夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武』(TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞の7本目@西宮)

2015年01月08日 | 映画(か行)
『仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル』
監督:柴崎貴行
出演:竹内涼真,佐野岳,内田理央,綾部祐二,小林豊,高杉真宙,志田友美他
声の出演:三木眞一郎

前日はくずはで2本、梅田で1本ハシゴした後、福島のタイ料理屋で忘年会。
この日の晩はまたしても福島で、今度は大学時代の友人と蕎麦屋で忘年会。
雨模様だったので、前日のように梅田から福島まで歩くのは止め、
阪神電車で福島へ向かうことにして朝から映画の計画を立てました。

冬休み仕様の劇場では、もうほとんど観たい作品が残っていません。
しかし、なんと言っても今ならタダ。
普段は絶対に観ない作品も観てみるべしと、『仮面ライダー』を選択。
「変態仮面」と言うよりも恥ずかしいぐらいですけどね、
チケットカウンターで「仮面ライダー」と言うのは。

『宇宙戦艦ヤマト』よりも私はむしろ親しみのある『仮面ライダー』。
が、のっけからまったくわからん。
どうやら本作は2つの仮面ライダー、
『仮面ライダー鎧武』の部と『仮面ライダードライブ』の部、
そして両者が合体する部の3部から構成されているようです。
なんでっか、この鎧兜みたいな仮面をつけた奴は、と思ったら、
こういうタイプをアーマードライダーと言うのですね。へ~。

第1部は『仮面ライダー鎧武 進撃のラストステージ』。
神と呼ぶべき力を得た“始まりの男”である仮面ライダー鎧武の葛葉紘太は、
“始まりの女”の高司舞とともに、宇宙の果ての惑星で新たな世界を創造しようとしていた。
ところがそこへ謎の機械生命体メガヘクスが襲来。
惑星と機械化融合したメガヘクスは、超絶的な力を身につけて、地球侵略を目論む。
それを阻止しようとした鎧武は敗北、紘太も消失してしまう。
地球に降り立ったメガヘクスは、アーマードライダーのデータを解析してコピー量産。
これに対し、仮面ライダー龍玄と仮面ライダー斬月が立ち向かう。

第2部は『仮面ライダードライブ ルパンからの挑戦状』。
巷を騒がせている怪盗ルパンことゾルーク東条が、
警視庁特殊状況下事件捜査課に挑戦状を叩きつけてくる。
仮面ライダードライブの泊進ノ介が東条を追うが、
人工生命体ロイミュードの強化版、サイバロイドZZZのボディを手に入れた東条は、
ドライブを倒して仮面ライダーの称号を盗もうとしていたのだ。
東条と対決したドライブは倒され、東条は仮面ライダールパンを名乗りはじめる。

第3部は『MOVIE大戦フルスロットル』。
第1部と第2部のメンバーが勢揃い、そこへ仮面ライダーバロンも出てきてワヤクチャ。
もう誰が敵か味方か、私には理解不能。

昔の仮面ライダーとちがって、ボケとツッコミみたいなのも多数。
ドライブを助けるのが「ベルトさん」って、ベルトが喋っとるがな。
そもそも仮面ライダーといえばバイクなのに、車っちゅうところが目からウロコ。
武器がタイヤだったりホイールだったり。
変身シーンもただの「へ~んしん!」じゃないんですね。
何なの、その果物は。ブドウとかミカンとかだけじゃなく、ドラゴンフルーツまであるのか。

今や新人の登竜門、おばちゃんファンが多いとも聞いていましたが、
私が観た回は父子の二人連れ、もしくは男性おひとりさまばっかり。
「融合」と聞くと『燃える仏像人間』(2012)を思い出してしまうような私は完全に浮いている。

ま、何事も経験ということで。それなりに楽しかったです。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『ストックホルムでワルツを』 | トップ | 『真夜中の五分前』(TOHOシネ... »

映画(か行)」カテゴリの最新記事