去年の話ですが、年末京都に行ってきました。
京都で年越ししたと思われたけど、いえいえ年越しはこっち。
実家でジャニーズと共にカウントダウンでした(笑)
最初からわかってはいたんですが、年末の京都は結構お店が閉まってます。
だから全然気合も入れず適当に好きな場所へ行ってきました。
ベタかもしれないけど、清水寺には行かないと京都に来た気がしないので
必ず訪れる場所です。
観光客はあいかわらずいっぱいいたけど、韓国人、中国人がすごかったです。
ここでこんな文字が立ててありました。
良く見ないで勝手に新年の干支だと思ったので
うーん読めないなぁ・・・ってしばらく考えてました。
バカバカー!読めるわけないから!
左下に書いてあるではありませんか、今年の漢字って!
そう、偽りが多い一年でしたしね。
理解するのに随分かかっちゃいました。
そう、今回の一番の目的は「茂庵」に行くこと。
吉田山の山頂にあるカフェです。
前回夏に行こうとしたのですがあまりの猛暑で登れませんでした。
今回は真逆の寒い日でしたが遭難の恐れがあるほどの本気の山じゃないから
リベンジかねて行ってきました。
登ってるときは誰にも会わなかったのに、お店に着くと
たくさんの人たちがのんびりとくつろいでました。
喧騒から離れてゆっくりと癒される場所。
京都の街を見下ろしながらぬくぬくととっても居心地がいいです。
この日30日は特に寒かったのでまるで山小屋のようで本当にありがたかった。
紅葉の時期はすごくキレイなんだろうな。
あと、今回ぎりぎりやってるパン屋さんがありました。
一乗寺にある「東風(こち)」です。
前から行きたかったんだ。
もう品数がなくてベーコンエピと胡桃のパンを買いました。
でも、こんなにおいしいベーコンエピを食べるのははじめてかも。
ちゃんとしたベーコンが入ってるし黒胡椒がかなりきいるの!
すっごくおいしかった。
自分の中の比較基準として、ハード系だったらバゲットを買っちゃうから
品数がもっとあったらおそらく買わなかったであろう。。。
思わぬ収穫でした。
しかし写真とり忘れたー。
私は一乗寺周辺が結構お気に入りでいつも行くのが「恵文社」ね。
恵文社はセレクトが本当にいいので楽しくって何時間でもいれちゃう本屋。
東京にもできないかなーっていつも思うけど、きっとできない方がいいんです。
多分それは別物になってしまうと思うから。
で、で、本題に入ります!!!
『改札バトル』の話。
帰りの新幹線は友達が「ぷらっとこだま」というチケットを取ってくれました。
もうぎりぎりだったのでお任せしちゃってました。
チケットは京都から新横浜だけど、私は小田原下車予定。
小田原は新横浜より手前だから当然降りれると思ってました。
しかしこのチケットは、駅を指定されてる分正規のものより安くなっていて
チケットにも途中下車はできないことと、その際は罰金になる
って書いてあるんだけど、それでも降りれると思ってたんです。
まわりの友達も、手前だから絶対降りれるよー、って言ってくれたし
まあ誰もがそう確信するのも当然だと思います。
小田原が近づき、「今年はありがとう、来年もよろしく!」
なーんて2007年最後の挨拶をかわしつつ
「改札突破かんばって!」「うんがんばる!」
と言って新幹線を後にしました。
時刻は20時35分くらいでした。
だから紅白も余裕で見れるって思ってました。
小田原で降りた人は3人ほど。
京都があまりに賑わってたのであまりの少なさにびっくり!
人にまぎれて出る作戦も考えてたけどこれじゃあひとりひとりが目立ちすぎ!
ていうか小田原人気無さすぎ(笑)
このチケットは自動改札を通せないので駅係員のところに行かないといけません。
チケットを見せて通過しようとすると
「お客様、ちょっと待ってください。このチケットはここでは降りられません」
まあここまでは想定内。
私もちょっととぼけて
「え?降りれないんですか?手前なのにだめなんですか?」
と言ってみた。
「本当はダメなんですけど、今日は大晦日だし特別ですよ」
という言葉を期待してたんだけど一向に聞こえてきません。
「ダメ」の一点張りです。
こんなやりとりが数分続きました。
「申し訳ないのですがお客様の乗ってきた新幹線がまだ停まってますので
これに乗って新横浜に行ってください」
ですって。
え?まだ停まってるのかよ!
この鬼ー!!!
なんでこんなときに限って長く停まってるんでしょうか。
私待ちですか?
彼の言ってることは正しいんだけど特例あってもいいんじゃない?
なんて思ったけどまあ仕方ない。
ここは大人だから気持ちを切り替えるしかありません。
そうして私はお別れの挨拶をした友達の待つ新幹線に戻っていきました。
ああ、無念。。。
友達もびっくりしてました。
でも本当はおかしくて吹き出したくてたまらなかったと思います(笑)
こうして遠回りして実家に帰って参りました。
お陰で紅白は五木ひろしの印象しかありません。
しかし、彼は立派に任務を遂行したよ!
すばらしい駅員かもしれない。エライ!!!
ま、最後の最後でこんなこともありましたがこれは2007年の話。
数時間後にはすっきりと新年を迎えました。
お疲れ様、私。
地道に行きます(笑)