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『キングスマン:ゴールデン・サークル』

2018年01月23日 | 映画(か行)
『キングスマン:ゴールデン・サークル』(原題:Kingsman: The Golden Circle)
監督:マシュー・ヴォーン
出演:コリン・ファース,ジュリアン・ムーア,タロン・エガートン,マーク・ストロング,
   ハル・ベリー,ジェフ・ブリッジス,エルトン・ジョン,チャニング・テイタム他

「今年は無理のない映画鑑賞」と謳っておきながら、
すでに無茶をしている今年初の劇場鑑賞。
梅田で『ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー2 後編』
阿倍野で笑福亭たま新春独演会→梅田に戻って『嘘八百』→本作。
だいぶへろへろ、息も絶え絶え。同じくTOHOシネマズ梅田にて。

とっても楽しかった『キングスマン』(2014)の続編。
前作で序盤にあっけなく脳みそを吹っ飛ばされていたマーク・ハミルは、
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』で活躍するも、
脳みそなくなったんじゃ、こっちの続編には出番なく。当たり前か。(^^;
今回はダイアー・ストレイツの“Money for Nothing”では始まらない。
でものっけからワクワク。お客さんもよう入ってます。

“キングスマン”はロンドンのサヴィル・ロウ(=名門紳士服店が集中する通り)にある、
一見高級テーラー、その実、地下に本部をおくスパイ機関。
どこの国にも属さないキングスマンが、ある日、攻撃の標的になり壊滅する。
犯人は、世界的麻薬組織“ゴールデン・サークル”の女ボス、ポピー。

エージェントのエグジーは、恋人でスウェーデン王女のティルデと、
彼女の両親のもとで会食中だったおかげで難を逃れるが、
ティルデと暮らしていた自宅も愛犬も失う。
現場にいたエージェントのうち、無事だったのはメカ担当のマーリンのみ。

エグジーとマーリンはアメリカに渡り、同盟組織“ステイツマン”に協力を求める。
するとそこにはエグジーの恩師で、前作で死んだはずのハリーがいた。
ステイツマンのエージェントたちによれば、ハリーは記憶喪失。
自分は蝶の研究者だと信じ込み、キングスマン時代の記憶が欠けているらしい。

一方、ゴールデン・サークルはとんでもないウイルスをばらまいていた。
解毒剤を入手するため、エグジーらは奔走するのだが……。

この続編も相当グロいです。人間がミンチにされたりもして(泣)。
でもやっぱり楽しい作品。
本作で大出世したエグジー役、タロン・エガートン
マーリンにかっこいいハゲのマーク・ストロング
記憶喪失の間は頼りないハリーにコリン・ファース。ここまでは前作と同じキャスト。
加えて、ステイツマンのエージェントに、ハル・ベリーペドロ・パスカル
そしてほとんど活躍しないチャニング・テイタム(笑)。
彼らのボスにジェフ・ブリッジス
ゴールデン・サークルのサイコな女ボス、ポピーにはジュリアン・ムーア
豪華キャストに違わず楽しませてくれます。

何よりも可笑しいのは本人役で登場するエルトン・ジョン。
不気味にお茶目なキャラで、周りもご本人もさぞかし楽しかったことでしょう。

たぶん、3Dとか4DXで観ても楽しいと思います。
続編もありでしょ。

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