どこかのだれかの日記

主に岡山と兵庫の鉱山や廃墟、遺構、坑道探索と雑記。

竜山鉱山 大熊坑

2019-03-25 14:39:18 | 鉱物採集 岡山
今回の目的地である竜山鉱山、大熊坑の探索に入る。
いくつかの場所で聞き込みをした結果、場所は特定できた。

早速現地に向かうと家が建っていて家の裏に山がある。
当然家を通らないと山に進めないのだが明らかに敷地内でありこれは地主さんに断りを入れてから入山しないとOUTだな~
家に伺うと地主さんが在宅されてて、私は鉱山や遺構を探しているガチの変態ですが山に入らせて貰っていいですか?と事情を説明し敷地内に入る許可を貰った。

地主さんの話からすると大熊坑近辺の土地は地主さんの持ち物であるということだった。

俺が言いたいのは誰が見ても山の麓に家がある時や敷地内を跨ぐときはちゃんと断って入らなきゃGrayじゃなくてBlackつまりOUTって事だ、わかったか?

そして地主さんが坑道入り口まで案内してくれると言うことで敷地内に車を置かせてもらいイザ出発。

ずっと平らな道があるので不思議に思って聞いてみると、これは鉱山経営時に坑口から鉱石を出す為に軌道が走っていたそうだ。
この道は地主さんの家の真横の段差まで繋がっていたそうだ。
多分だが、大熊旧坑の北坑に繋がっていたのだと思う。

で、案内されて着いた場所がココ。

おお・・・
手持ちの文献にあった通り、どうやら大熊坑新坑=南坑のようだ。


一部鉱染された部分があった。
で、この反対側に北坑があるがそちらはこれより古く旧坑の為スルー。
ここで地主さんに色々情報を頂き、山を探索させて貰う許可を得て探索開始。


ずっーと歩いていくと怪しげな場所が・・
平地になってて斜面も崩れている。


見えにくいですが地面を見るとボルトが地面から出ています、斜坑用のウィンチの基礎だろう。


やっと逢えたね、斜坑ちゃん・・・


入り口は石膏でモシャモシャだ。


斜坑の角度はそれ程ではなく、普通に歩いて降りていける感じだ。


斜坑を下りてすぐ左右に採掘跡で+1lvだ。
こちらは東側だ。


朽ちているがレールもある。


+1LVから斜坑入り口までは10Mくらいだろうか。


こっちは西側になる。

戻って斜坑を下りる。

パッと見は斜坑に竪穴が開いているが、これはすぐ下に採掘跡があったのを後で見つけた。


斜坑の0mlより下は全て水没しているようだ。
この下はー3lvまで採掘されていた。
斜坑の0mlは通りが広くなっていて主要坑道だったのだろう。


後で出てくるが、0mlの斜坑の東側の北側が一番掘られていた。


木製の物が浮いている。
斜坑の基礎までは25~30Mくらいだろうか。


斜坑の上部と下部の間に通路があるので軌道の橋が設けられている。
0mlから搬出していて、ここでトロッコを下ろしていたはずなのだが、当時はどうなっていたのだろう。


結構掘ってある。


縦掘りしてあり深そうだ。
だが入り口はめちゃ狭いので、下から掘り抜いた感じか?


ホッパーが現れた。
天井にコウモリが4匹ほどいるがこの上部に石灰があるみたいで、ホッパーの奥もそちら側に向けて採掘してあった。
鍾乳石のような結晶が大量に見られた。


0mlの出入り口だ。


坑内は立って歩ける大きさで狭くもなく、広すぎずと言う感じだ。


これは火薬庫だろう。
腐った木材が大量に落ちていたので棚をこしらえてあったか?

