8月31日(金) 28℃
いま、すぎもとまさと(杉本真人)さんの唄で、吾亦紅(われもこう)という、母を思うとても悲しい唄が街(ちまた)を流れています。
その「われもこう」は、草むらなどのどこにでも咲いていて、ツイ見過ごしがちな目立たない花です。
秋を代表する花として、昔から和歌などに多く詠まれています。
「われもこう」には、いろんな漢字があてられますが、代表的なのは、「吾亦紅」と、「吾木香」です。そして、杉本さんの唄の場合は「吾亦紅」という漢字があてられています。
「われもこう」という名前の由来にはいろんな説があるようです。
「吾木香」の場合は、わが国(日本)の木香という意味で(ここでいう木香とは根という意味)、また、「吾亦紅」の場合は、われもまた紅い、という意味で、これには面白い話があります。昔、わがままなお姫様がいました。そのお姫様が、家来たちに、世界中の赤い花を集めるようにと命じました。命じられた家来たちはバラやチューリップなどの大きな花ばかりを集めましたが、この小さくて控えめな花をうっかり摘み忘れたそうです。忘れ去られたこの花は、家来たちに「私も赤い花です(我も紅:ワレモコウ)」と言ったのがこの花の由来となったのだそうです。
いま、すぎもとまさと(杉本真人)さんの唄で、吾亦紅(われもこう)という、母を思うとても悲しい唄が街(ちまた)を流れています。
その「われもこう」は、草むらなどのどこにでも咲いていて、ツイ見過ごしがちな目立たない花です。
秋を代表する花として、昔から和歌などに多く詠まれています。
「われもこう」には、いろんな漢字があてられますが、代表的なのは、「吾亦紅」と、「吾木香」です。そして、杉本さんの唄の場合は「吾亦紅」という漢字があてられています。
「われもこう」という名前の由来にはいろんな説があるようです。
「吾木香」の場合は、わが国(日本)の木香という意味で(ここでいう木香とは根という意味)、また、「吾亦紅」の場合は、われもまた紅い、という意味で、これには面白い話があります。昔、わがままなお姫様がいました。そのお姫様が、家来たちに、世界中の赤い花を集めるようにと命じました。命じられた家来たちはバラやチューリップなどの大きな花ばかりを集めましたが、この小さくて控えめな花をうっかり摘み忘れたそうです。忘れ去られたこの花は、家来たちに「私も赤い花です(我も紅:ワレモコウ)」と言ったのがこの花の由来となったのだそうです。