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三浦のウインドサーファー

ただ今、北米滞在中。ハワイ、アルーバ、アラチャティなどと行ったけど、遠浅、オンショアのボネールが最高に素晴しい。

本栖湖⑥

2006年08月23日 | Weblog
8月23日(水)

      

今朝も、早朝から富士山が実にくっきり見えています。

それにしても昨日の本栖湖は、すごかった。
どうすごかったかと言うと、午後2時あたりから、突然、白波が立つ状態となったので、急いでセッティングし、出艇したものの、湖上に出てモノノ5分もたたないうちにピカリと光る閃光・稲光と、遥か彼方にゴロゴロというカミナリらしき音がしたように思えたので、これは危ない!クワバラクワバラ!と思い、急いで帰着態勢に入る。

すると、次の閃光・稲光と雷鳴は、間発をいれず、激しい突然の土砂降りの雷雨とともに、もうすぐそこ、間近に迫って来ていた。実にその接近は早かった。
何しろ、カミナリさま(!)は、ウインドの道具である、カーボンマストやカーボンブームなどは大の好物(!)である。その好物を持っているのだからたまったものではない。ましてや広い湖上、湖畔にいるのだから、カッコウの獲物になってしまう。これに落雷しても決して不思議ではない。いや、落雷して当然である。もう既に、すぐ近くに落雷したらしく、バリバリというすさまじい音がしている。

逸る気持でどうにか岸に着き、どうか、雷に打たれませんように! と祈る気持で、耳も八避けんばかりの激しい雷鳴と閃光、それに土砂降りのなか、ずぶ濡れになりながら道具を何とかクルマの中に放り込む。この片付けに要した時間の何と長く感じたことか。そして、どうにか道具を片付け終わったときには、雷に打たれなくて本当に良かった! との安堵感でいっぱいであった。

高原というか富士山地方というか、そこでのカミナリ、雷雨を初めて体験して、そのすさまじさは「半端じゃない!」と思わされた瞬間であった。ほとぼりも冷めたところで、雨ですっかりずぶ濡れになった身体を温めるべく、何時も行く天然温泉に浸かりに行くこととした。

きょうも、全国的に、天気は、大気が不安定のようなので、きのうのような状態になる可能性がある。朝からいい天気ではあるが、用心してかからねばと心に決め、風がないときには読書でもして、残り少ない夏休みをもうしばらく涼しい高原で過ごそうと思っている。