わが家の小さな庭にもセミの抜け殻が見られるようになりました。今朝は、その中の一つが少々危なげながら勢いよく飛び立っていきました。種類は確認できませんでしたが、わが家の庭で生まれてくるのはほとんどがクマゼミですので、今朝の坊やもクマゼミと思われます。
もっとも、羽化してからのセミの寿命は大体二週間ほどのようですし、遥かに長い期間を地中で生活しているわけですから、羽化を生まれるというのは間違っているのでしょうね。
セミの地中生活は飛び回る期間に比べずいぶん長く、アブラゼミやミンミンゼミでは七年、ニイニイゼミで四年だそうです。クマゼミの場合謎めいているところもあるようですが、やはり大体七年のようです。
北米には、周期ゼミといわれる特異な生態を持つ小型のセミがいるそうです。
周期ゼミには三種類あって、それぞれに十七年型と十三年型があるそうです。さらに、十七年型には十二集団が、十三年型には三集団が存在しているそうですが、それぞれの集団は一斉に、それもほぼ一夜のうちに森にあふれるほどの数が羽化するそうです。
しかも、この周期ゼミと呼ばれるセミは、十七年ごと、あるいは十三年ごとに一斉に姿を現し、その他の年には全く姿を見せないそうなのです。
いずれにしても、セミの仲間は大変長い地中生活を過ごしており、そこでの生活がセミたちの生涯の中心なのかもしれませんが、最後のごく限られた期間に羽と鳴き声を与えられるのには、きっと何かの意味があるのでしょう。
さあ、大空高く飛び立って、声を限りに鳴き続けるがよい!
( 2009.07.09 )
もっとも、羽化してからのセミの寿命は大体二週間ほどのようですし、遥かに長い期間を地中で生活しているわけですから、羽化を生まれるというのは間違っているのでしょうね。
セミの地中生活は飛び回る期間に比べずいぶん長く、アブラゼミやミンミンゼミでは七年、ニイニイゼミで四年だそうです。クマゼミの場合謎めいているところもあるようですが、やはり大体七年のようです。
北米には、周期ゼミといわれる特異な生態を持つ小型のセミがいるそうです。
周期ゼミには三種類あって、それぞれに十七年型と十三年型があるそうです。さらに、十七年型には十二集団が、十三年型には三集団が存在しているそうですが、それぞれの集団は一斉に、それもほぼ一夜のうちに森にあふれるほどの数が羽化するそうです。
しかも、この周期ゼミと呼ばれるセミは、十七年ごと、あるいは十三年ごとに一斉に姿を現し、その他の年には全く姿を見せないそうなのです。
いずれにしても、セミの仲間は大変長い地中生活を過ごしており、そこでの生活がセミたちの生涯の中心なのかもしれませんが、最後のごく限られた期間に羽と鳴き声を与えられるのには、きっと何かの意味があるのでしょう。
さあ、大空高く飛び立って、声を限りに鳴き続けるがよい!
( 2009.07.09 )