それらしい火薬箱も落ちていた。


崩れた場所からレールが飛び出している。


縦に掘り上げてあった。
下から見る限り5M程掘ってやめたらしい。


ホッパーと0mlは直線上にある。


ホッパーの上は先ほどお伝えしたようにコウモリが張り付いていた石灰岩の方に向かっている。


0lvの入り口からホッパー通りの行き止まりまで55mのようだ。


斜坑の東側まで戻り坑道に入ると、斜めに掘り進んであった。


0mlの坑道の東側からの北押しが一番長く150mほどあったと思う。
しかしかなりクサイ。
うんちっちの臭いがするのですぐ撤退。


西側の奥には別の竪掘跡があった。


この写真だと石灰の成分が染み出してきているのが分かりやすいかな?
石灰自体がレンズ状なので染み出す量も知れている。


今回驚いたのはこいつらです。
浮石状態で今にも落ちそうな天井に張り付いています。
坑道にコウモリが居ると比較的安全とかいう迷信を信じていましたが、今日限りでコウモリが居てもヤバイって考えることにします。

鉱石ですが、閃亜鉛鉱、黄銅鉱、黄鉄鉱と磁硫鉄鉱、孔雀くらいしか見当たりませんでした。
スカルン~との記載がありましたが見当たりませんでした。
外をあまり歩いていないのでズリを見つけられませんでした。

帰ってきて鉱石見たら、一番持って帰りたかった鉱石を0ml斜坑横に置いてきてしまいましたので再訪必須になりました(汗)

竜山鉱山 橡谷坑

2019-03-24 22:37:44 | 鉱物採集 岡山
前々回から続けての竜山シリーズ3作目。
早速行ってみよう。
ちなみに位置はほぼ確定させてありますので行くだけです。

いざ山に登ろうかと思うと凄まじい薮。
迂回しようとしても薮。

・・・・

マジカァ・・

仕方ないので薮漕ぎ。
で、50M程山を進むと採掘跡。

3Mくらいの穴ですぐに下に落ちていたので竪坑かな。
って・・・あれ?
ポケットに入れてたライトがなくね?
あれあれ?色々漁るけど既に持っていなかった。
常にLEDライトは3点持ち歩いているので特に問題はないが、既にテンションダウン。
試掘や小規模な旧坑はいくらでもあるだろうし先へ進む。


橡谷坑には、大切、中段、中切の3抗あり、これは中切だろう。
中は繋がっていたが下向きなので入るのは断念、と言うかライト紛失で既にテンションは低い。
坑口近辺に着いた際に飲み物飲もうとしたら、また飲み物までなくなっていた。
いったいどうなってんだ。
一日に新品の500mlのペットボトル2本も落としたことなんてないぞww


中段は大きい。
中は問題なく入れるし、斜めに切り上げ下げしてあり内部で行き来できるとの記載通りだ。
今回は色々嫌なことがあったので、中には入らずにそのままズリを登って行く。


これが大切跡か?
ウソだろ?
しかしズリっぽいのがポロポロしている。
一度ズリまで降りて谷の奥へ向かう。


平地がしばらく続くが平地はなくなり、谷の奥は全く鉱山の雰囲気はない。
平地もズリで出来ている感じだ。


ズリは広い、前回の旧坑の1,3倍くらいだろうか。


ここは石英が多数落ちていたりして中には方鉛鉱が含まれているものがちらほらあった。
孔雀は逆に少なくてほとんど見当たらなかった。
また黄銅鉱も多くあるような感じでもなかった。
どちらかというと捨石が多いような印象だ。
南斜面にズリと坑口が並んでおり、北側にもズリ広場と石垣の大きな平地があった。
南と北との間には沢が流れていた。
北側のズリは平地の状態だが、広く長さ20M以上はありそうだ。
そちらを見たかったのだが、薮がすごくて行く気も失せる程だ。
石垣も気になる、ホッパーか施設跡の可能性があるが薮が・・


LEDライトですが、18650を4本使うタイプで3ヶ月くらい前に購入したもの。
長持ちでコンパクトだったのでお気に入りでした。
下山した後LEDライト探しに旧坑を再訪しましたが、なかったので家に帰ってきてアマゾンでぽちりました。

