宮川歯科医院 院長ブログ

堺市西区の宮川歯科医院 院長の宮川和人がブログで色々なことを語ります。

かみ合わせを治すと鼻炎がよくなる!?

2008年01月17日 | 歯のお話
 毎年この寒い季節、風邪で鼻がつまって、お口で呼吸されている子供さんをみかけます。しかし、風邪でもなく、いつも鼻がつまっていたり、鼻水が出ていたりしてたら
かみ合わせが原因の場合があります。お母さん方によくこんな質問をしています。
「テレビなどを見てたりしている時だけでなく、よくポカンと口を開けて息をしている
時がありませんか?」
このようなクセがついていると、唇が乾いてカサカサになり、ぶ厚くなっているのも
特徴です。これは歯並びのためにもよくありませんし、鼻で呼吸する必要があります。他に「歯ぎしり」があったり、「よくセキの出るタイプの風邪をひきやすい」子供さん
も悪いかみ合わせが影響している場合があります。鼻で呼吸していると、鼻の粘膜
や毛が空気中の汚染物質をガードしてくれます。しかも乾いた冷たい空気を瞬間に暖め、潤してくれるので気管や肺にやさしい空気となってくれます。しかし、お口
で呼吸していると汚染物質が直接、のどや気管に入り込んで、のどがやられてしまうのです。
かみ合わせを治すことで、口から鼻への呼吸に替わり、風邪やインフルエンザの
予防につながる事もあるのです。