愛しのエトワール

うたのおねえさん、はいだしょうこさんを全力でとことん気の済むまで応援する日々を綴るブログです。

京都へ

2013-07-07 | 好きなもの
7月7日(日)。しかし、まあ暑いねぇ。出掛けるだけでも拷問に近いわ。
紫陽花を見に行けとのことでしたので、京都植物園にでも行こうと思ってましたが。
気温が35度だってよ。こんな日には無理ですよ。ホールへ直行。

本日のホールは京都芸術劇場春秋座。
画像は京都造形芸術大学の本部棟。この中にあるホールです。

花道や鳥屋がある歌舞伎用のホールです。扁額は市川猿之助の揮毫だそうです。

プッチーニ歌劇「蝶々夫人」(全2幕イタリア語上演)
たまーにしか見に行けませんが、オペラは私のメインの趣味なんですわ。
ここのオペラは前にボエームを見に行ってるので2回目です。料金は9500円X2でした。
「蝶々夫人(マダム・バタフライ)」は、プッチーニの定番オペラのひとつです。
日本が舞台なんで人気のタイトルですが、私はあまり好きではないです。
描かれてる日本の姿があまりにもなんじゃこりゃなのと、蝶々(お蝶)の旦那のピンカートンがクズ過ぎて。

終了。いやあ、今日のは素晴らしかったんじゃないですかね。
オペラですから海外版の映像を見ることが多いですが、日本人が作る「蝶々夫人」を超えるものはないですな。
外国人が日本の着物を着て演じる蝶々と何が違うかって、見た目だけじゃなくて基本的に所作が違いますよ。
客席からはあまり見えないんですけど、当然のように蝶の柄があしらわられた蝶々の衣装とか細かいこだわりや、
大きないけばなを使ったり、障子をイメージしたパネルだけというシンプルな舞台美術も素敵でした。

本日のエトワール、主役の蝶々さん。1幕の途中から最後まで出っぱなし、歌いっぱなしの難役です。
イタリア語で歌うわけですけど、日本人らしいバタフライが表現できてました。とてもよかったです。
演出面では、ハミングコーラスから続く長いオーケストラのところが印象的でした。
暗い舞台上でピンカートンを待つ蝶々が立ち尽くしているのだけがぼんやりと見える。
夜通し待ち続けた蝶々はピンカートンがもう戻って来ないと悟る。このシーンは秀逸でした。

今日の1曲

「Tu, tu, piccolo iddio(かわいい坊や)」。3:00あたりからです。
はいだしょうこさんのオペラのレパートリーになってます。

もう1曲。ミュージカル「ミス・サイゴン」より。

こちらもはいだしょうこさんのレパートリー「命をあげよう(I'd Give My Life for You)」。
歌ってるのは「回転木馬」で共演した笹本玲奈。
「ミス・サイゴン」はベトナム版の「蝶々夫人」のようなもんです。
アメリカ人は世界中でこんなことしてるんだな。


今日は七夕なんだな。こんな飾りがたくさん立ってました。

なんだか切実さが感じられます。変なおじさんの私でよければ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする