どこかのだれかの日記

主に岡山と兵庫の鉱山や廃墟、遺構、坑道探索と雑記。

河野原鉱山 Cu

2015-04-25 23:47:44 | 鉱物採集 兵庫
上郡の鉱山も調べつくして残り僅かとなってきました。
今回は2箇所聞き込み行きました。
まずは河野原から出陣。

現地で聞き込みすると直ぐにあそこじゃ!って反応あり。
明治とは言え比較的新しい鉱山はやっぱり違うなぁ。
偶然鉱山手前に住んでいる方が在宅してて、そこに車止めとけ!ってことで駐車場借りられて詳しいも場所教えてもらえた。
と言っても登ると直ぐに鉱山だった。

少し上がると平地になりズリが散乱してた。
大切坑はコンクリと鉄板で塞がれていました。
上から中覗くと少し水没しているけど空気が流れててどっかと繋がってる感じ。
ここは何人か来られてるみたいで石割った跡ありました。
ズリジロジロ見てると石英が多い、この辺りはどこも石英ばっかりだ。
金銀鉱山のクセで石英ばかり叩いてしまう・・
と一つだけ紫水晶になっているものがありましたので回収。
他は孔雀、黄銅、方鉛、閃亜鉛くらいでした。

少し上部に石垣でできた謎の遺構が。
うーんなんだろう・・

北側に少し進むと上部坑道がありました。
どうやら下側と繋がっているみたいです。
更に20mほど進むと崩れている部分がありました。
スラグがあったので一時期精錬もしていたみたいです。
まぁ小規模にしては綺麗な方です。


続いて楠区へ移動して聞き込み開始。
2軒ほど周ると年配の方で知ってるかもって人が居るとの事で自宅教えて貰い寄ると在宅してらっしゃり詳しく話を聞く。
が、どうやら道が荒れてしまっている上に山はこまいが中腹にあるみたいでイマイチ説明が分からない。
GPSで見るも似た地形が二つあるが目印になるような物がないため厳しい。
絵を描いてもらうがココこういって進んで行って、あそこの周りにある!ってそれだけじゃわかんないっす・・

しかも昭和35年ほどに1回試掘したらしい。
明治の鉱山はそこより離れているとの事。
こりゃ地図持ってきて位置書いてもらわないとムリだなぁってことで説明だけ聞いて一度現地に行ってみる。
現地行くと石英がゴロゴロしているが場所が大雑把なのでさっぱり分からない。
谷が長いためどこら辺にあるのか口頭説明だけじゃわからんw



地獄谷 鉱山遺跡群

2015-04-25 10:09:38 | 日記
前回の地獄谷鉱山へのルートで轟区付近を通るのですが中規模鉱山なのにとんでもない遺跡群がありビックリしました。
実際に地獄谷鉱山か轟鉱山かどちらかで使われていたかは謎です。
距離的には圧倒的に轟鉱山関係だとは思います。
鉱山関係の遺構だと思いますが凄い距離に渡り石垣組んでいました。
画像は帰り道に撮影しましたので本来は逆の順番で遺構が出てきます。


画像1 ずっとガタガタ林道ですが北側に石垣ずっと組んであります。
画像2 石垣の途中には階段があります。

画像3・4 階段を30段ほど上がると東西に数百メートル石垣が組んであり道のようになっています。
幅2mくらいで昔の3輪くらいなら通れそうです。
とても丁寧に組んでありスゴイの一言です。


画像5 西に進んでいくとまた階段があります。
画像6 道幅が大きくなってきました。
画像7 更に道幅が広くなってきました。
画像には無いですがここからY字になっており更に上部へと石垣が組んでありますが疲れていたので未訪。


Y字を登らずに下ると住居区の様なものが出てきます。
基礎が3軒分ほどありました。

唯一の建物?
崩壊していますが風呂とトイレは存在してた。

内部は四角くて火薬庫の様な掘り方でした。
少し離れた場所に大きな岩盤露頭からの水平掘がありました。
坑道の奥から光が降りてきて縦からも掘っているみたいで湯ノ内鉱山の様な掘り方だ。


地獄谷鉱山

2015-04-20 22:04:09 | 鉱物採集 兵庫
以前峰尾鉱山行った際に記事に地獄谷鉱山のこと少し書きましたが今回行って来ました。
場所はかなり前から把握してたのですが峰尾鉱山側からだと、一度下山して再び登る必要があり正直高低差が激しくムリ。
上部からのルートで行こうと思っていましたが上部ルートの場合は駐車場から1キロほど林道を歩いてから登山しなければならず工程が長く一人ではかなりリスクを伴うので今回は石友さんにお願いして一緒に行ってもらいました。

想定はしていましたが正直かなり辛い道のりになりました。
まず1キロの荒れ果てた林道を歩くのがかなり辛かった。
谷の真下に到着後谷を上がって行くのですが、1キロガタガタの道を歩いてきて予想よりも勾配がキツイ。


何とか下段の坑口まで到着・・・かと思ったが突然坂道の途中に試掘の跡が。
ズリが少量しかない。
試掘を越えて更に登って行く。

やっとの事下段に到着。
正面にズリもあり奥行きもある坑口ですがやはり古いのか狸掘りに近い小ささでした。
坑図ではこの上部に大切があるはずなので登っていきます。

ズリは細かく粉砕されており殆ど固まりは残っておらず大変綺麗に回収されていました。
結構な量のズリがあったためそれなりに採掘していたようだ。
一部スラグもあり精練もやっていたみたいでこれは頂上付近に鉱山があった為だと思われる。

崩れていますがこちらがズリの上部の大切の存在した場所だと思われます。
鉱山の位置的に斜め下に掘り進んでいたみたいです。
ズリ調べますと峰尾の様にFeやZnは無くてメインはCuだったみたいです。
割れるようなズリもないためハズレかと思いきや粘土の様な石から藍銅鉱を発見しました。
今回一番の辺りで満足できました。
しかし行程が長すぎてもう二度と来れそうに無いです・・



プリウスα 修理完了

2015-04-04 17:50:19 | 日記
一週間でプリウスα戻ってきました。
前回書いた周りは全て交換して貰いました。
コーティングもやってもらい新品に戻りました。

ジムニーちゃんをそろそろ手付けていきたいところ。
何をするか考えてる時が一番楽しいですねぇ(・∀・)