夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

オスカー司会者、ヒュー・ジャックマン。

2009年02月24日 | 映画(番外編:映画とこの人)
アンマリな言い様なのですけれど、
聞いたときは思わず笑ってしまった話。

アンマリな言い様をされたのは私の未婚の友人。
彼女のお母様とそのお仲間は、
独身女性のことを「越冬隊」と呼んでいるそうです。
「あら、お宅のお嬢さんも越冬隊なの?」なんて会話が交わされるそうな。

数年前、その友人が「いい話はないかなぁ」とぼやいていて、
あんな人だったら結婚したいと言っていたのが、
昨日のアカデミー賞授賞式で司会を務めたヒュー・ジャックマンです。

ヒュー・ジャックマンは、越冬隊の彼女がそう言うのも納得の、
確かに惚れ惚れしてしまう男前俳優。
声も渋いし、脱いでもスゴイ(笑)。

WOWOWに入っていないので生中継は見られず、
しかも、話題は『おくりびと』(2008)と『つみきのいえ』(2008)に集中して、
ヒュー・ジャックマンの姿はちっともニュースに映らない。ぶー。

コメディ俳優が司会を務めることが多いなか、
昨年の最もセクシーな男性と言われる俳優が司会に抜擢されるのは異例です。

メグ・ライアンと共演した『ニューヨークの恋人』(2001)では、
現代のニューヨークへタイムスリップしてしまったレオポルド侯爵役。
身なりも言葉遣いも古めかしく、レディファーストに徹していて、
メグ・ライアン演じるケイトを唖然とさせますが、
ケイトの弟が彼を気に入り、なんとか姉貴とくっつけようとします。

『恋する遺伝子』(2001)は、
アシュレイ・ジャッド演じる、失恋でヤケくそになったジェーンが、
なりゆきでプレイボーイのエディと同棲することに。
絶対エディの術中にはハマらない自信があったのに、
別に何も仕掛けてくるわけでもないエディにどんどん惹かれてしまいます。

上記2本は硬派と軟派、全然タイプがちがうものの、
どちらもバリバリのキャリアウーマンの家に居着いてしまった男性役で、
女性はモノの見事に彼にイカレてしまいます。
そりゃ、家に帰ってヒュー・ジャックマンがおったらメロメロになるやろ。

悪役を演じてもサマになる彼。
セクシー女優として常にランキングされながら
演技の力も半端じゃないスカーレット・ヨハンソンとの共演2作、
『タロットカード殺人事件』(2006)や『プレステージ』(2006)など、
どんな役でもどこか品があるんです。

ちなみに、私が「わりと好きだなぁ」と思っていたのに、
上半身ハダカのシーンを見てガクッときたのは佐藤浩市です。
たるんたるんやねんもん。

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