小金井 サッカースクール A.C.Fonte

小学校1年生から3年生がメインで楽しく開催しています!これから始めたい!上手になりたい!そんな子待ってます♪

それでもチャレンジし続ける

2012-01-31 20:42:54 | 活動内容 2010.2~2015.11
サッカーとは?どんなスポーツなのか?そしてどのような練習をすべきなのか?どう伝えていかなければならないのか?なーんて熱くなってしまう程に今日の練習も良かったですよ。


軽くアップを済ませて、まぁリフティングですけど。皆色々な技にチャレンジ出来るようになってきましたね。インサイド、アウトサイドも両足同じレベルなのだから今ここでやるべき。遊びの幅も広げてほしいです。


開始前のミーティングで言った「サッカーって、攻める、攻めるから守るという切り替え、守る、守るから攻める、攻めるの繰り返しなんだよね。だから練習、から休憩、も切り替えの一つ。サッカーの練習をするっていうのはそーいう事にもつながるハズ。サッカーの練習をしましょう」


で、今日は1対2→2対2→3対2→ゲームという流れでいきますと発表。15分づつ、休憩とグリッドの用意を含めての15分づつ。どう動かなければならないのか?を常にあおりながら。


「今日はこの3つの練習全て(グリッドが)違う形だからこの準備の時間次第で君達の練習時間が決まってくるねー。どう?効果的に動くか?どうすれば?皆の切り替えが早くなるのか?練習までの時間を早くする事が出来るのか?」


という具合で1対2~3対2まで。残り時間を言うと動きが変わってくる。それが「時間」のプレッシャー。サッカーはこの「残り時間」という見えない敵とも戦っている。1-0で勝っていても相手の勢いが強い時と弱い時とでは同じ時間でも感じ方は確実に違う。



意識させたい事をゲーム前に述べてゲームに入る。


10分ハーフ1本目はなんとAチームが負けるという結果に。決める所を決め、相手がいらつくロングボールを後半蹴り続けたBチーム、一人少ない、残り時間を意識しすぎて入らないシュートを打ち、勝ちにこだわった結果残り30秒で負けを認めたプレーのAチーム。という感じ。


「厳しく言うと、そんなサッカーは教えてない。俺今まで強いチームと組むか上の学年としか練習試合組んでないよね?負けて良いって言ってるよね?それで今日は格下相手に負けててムキになって教えてきたサッカーをやらずに勝ちにこだわったサッカー。そんな事教えてない。負けていても相手が誰であれ最後までフォンテのサッカーをしてほしいんだよね。今日チャレンジしようとしたフェイント出来た?1対2、2対2、3対2意識してゲーム出来た?で、Bチーム。確かに勝ってる時に相手からすればボールを大きく蹴られるとイライラするからそれも戦術って言った。でもこのゲームだけ見るとそーいう選手でしかない。それはつまんないよね?」


今まで教わってきた事をこの状況でチャレンジさせる。そして負けて良いと言っていても、残り時間から勝敗は自ずと意識せざるを得ないという矛盾の中でコーチングしていく。それがサッカーというスポーツならば、この状況下で練習、チャレンジをしていかなければサッカーは上手くはならない。これからの練習がまた違うモノになっていくのが楽しみだ。

理想の集団行動を垣間見た。

2012-01-31 19:42:13 | 活動内容 キッズ 2011.4~2015.6
最近低学年の練習参加出来ていないなぁ・・・。


担当コーチが「2対1がとても楽しい☆」と話していた理由が凄く分かりますね、駆け引きがありますし練習の回転率もとても早い。低学年の方が「取られる怖さ」という恐怖心が皆無なので純粋にチャレンジに取り組めるんですよね。フォンテのコーチも取られて怒るというナンセンスな事はしないので、そういう取られて当たり前、取られた理由をしっかりと見つけて褒める。という環境作りがやはり大事ですね。


四角パスの時に近く行って驚きました。皆、キックが良い!そして受け方も素晴らしい!早く3対2の練習をしてほしいという欲張りな思いがフツフツと(笑)その受け方なら出来る!それくらい練習の意図が表現されていた内容でした。


そして担当コーチは冷静に解析していた「団体行動」。子供の習性を熟知している担当コーチからすると「当たり前」のような話し方でしたが、私から見ると本当良いチームプレーを表現していました。私だけですかね?以下一部始終を書いて終わります。



四角パス。皆右利きだったので次の練習は逆足の左。その時、マーカーに皆ついたのですが3人の足元にボールがありました。これでは練習が出来ない。もちろんフォンテコーチは選手に直接答えは提示せず「どーすればいいのかな?」とだけ。


「・・・・。誰かボールケッ飛ばして!」とボールを持っている一人が(この子の足元にもボールはあります)。


「あ、じゃぁ僕が蹴るよ」と他の一人が。そして残りのボールは2つ。当然ボールを持って最初の一言を言った子は分かっているので残っている一人に「ボールを出せ」と言えば早いのですが、おそらく何か察したのでしょう。自らボールを蹴りボールはひとつに、そして練習が始まるという。


そして横からコーチが「自分の足りない部分を教えあって皆動くんですよね~」と。


「まさに理想のチームじゃないですか!」


低学年おそるべし、でも全てナチュラルなんだよなー(笑)凄い、そして羨ましい☆