ふと気がつくと、講師という仕事を初めて20年になりました。
教える相手は学生、企業人、公民館のシニアの方だったりと様々です。
教える相手によって、≪教わる目的≫も違ってくるので、当然教え方も変えています。
実はパソボラのメンバーの一人が、来月メインデビューをします。
その準備という意味も兼ねて、今日/明日の私の講座にサブ講師で入ってもらいました。
お手本を見せると言うととってもおこがましいですが、善いも悪いも見てもらうのが一番なので・・・。
そんなのもあって、ブログを始めた頃に【講師話】というカテゴリーですでに書いた記事ですが、また新たに書き留めていきたいと思います。
講座に入る前に私の教え方で見てもらいたい点を3つ示しました。
今日はそのうちの1つについて書きます。
指示は短い言葉で、言い切る。
話の下手な人っていますよね。
学生などでもそうですが、何かを説明させると、だらだらと言葉を並べ、そのために話が複雑になってしまう。
・・・で、・・・で、・・・なので、・・・
結局、「あなた何を言いたいの???」ってことになってしまう人。
講座などで生徒さんに伝えたいときは、短い文に分けて指示を与えます。
ボタンをクリックするとメニューが出てくるので、その中から「開く」をクリックすると画面が変わるので、ファイルを選択してください。
上の指示では初めての生徒さんだと、かなり大変です。
指示されたことを聞いて、整理しないとならないからです。
ボタンをクリック。
メニューの中から「開く」をクリック。
画面が変わったらファイルを選択してください。
講師が手順を整理して指示すれば、かなり負担は少なくなるはずです。
文字を範囲選択をしてから、アイコンをクリックして色を選ぶと、選んだ色になります。
文字を範囲選択する。
アイコンをクリックして色を選ぶ。
選んだ色に変わります。
だからと言って、最初から最後までこれがいいとは限りません。
2,3回と同じことを繰り返すときには、逆にこれをしていると【しつこい】と思われてしまいます。
生徒さんの理解度に合わせて、1文の中に盛り込む動作を増やしていくことも必要です。
講師で「・・・思います」を連発する人がいます。
クリックすると、色が変わると思います。
ファイルが開くと思いますが、次に・・・
「思います」を多用すると、自信がなく弱弱しく聞こえますので、口癖になっている方は気をつけた方がいいです。
クリックすると、色が変わります。
ファイルが開きますので、次に・・・
講師は説明することには自信を持って、はっきり言い切ります。
また、次のような言い方にも気をつけます。
クリックすると、色が変わりますよね?
「ね」をつけて同調(確認)を求めているのでしょうが、使い方を間違えると、「私のは変わったけど、みなさんのも変わりました?」という半信半疑・さぐりながら的な聞こえ方になってしまいます。
クリックすると、色が変わります。みなさんのはどうですか?
同じことを言うならば、こういう言い回しの方が適切です。
+++ 前記事 +++
◆講師の話し方(2006年2月1日)
教える相手は学生、企業人、公民館のシニアの方だったりと様々です。
教える相手によって、≪教わる目的≫も違ってくるので、当然教え方も変えています。
実はパソボラのメンバーの一人が、来月メインデビューをします。
その準備という意味も兼ねて、今日/明日の私の講座にサブ講師で入ってもらいました。
お手本を見せると言うととってもおこがましいですが、善いも悪いも見てもらうのが一番なので・・・。
そんなのもあって、ブログを始めた頃に【講師話】というカテゴリーですでに書いた記事ですが、また新たに書き留めていきたいと思います。
講座に入る前に私の教え方で見てもらいたい点を3つ示しました。
今日はそのうちの1つについて書きます。
指示は短い言葉で、言い切る。
話の下手な人っていますよね。
学生などでもそうですが、何かを説明させると、だらだらと言葉を並べ、そのために話が複雑になってしまう。
・・・で、・・・で、・・・なので、・・・
結局、「あなた何を言いたいの???」ってことになってしまう人。
講座などで生徒さんに伝えたいときは、短い文に分けて指示を与えます。
ボタンをクリックするとメニューが出てくるので、その中から「開く」をクリックすると画面が変わるので、ファイルを選択してください。
上の指示では初めての生徒さんだと、かなり大変です。
指示されたことを聞いて、整理しないとならないからです。
ボタンをクリック。
メニューの中から「開く」をクリック。
画面が変わったらファイルを選択してください。
講師が手順を整理して指示すれば、かなり負担は少なくなるはずです。
文字を範囲選択をしてから、アイコンをクリックして色を選ぶと、選んだ色になります。
文字を範囲選択する。
アイコンをクリックして色を選ぶ。
選んだ色に変わります。
だからと言って、最初から最後までこれがいいとは限りません。
2,3回と同じことを繰り返すときには、逆にこれをしていると【しつこい】と思われてしまいます。
生徒さんの理解度に合わせて、1文の中に盛り込む動作を増やしていくことも必要です。
講師で「・・・思います」を連発する人がいます。
クリックすると、色が変わると思います。
ファイルが開くと思いますが、次に・・・
「思います」を多用すると、自信がなく弱弱しく聞こえますので、口癖になっている方は気をつけた方がいいです。
クリックすると、色が変わります。
ファイルが開きますので、次に・・・
講師は説明することには自信を持って、はっきり言い切ります。
また、次のような言い方にも気をつけます。
クリックすると、色が変わりますよね?
「ね」をつけて同調(確認)を求めているのでしょうが、使い方を間違えると、「私のは変わったけど、みなさんのも変わりました?」という半信半疑・さぐりながら的な聞こえ方になってしまいます。
クリックすると、色が変わります。みなさんのはどうですか?
同じことを言うならば、こういう言い回しの方が適切です。
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◆講師の話し方(2006年2月1日)