上の写真をご覧いただきたい。
私がウインドサーフィンをするときに履いているブーツである。
日本でも同じものを使っていた。
ボネールでウインドサーフィンをするにあたってどうしても裸足でやるとサンゴ等で足のけがが心配なので、はるばる日本の親戚から送ってもらったものである。
これは、厚さが2ミリ程度で足にぴったりフィットし、使うと実にウインドに適した代物である。日本でも愛好家はかなりいる。
でも、その意匠がウインドにはチョットマッチしない、と言われればその通りかもしれない。
ウインドには、それ用のブーツが用意され売っているのだが、私はこの足袋が気に入っている。
この足袋は、日本でお百姓さんなどが田植えをするときに履く田植え足袋である。あのタンボのヌルヌルの泥の中に入ってもほとんど泥が入ってこないという素晴らしい足袋で、もちろんウインドに使用しても砂などは一切入ってこない。
私がこの田植足袋を履きウインドするスタイルを、ボネールのレンタル店のスタッフなどは、日本の忍者スタイルを想像するようで、盛んに忍者、忍者、とからかわれる。
ブーツを履かなければ、このようなスタイルであろう↑
このような足袋を履いているのは、ボネールでは、もちろん、私一人である。
欧米等からウインドに来ている他の人たちは、これをみて少し違和感を抱くようで最初は奇異な目で足元を眺める。彼らはほとんどが市販されたウインド用のブーツを履いている。それだと、脱げ易かったり、砂などが入りやすいのだ。
日本の私の所属しているウインドショップには最近、これに似たいいブーツが販売されたとインターネットでみたが、それは日本に帰ったら購入することとし、しばらくは、この田植足袋を履いて忍者と言われながらボネールでウインドを続けたいと考えている。