりました。
最後は、晴れオトコのへらちゃんでした・・・。

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へらちゃんとの糸を結んでくださったり、具体的に動いてくださった猫の大先輩様方、
色々教えてくださり、サポートしてくださった人間のお医者様、人間の看護師様、
動物のお医者様、動物の看護師様、へらちゃんに応援をくださった猫を愛する皆様(順不同です)、
本当に、本当にありがとうございました。
へらちゃんの、大変だった波乱万丈な冒険物語は、残念ながらここで終わりを遂げましたが、
今度は、もっともっと幸せなものに生まれ変わって、人生を謳歌してもらいたいものです。
幸せに出来なかった、、、
残念です。
へらちゃん、君は今頃、懐かしいお友達に会えただろうか・・・。
コメント
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