竜山鉱山 旧坑

2019-03-23 21:17:06 | 鉱物採集 岡山
小雨の中、竜山鉱山の旧坑探索。
旧坑についてはあまり情報が無い。
行って見なければ分からない。


地図から位置だした場所へ行き谷をズンズン歩いていくとズリっぽい物が出てきた。


これはズリじゃないか!
この黒色粘板岩は間違いないだろう。


近くに穴があるが試掘レベルだ、深さは10~M程度だろうか。


同じ直線状にもう一個穴があった。
こちらも10M~程度だろうか。


少し歩いていくとまた穴があった、少し続いているように見える。

ここの鉱石は主に黒色粘板岩に入った黄銅鉱と閃亜鉛鉱が主として入っているようだ。
また青鉛鉱も確認できた。
石英脈が入った鉱石には方鉛鉱を含むものが多かった。
画像のように滲み出た孔雀を伴うものがかなり多量にあった。



ズリは旧坑とは思えない量で正直ビックリした。
露頭採掘を兼ねていたのだろうか。
前回尋ねた旧坑も似たような感じだったが、こちらの方が質が良いものが残っているように感じる。


これは坑道跡だろう。
奥は埋まっている。


平地や鉱山道的なものもある。


先程の埋没した坑道跡の上に脈を追いかけたように谷に向かって表層が削られながら画像の部分まで繋がっていた。

穴が見える、登ってみよう。

露頭掘りではなく奥に続いていたようだ。


坑内はシュリンケージ掘りのようだ。


露頭部の鉱石を少し調べてみた。


孔雀と少量の黄銅鉱があるのみだ。
脈状の黄銅鉱はここでは見当たらなかった。


更に上部も同じ掘り方。
同じ脈を追ったのだろう。
調べたので下ろう。

この時点で本人は気づいていないが近辺でLEDライトを落としたらしく車に戻ったらなくなっていた・・
もう一度登ったが見つからず。

ここでブレイクタイムしようとリュックを降ろし、お茶取り出そうとしたらお茶まで落としてない。
どうなってるんだ。


ズリは横に広く斜面はいくつかある。


こちらもズリの斜面。


胃薬がある。
みんな大変なんだな。


発動機が落ちてた、珍しいな。


ズリは複数個所にある。

個人的にはまぁまぁよかった。
先程も言ったが、この時まだLEDライトを落としているとは知らない私。

CBFエンジンカスタム その1

2019-03-22 21:45:17 | CB750FC
数回に分けてのアップになると思われるCBFカスタム編。

現在私のCB7Fは890cc化されていますが、2月の記事で9Fのクランクを確保したのでそれを組み込んでいきます。

おっふ、カッコヨス。
数年前にOHした際にカバー類にもバフ掛けたけど、めっちゃ曇ってますやんw
パッパとバラしていきます。


もうエンジンがブランコしてます。
作ってよかった天井クレーン用の梁。


エレファントの方のトロリーにはマメチェン付けてますが、いつもは1t付いてます。
ちなみに1t吊ったら100%車庫潰れます(笑)
吊りは300キロくらいが限界でしょうね。


なに?この散かし方。
足の踏み場もないやん、整備、作業する場所ちゃうでこんなん。


アッパーケースに9Fのクランク入っているのが見えますが、9Fのクランクのジャーナルとピンメタルの隙と組み合わせ出してました。
ロアケースの下に敷いてあるウエスの下に7Fのクランクまだ3個くらいあります。

ここにも二つ落ちてる、どんだけクランクあるんだ。


9Fと7Fのクランクピンのロッド付け替えと各部掃除してる様子、一応w


汚いの一言。
この後掃除して綺麗に車庫片付けました。


ルーフキャリア取り付け

2019-03-22 19:15:22 | ジムニー JB23
ジムニーちゃん、ちょこっとカスタム!

最近探索メンバーが増え人数乗せて走ることが増えたので、荷物積めるようにルーフキャリア付けました。
これで少しくらいなら荷物増えても大丈夫だ!

そろそろタイヤの交換時期が来そうだ。
MTタイヤなのにオンロード走りすぎて、ブロックがなくなりそうだぜw