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“午前十時の映画祭”ファイナルに行く。

2020年01月02日 | 映画(番外編:小ネタいろいろ)
今日からしばらくは旧年中に観た作品の話です。
「今年観た映画50音順」を始めてから中断していた分。
 
2010年に始まった“午前十時の映画祭”
第1回は1950年代~1970年代を中心とする外国映画に限定して50本が上映されました。
 
映画祭はその後も続き、年代も前後に広がって邦画もかかるように。
全国の劇場で、上映は午前10時からの1回のみ。
私の行動範囲内の劇場だと、大阪ステーションシティシネマ、
TOHOシネマズ西宮、なんばが上映館でした。
 
それが今年度で終わってしまう。
いまさらながらもっと観に行けばよかったと後悔。
よく、閉店するお店のスタッフたちが、閉店を告知するとお客さんがいっぱい来てくれる、
それまでに足を運んでくれていたら閉店しなくて済んだのに、
なんてぼやいていらっしゃるのを耳にしますが、
この映画祭もそんな感じなのかなぁ。
でも、TOHOシネマズのなんば別館なんて、いつも満席でしたけどね。
 
最後に観ておこうと思った2本は、
『ウエスト・サイド物語』(1961)と『サウンド・オブ・ミュージック』(1965)。
どちらも監督はロバート・ワイズ。
そしてどちらも劇場で観るのは初めてです。
 
先に観たのは『サウンド・オブ・ミュージック』、TOHOシネマズ西宮にて。
冒頭にかかる“ドレミの歌”のインストゥルメンタルだけでなぜか泣けてしまった。
50年以上経つ今も、日本でも歌われているんだなと思ったら。
小学生の頃、アホな替え歌も歌ったなぁ。
「ドは土管でプッ、レは連発でプップップ、ミはみんなでプッ、ファはファイトでプッ。
ソは空からプッ、ラはラッパでプッ、シは尻からプッ」とかって。
レとミとソとシはいいとして、土管でプッとか何!?(笑)
 
マリア役のジュリー・アンドリュース、84歳。
トラップ大佐役のクリストファー・プラマー、90歳。
両者健在なのが嬉しい。
逆に子役たちの何人かはすでに他界していて、順番には逝かないものなのですね。
 
翌日観たのは『ウエスト・サイド物語』、TOHOシネマズなんば別館にて。
こちらもヒロインの名前はマリア。ナタリー・ウッドが美人すぎてビビる。
43歳で事故死してしまった彼女、まだ生きていたら素敵なおばあちゃんだったでしょうか。
 
3月まで、名残を惜しんであと何作かは観たいと思っています。

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