こんにちは、尾張美也子です!

暮らしの中で感じたことを気ままに綴っていきます。

文教地区なのに、子育て世代に厳しい国立になっている!

2012年11月12日 | 福祉関係
8日の午前中、市役所で、私立幼稚園のPTA連合会と市との話し合いがありました。
保護者の負担がとても高いこと、国の税制改正(改悪?)により年少扶養控除が廃止されたため、収入が増えたわけでもないのに市の保護者負担助成金に関する収入区分が上がってしまって保護者負担が税金のアップ分も加えると、年間約40万円(子どもが2人いる平均的な子育て世代の倍です)も増えたこと、などについて、幼稚園の保護者がおかしい&なんとかしてほしと思っていること、などが話されました。

子育て世代にこんなに経済的負担をしなければならないとは、子育てしやすい国立とは言えません。ほとんどの市では、幼稚園の入園料(国立は平均12万円くらいだそうです)に対する補助もだしているようですが、国立市にはありません。

文教地区国立だからと引っ越してきたけど、実際は子育て世代に対しては厳しい国立だと実感しているという訴えもありました。

この話し合いのなかで、市長も市も何も、有効な答えを出すことなく、国の年少扶養控除を辞めたことがどれだけ多くの方にとって、大変な負担増になっているのかがはっきりしました。市もそこまでとは思っていないという答弁でした。市民の暮らしを守るのが自治体の役割だよ!

私も、幼稚園のお母さんがたの話をききながら、いろいろと思いだしました。札幌に住んでいたときのことです。

長女のときは中学校の教師として働いていたので、保育園に預けましたが、2子、3子の時は、3子が障がい児として生まれたため、仕事をやめて、障がいの子どもを少しでも支援ここうとしました。生後6か月から発達医療センターに週3日通って、訓練や親にむけての学習をさせていただき、2歳からは楡の会という通所施設に親子で通って、訓練や集団保育などを受けました。4歳になって、幼稚園に通う中で、訓練も行おうということになり、幼稚園探しがはじまりました。
これが最初の試練でした。
幼稚園もいろいろとありますが、特に3番目のこどもが障がいを持っているために快く入れてくれる幼稚園はなかなかありません。

連日、幼稚園周りをして、日本のしょうがい児に対する厳しい社会をひしと感じました。

そんななかで、やっと、キリスト教系の月寒幼稚園が、障がいを持っていても受け入れてくれるというので、入園できました。
2子・3子ともに、自宅からは遠いけれども毎日車で送迎しての登園でした。

この幼稚園は縦割り保育で、子どもたちそのものをよくみてくださるので、本当に良かったと思います。
ただ、やはり幼稚園は授業料がかかります。これは、行政が幼稚園に対する補助がないということに起因することで、国の制度の問題でもあります。

そんななか、、国が年少扶養控除をなくしたというのは、子育て世代にとっては大変な負担増になります。

さらに国立市は、学童保育の育成料は多くの反対の声を無視して、値上げを強行して、60人以上の子どもたちが学童保育を退所する事態となっています。

教育予算より土木予算の方が上回る国立市の財政のあり方を変えていかなくては!とひしと感じています。



さて、青年劇場の普天間が始まります。

12月5日と6日が公演ですが、私は議会で行けないので、11月15日の福生での公演に行くことにしました。



普天間飛行場=1945年沖縄戦の最中に、米軍が土地を接収し、2400m級の滑走路を持つ飛行場が建設された。当初は米陸軍施設だったが、その後空軍施設となり、1960年から海兵隊に移管されている。1996年に日米両政府が5~7年間以内の返還で合意。2004年、米軍ヘリが基地に隣接する沖縄国際大学に墜落炎上。面積は現在480.6ha。その92%が民有地で、地主数は3200名余。日本政府が地主に支払っている賃貸料は67億円台と言われている。(青年劇場のHPより)
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