どこかのだれかの日記

主に岡山と兵庫の鉱山や廃墟、遺構、坑道探索と機械修理。

日笠鉱山の支山 その3

2019-12-09 14:07:43 | 鉱物採集 岡山
本坑周辺を探した跡、別の場所を探索して帰ることに。
ヒーヒー言いながら山を登ったり下りたりしてようやく到着。


山の山頂にこんな広場があるなんて不思議です。

広場を散策していると、我々と同じ属性の人間がここに来たようです。

ぽろっと割ってますね。


あら、こっちにも。


おや、ここにも。
どうやら支山の探索に来られたようです。
割跡から見て最近でしょうね。

そこのあなた良い物採れましたか?


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日笠鉱山の支山 その2

2019-12-08 19:39:45 | 鉱物採集 岡山
シュリンケージ跡だが、堀跡を滑っていく可能性もあるので私だけ坑内に突入しました。
今度行くときはクライミング装備持っていかねば。


竜頭の状態も良く、脈もそのままのようだがかなりの低品位だ。



坑道としては本坑1から考えるとここは3になるのだろうが、坑道延長としては100mもない。
どれだけ深く掘っているかだが、これはシュリンケージからロープで降りていかないと事実上確認する事はできないだろう。


3m程度の間隔で竜頭が設置されている。


シュリンケージの高さ的には10m程度だが、内部では坑道の様になっており、3レベルくらいに分割されている。


竜頭はまだまだガッシリしていて当面は壁を支えられそうだ。


坑道としては短いが、脈が見える坑内としては中々楽しめる。


石英脈がここまで残っているのも珍しい。
金銀鉱石としては全く価値が無いのであろう。
一部のみ銀黒が入っている場所もあったが、今回は装備的に内部観察に止めた。


3抗を後にし、周辺の探索を開始する。
1抗よりしたに-1抗を発見したが、20m程度で行き止まり。

写真を撮影していないが、他にも数箇所の試掘と採掘跡を見つけた。

本坑としては1抗~3抗までの直線状に主脈があり、2~3抗付近では一部露天掘りに切り替わっている。
採掘方法としては日笠と同じくシュリンケージでの採掘法で、掘り方としても殆ど同じだ。
これは日笠の主坑道の松2坑に入った人なら判断できるだろう。
3抗から入ると目視では2抗より更に下部を採掘しているが、クライミング装備が無ければ降りる事ができないので確認はできなかった。
1抗にズリ広場まで続くトロッコ用の軌道の跡があるが、本当に1抗から搬出していたのか微妙である。
広場的には2坑が最も規模が大きく3抗のシュリンケージの途中から2坑にも接続していた。




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日笠鉱山の支山 その1

2019-12-07 19:28:30 | 鉱物採集 岡山
先月中旬に日笠の支山行って来ました。
事前情報があるが、ズリ広場の薮が完全になくなっているかは不明です。

まずはズリ広場を目指して歩いていく。

ズリ広場に到着、薮も落ち着いていて奥へ進めそうだ。
ズリから鉄骨が飛び出しているが索道の関係だろう。
ズリはそれなりの量があり、石英は乳白色が多く一部貯鉱している場所もあるがこれは品位調整だろう。
広場で採集していた所、偶然銀黒を採集することができた。

では本坑の方へ向かってみよう、ここからはもうあっちの方としか判断できないため手探りでの探索だ。

試掘跡があり進んでいくとトロッコの軌道用の道があった。


坑口があった。
これが本坑かどうかはわからないが、近くには広場とコンクリの基礎が設置してあった。
高さ的に考えてこいつを1抗とする。


坑口は真っ直ぐに掘られているが、入り口手前に斜坑があった。



奥行きがあるが、下に掘り下っており進めないので脱出。


斜坑を塞ぐように中に土嚢袋が置いてある。
坑口に至っては誰かが先に入ったのだろう。


先ほどの坑口から10mくらいに2段目の坑口と広場がある。


坑口の横に掘り下った試掘跡がある。


これは2坑だがここでは坑内に入らず上部に進んだ。


久しぶりに見た縦掘りの跡だ。
表面にも露頭が有ったという事だろう、大きい。
露頭採集していたのは大山寺鉱山だったな、あそこは山頂付近まで露天掘りをしてある金銀鉱山だ。


露天掘りを進んでいく。


露天掘りの最終地点はシュリンケージの採掘跡だった。
表面にまで採掘してあると言う事はそれなりに大きな脈だったのだろう。
ただ、穴のサイズがでかすぎて降りるのも相当なリスクを負いそうだ。


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久しぶりの日笠鉱山 松側

2019-10-07 09:22:37 | 鉱物採集 岡山
時間があったので松側歩きに行って来ました。
去年くらいに相方を向側に案内したのが最後の日笠訪問でした。

松側の火薬庫が雨で水没していて、未だに見た事がなかったので期待。

松側は長盛と共有している部分が多いので、ズリをみて判断していくと良い。
と言っても下流域はほとんど長盛の鉱区だ。

碍子や電柱跡がいくつも見られる。
こちら側から電線を向側に引き込んでいたので当然と言えば当然である。


こちらはズリからして日笠の試掘だと思われるが、この様な試掘跡が沢山ある。


こちらが主のズリ広場。そこそこズリの量がある。


主要坑の松2だ。
これが向側まで貫通しているが、水没してダイビングしないと向側にはいけない。
どんどん埋まっているので入れなくなるのも時間の問題の様だ。


こちらは試掘ではなく採掘していたようだ。
芋ヒと言われるのが日笠での採掘対象だ。


この電柱はまだ元気そうだ。


この辺りは桜や竹の真下を掘っていた坑口だが殆ど埋まってしまっている。


今回無事に松側の火薬庫に入る事ができた。
中には基礎があり小屋が建っていた様だ。
部屋が二つあり別々に火薬を置いていたのであろう。


こちらは先ほどの桜竹を掘っていた坑口の上の方だが、坑内は埋まっている。
先ほどの塞がった坑口と縦に繋がっていたのであろう。


この辺りは主要な部分であったため基礎や部品が今でも少しだけ残っている。


また試掘跡だ。
日笠は小さな山なのに頑張って掘ったなぁ。

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日笠鉱山の支山

2019-06-27 12:14:40 | 鉱物採集 岡山
二ヶ月ほど前に物知りな方と話す機会があり、趣味で鉱山を調べていると話すと思いがけない話を聞けた。
XXX鉱山は日笠の支山だったと言うのだ。

岡山県での金銀鉱山は和気と備前に金銀鉱山が集中している。
兵庫西部では赤穂、有年、上郡、相生まで多数の金銀鉱山が存在している。
特に兵庫は生野付近から日本海に向かってとんでもない量の金銀鉱山がある。
というかその鉱山、それなりの規模の鉱山だったのに書物が残っていないのが不思議ではあった。
書物が無い鉱山も普通に見てきたので特に気に掛けてはいなかったが・・

日笠の支山には稼業中、索道が250m程、鉱外での軌道が100m以上あったと言う。
索道が250m程あったというだけで、大きかった事が伺える。
日笠から鉱夫が7人程、地元住人を10人程雇って稼業していた。
毎日何度も3輪車が来て鉱石を持ち帰っていた。
最後は昭和中ごろには廃棄された。

詳細な場所と情報を入手した後、軽く下見をしに行く事に。

建物か何かの石垣だろうか。
場所は間違いない、だが季節を間違えている。
この時期に来る場所じゃない。


更に進むと鉱石が現れた。
ここで確信を持てたので撤退。
冬季にしかこれないとも断言できる。

11月頃に再訪したいと思います。
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