宮川歯科医院 院長ブログ

堺市西区の宮川歯科医院 院長の宮川和人がブログで色々なことを語ります。

無痛治療について

2008年01月31日 | 歯のお話
 「歯医者さん=痛いところ」というイメージは、ほぼすべての患者さんがもっておられると思います。逆に「いい歯医者さん=痛くない歯医者さん」という見方をされていらっしゃる方が、多数をしめるのではないかとも思います。
「噛めない、痛い、でもあの麻酔をする時の痛い思いはしたくない」と考えて、なかなか歯医者さんに行けない方も多いのでは・・・
しかし、当院では約10年程前から極細の針でゆっくり注入する電動注射器によって
痛みの少ない注射をおこなっています。患者さんが嫌がっているのは、麻酔時の痛みや、麻酔をせずに削るとき、削りすぎてしまった場合の痛みがあります。この麻酔
の時の痛みを極力抑えることが出来るのです。ですが麻酔をしてほしくないという
患者さんもいらっしゃいますので、「どなたにも無痛治療をすればいい」というわけにはいきません。麻酔という存在に対して持っていらっしゃるイメージも、人さまざまなので、お話をよく聞かせていただけないといけません。また、麻酔に対して
いままでアレルギー反応のあった患者さんには出来る限りの情報をいろいろお教えいただき、適切に対処したいと考えています。ただ、麻酔を打つ時の痛みに関しては、かなり改善されて楽になってきました。できるだけ細い針(髪の毛程)を使い、冬場の今、麻酔液を体温と同じ37度程度にあらかじめ温めているものを使っています。また、麻酔をするまえに表面麻酔をしてから注射による麻酔を行うように心がけています。特に子供さんの治療には欠かせない方法だと言えます。
ただ、むし歯の治療に関しては、歯医者さんに対していいイメージを持ってもらい
たいので、時と場合によってはじっくり待って、見守る態度も必要です。