田熊みうま会 尾道市因島から発信中

昭和40年度生まれで 田熊小学校・田熊中学校に通った人のブログ

因島・田熊の方言・慣用句(2) 「はしる」「みがいる」

2021年02月11日 | 因島・田熊の方言・慣用句
ネタがありすぎて悩んでいるうちに日にちが経ってしまいました笑
2回目のネタは「はしる」「みがいる」です。

「へーそせんのに、なれん庭したら、あちこち"みがいってのぉ"。しかもハサミで指切ってしもうて、風呂に入ったら傷口が"はしる"んじゃ」
翻訳「普段することがない庭仕事をしたら、身体のあちこちが"筋肉痛"です。しかもハサミで指を切ってしまい、風呂に入ったら傷口が"しみる"んです」

"みがいる"は"身が入る"で、中国地方では割と使われているようですね。古語が方言として残ったケースでしょう。
島内での常用度★★★☆☆
島外での難解度★★★☆☆

"はしる"はかぶれたりして"ひりひり"する、傷口が"痛む"という意味でも使ったりします。管理人は島外で通じたことがありません。「傷がはしる」と言ったら「傷が広がった」のかと聞きかえされました。
島内での常用度★★★☆☆
島外での難解度★★★★★

結びに、たまに聞く慣用句的な会話を
「それでたまらんけぇ医者に行ったら、"替えの部品が無い"や~がって、湿布くれたわ(笑)」
翻訳「結局医者にかかったのですが、"年齢的な事もあり完全には治らないそう"で、湿布を出してくれました(笑)。」
島内での常用度★★☆☆☆
島外での難解度★★★★☆

ではまた次回・・・





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