珍しく夫のお土産は「生たまご」。なんでも有名なところらしく、とても流行っているそうです。本当はたまごを使ったシュウクリームやケーキがいいのですが・・・時間とか気にせず、横にしてもさかさまにしても持ち運びの大丈夫なものは６個パック入りたまご。新鮮たまごですから、もうほかほかごはんにかけて食べるのが一番のごちそうです。久しぶりでおいしかったですよ。子供の頃、祖母の家に行くと毎朝うみたてたまごのたまごかけご飯でした。にわとりを飼っていて、餌の時間になると大きなまな板で菜っ葉をトントンきざみ、大きなバケツにぬかのようなものと混ぜてにわとり小屋に行く祖母の後にくっついて行ったものでした。生みたてのあったかい卵を集めたりもしました。ひさびさの生たまごでそんなことを思い出しました。
どうしても書かなければいけない手紙があり、朝から机に向かいました。４人分なのでモチーフを換え、文面も少し違わせて書いているうちに、だんだん調子も出てきました。絵だけ描いてあった巻紙に文章を入れたり、さらに巻紙一枚と、乗っているときは、言葉もどんどん出てきます。『ともかく描く手が動いて、それから精神があとからついてくるのである』杉本健吉のこの言葉はとても好きな言葉で机の前に貼ってあります。そしていつも“ともかく描こう”と思っています。この言葉はやっぱり本当だと実感しました。午前中は充実でした。毎日こうならもっといいのですけど。午後からは外出。外にでて体を動かして・・・平凡な一日ですが、中味がちょっと濃いいい一日でした。絵は花オクラです。ドライになり振るとカラカラ音がします。
もうまもなく師走というのに、いつもよりずっーと暖かな気がします。今日高速道路からみえた山々の紅葉はまだ充分楽しめるのです。でも油断はしていられません。そろそろ車のタイヤを冬用にはき替えないとね。以前はタイヤの交換は夫がやっていました。それで、車体を上げるのに大変だから、簡単に上げられるナントカが絶対いると言って買ったのに、使ったのは１～２回だけ。今はタイヤを積んでスタンドで交換してもらっています。そのナントカは物置の隅でとってもジャマになっています。できることなら自分で取替えたいけど、こればかりは力仕事で私には無理無理。そんなことよりお年賀状描きを始めないと。みんなのいいアイデアからヒントをもらいながらそろそろ取り掛かることとしましょう。
いただいた棉の実を見て、敦煌の棉摘みの様子を思い出しました。家族総出、あるいは沢山の人々で作業をしていました。昔の田植えとか稲刈りのようです。今では見られなくなった光景でしたから、とても印象にのこりました。ドライになっているモチーフはすぐに描かなくてもいいので助かります。昼頃から雨も上がり、時折薄日が出てきました。家でやらなければいけないことは山ほどあるのですが、動いているのが好きですから“りんご畑”に行ってきました。今はほとんどの人がケータイを持っているので便利です。どこの畑？と連絡がつきます。フジりんごの収穫作業中でほんの少しマネごとくらいですが、りんご採りをしてきました。軸を折らないように、緊張します。蜜もタップリはいっておいしくなりました。おいしいものは鳥も知っていてツンツン・・・もったいないよね。あちらこちらの畑で収穫も終わってきています。畑が寂しくなると冬です。
「来てよし、帰ってよし」と孫のことを言っていましたが、私も実感しました。ダァーと来て、またダァーと帰りました。いつもの生活に戻りホットしています。夕方からゆっくりと筆を持ちました。墨をすり筆にタップリと墨をふくませて、線の練習からはじめました。指先の力も抜いて筆の先に気持ちを集中するひとときが好きです。昨日は枝ごとのキーウイでしたが、今日は半分こです。少し前に沢山買ってきておいたものが（地元産）、袋を開けたらもういい香りがします。食べごろです。早速食べてみたらトロ～リと甘くておいしい！！きれいなエメラルドグリーンです。仲良く半分ずつと思いましたが、おいしかったので、食後に私が全部食べました・・・当分はりんごとキーウィのデザートが続きます。
