のんき
暖気
畳の目ほどずつ「日脚伸ぶ」冬から、春分以後さらに日が伸びて、日の暮れが遅くなることを喜び表わした春の言葉。それが「日永」です。
小さいことにこだわらず大らかな気分で、のんびりとした春風のような暖かさが「のんき」です。「暢気」「呑気」はあて字で、正しくは「暖気」。かつて「のんきな人」とは、ほのぼのとしていることを表わす褒め言葉でした。
ちなみに蒸し暑いの「温気(うんき)」、暗いのは「陰気」です。
「言葉の風景」写真 野呂希一
文章 荒井和生 より
「泥」の字のバランス悪い。「脚」の空間がない。「日」もいまいち。
「のんき」はわりといい感じに書けたかな。
だんだん日が長くなってくると、うれしくなる。そんなワクワクした気持ちと、あったかくなってきて、のんびりとした春の良き日の雰囲気を表す言葉が並ぶ。
のんきが褒め言葉だったというのは、何だかうれしい。
「ひもすがら」というのは、終日「昼も過がら」という一日中という意味とのこと。
言葉には、その雰囲気が表れている気がする。
暖気
畳の目ほどずつ「日脚伸ぶ」冬から、春分以後さらに日が伸びて、日の暮れが遅くなることを喜び表わした春の言葉。それが「日永」です。
小さいことにこだわらず大らかな気分で、のんびりとした春風のような暖かさが「のんき」です。「暢気」「呑気」はあて字で、正しくは「暖気」。かつて「のんきな人」とは、ほのぼのとしていることを表わす褒め言葉でした。
ちなみに蒸し暑いの「温気(うんき)」、暗いのは「陰気」です。
「言葉の風景」写真 野呂希一
文章 荒井和生 より
「泥」の字のバランス悪い。「脚」の空間がない。「日」もいまいち。
「のんき」はわりといい感じに書けたかな。
だんだん日が長くなってくると、うれしくなる。そんなワクワクした気持ちと、あったかくなってきて、のんびりとした春の良き日の雰囲気を表す言葉が並ぶ。
のんきが褒め言葉だったというのは、何だかうれしい。
「ひもすがら」というのは、終日「昼も過がら」という一日中という意味とのこと。
言葉には、その雰囲気が表れている気がする。