毎日のお子さんとの生活の中で、あまり気にかけずに見過ごされてしまいがちな
習慣が、やがて癖になってしまうことも多いのではないでしょうか?
実はそんな日頃の習慣が原因で、かみ合わせに大きな影響を与えてしまうことも
あるのです。
それは「寝ぐせ」と「口呼吸」なのです。
誰にでもあると思われがちですが、その積み重ねが思わぬ結果につながってしまうこともあるのです。
例えば、私たちに人間の頭の重さは何キログラムあるかご存知でしょうか?
A.3キログラム
B.5キログラム
C.7キログラム
正解は、Bの5キログラムです。
つまり、仰向けに寝ないで、いつも横を向いて寝ていると、睡眠中は下あごや関節が絶えず圧迫を受けることに
なるのです。
その力は、5キログラム前後だとすると、顎の骨の正常な成長にダメージを与えてしまいます。
ですから、せっかく矯正治療を始めて、歯並びやかみ合わせが良くなって良かったと思われていても
このような寝癖の習慣が改まっていなければ、また元の状態に戻ってしまうことがあります。
お子さんの日頃の習慣に、少しでも気付いていただくことが大切なのではないでしょうか?