3月18日(日)
海外で、ウインドした~い! というご希望をお持ちの方もたくさんおられることでしょう。またもう既に、その経験をお持ちの方もたくさんいらっしゃることでしょう。
きょうは、私の少ない経験からいって、やはり、行き着くとこはサイパンが一番!!ということになるように思いますので、以下に、その理由を、簡単に、いくつか申し述べてみたいと思います。
① 何といっても、サイパンは、日本から近いこと。成田を経てば3時間で、常夏の島・サイパンに到着してしまう。それに時差も1時間(日本時間プラス1時間でサイパン時間)。なまじ沖縄などに行くよりも時間的には近い。
② それに一番の理由となるのが、ホテルからビーチ(マイクロビーチ)まで、徒歩で(ここが重要ポイント)、行き来できること。ビーチに近いところ(ガラパン地区。ファイアットなどの高級ホテルもある。)にホテルをとれば、毎日、徒歩で、0分ないし7~8分でビーチに着く。これがマウイなどの場合、必ず、レンタカーを借りる必要がでて、そのうえ、ビーチとホテルとの往復にかなりの時間を要する欠点があるのと大違い(費用・時間の点でも無駄になる。)。
③ さらに、レンタル機材がサイパンの場合には割合新しいということ。だから、一週間程度の滞在ならレンタルを選択し、身軽な格好でウインド・トリップを楽しむことが出来る。サイパンにはレンタルショップがビーチ前に2店あり、出艇・帰着にもとても便利である(2007.2.20の小生のブログ参照)。
④ ウインドする場所(=ゲレンデ)が物凄く良いことも、サイパンの特徴である(これが一番重要)。風も、11月ごろから翌年3月くらいまでコンスタントに、北ないし北東の風が吹く。それに、ゲレンデは、リーフに囲まれているので、波はあまり立たず、平水面でウインドすることが出来る。また、ほとんどの場所で、足が着くので、初心者などはウオータースタートの練習などにはもってこいのゲレンデと言える。
⑤ また、サイパンは、食事にも困らない。日本と同じ味のレストラン、食堂、居酒屋などが、ビーチに近いガラパン地区にはたくさんあるから、ハワイ、オーストラリア、ボラカイ(フィリッピン)、カリブなどのようにどうしても肉中心の食事になりがち、という欠点を回避できる。
⑥ それに、治安もよいほうである。グアムなどと違い、ガンの所持がほとんど見られない点もいい。地元民(チャモロ人)もとてもフレンドリーである。
⑦ 日本語が大概のところで通じるのもうれしいこと。いくらビーチがきれいで、風もよく吹いているところでも、言葉がうまく通じないところは、レンタル料金の交渉ですら困ってしまう。その点サイパンは心配いらない。2店あるレンタルショップのうち、1店は日本人経営、もう1店は現地人だが日本語が問題なく通じる。
⑧ 以上、サイパンの宣伝となってしまいましたが、さあ~! 皆さんはどうされますか? 仕事の関係で少ししか時間が取れないからとか、費用の点でどうしても安くしたいからとか、このようなことを考えると、結論はサイパンになりそうですね。(最後に一つ。私はサイパン政府の“回し者”ではありません!)
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なお、きょうの午後は、きのうからの火山灰の降灰・異臭もすっかり消え、サイパン本来の青空が戻ってきた。
そしてきょうは、最高気温28度。北北西の風で、日中、最大でも5メートルくらいしか上がらない静穏な日であった。
ツーリストらしき数名が加わり、10名程度が風のないなか、頑張ってセイルアップを繰り返していた。