夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『RED/レッド リターンズ』

2013年12月04日 | 映画(ら行)
『RED/レッド リターンズ』(原題:Red 2)
監督:ディーン・パリソット
出演:ブルース・ウィリス,ジョン・マルコヴィッチ,メアリー=ルイーズ・パーカー,イ・ビョンホン,
   アンソニー・ホプキンス,ヘレン・ミレン,キャサリン・ゼタ=ジョーンズ,ブライアン・コックス他

前述の「TOHOシネマズのポイントとマイル」はこれの前置き部分のはずでした。
てなわけで、本作もTOHOシネマズ梅田にてポイント鑑賞。
とっても楽しかった前作『RED/レッド』(2010)の続編は、封切り日の初回、ほぼ満席。

元CIAエージェントのフランクは、恋人サラとともに平穏な毎日を満喫。
そんな彼のもとへ、かつての相棒マーヴィンが現れ、そろそろ仕事に戻りたくないかと誘う。
フランクと知り合ったせいでアブナイ生活の虜になったサラは目がランラン。
頑なに拒否するフランクだったが、結局トラブルに巻き込まれる。

32年前、フランクとマーヴィンは、米ソ冷戦下のモスクワで、
小型核爆弾の製造に関する極秘プロジェクトに関わっていた。
どうやらそのプロジェクトが再始動したらしく、しかも核爆弾は行方不明。
フランクとマーヴィンは核爆弾を奪ったテロリストだと疑われているらしい。
それゆえ、各国の諜報機関から命を狙われるはめに。
そこで、核爆弾の行方を突き止めて疑いを晴らそうとするのだが……。

ところどころに盛り込まれたアニメ画像が楽しいです。
オープニングに登場するそれを見たときは、ブルース・ウィリスというよりは麿赤兒やんと思いましたが。
ハゲの二大巨頭、ブルース・ウィリスとジョン・マルコヴィッチは愛すべきオッサンだし、
オバハンというよりはもうバアさんの域であるヘレン・ミレン(68歳)がカッコイイのなんのって。

そしてやはりイ・ビョンホンには目がキラ~ン。
ハリウッド映画ではことごとく無駄脱ぎさせられ、本作でもモチのロン(←死語?)。
身体検査と称して脱がされて、着物を羽織らされるときの「本気かよ」の呆れた表情は、
まんざら演技だけではないのでは。
敵役であってもいつのまにか味方になっているのは『G.I.ジョー バック2リベンジ』と同じ。
こんな男、ホントにいたら信用できない奴だと思うのですが、
冷酷な殺し屋のくせしてついつい情にほだされてしまうところが憎めません。
「俺の飛行機を返せ~」だとか、「おまえのことを好きになりかけてたけど許さん~」だとか、
悪態をつく姿もカワイすぎるのでした。

ブルース・ウィリスとロシアの女スパイ役キャサリン・ゼタ=ジョーンズの2ショットは、
まるで『噂のギャンブラー』(2012)。これもなかなか面白かったのでオススメです。

隣席のデカイ(失礼)おばちゃん2人が、あのバケツのようなポップコーンを
1人1個ずつ確保してほおばっていたのには目が点になりました。
あんなに食べられるもんでっか。

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