さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪ 優子さんの手作りガーランドは、繊細で優雅で壁に吊るすのがもったいなくて、テレビの前に飾りました。  

2024年05月22日 23時24分04秒 | さくら的非日常の日々
5月22日(火)     晴
病友の優子さんは、9年前に甲状腺がんの全摘手術を受けはしたものの、今まで順調で元気に生きてこられたという。

その後、ご主人さまのがん発症と自らの別の手術など短期間に人生の重い荷物をもろもろ受け止めて、この先の不安や恐怖と闘っておられる。

けれども彼女の強みは、明るく強く前向きな生き方をするためのメンタルの強さ、趣味の分野での絆づくり、立ち向かう勇気…などに恵まれ(自らの努力で手に入れ)、取り組んでおられるゴスペルでグループを作っての施設への慰問のほか、趣味の手作りフラワーの販売など、人生の負の連鎖と正面から向き合い、乗り越えていこうとする強い生き方に感じ入り、激励の大きな拍手を送りたい。

がんや大病を病んだ病友がたは、自分も含め、どんなに強がってみても、大なり小なり、心の奥深いところで転移・再発の不安と死への恐怖に苛まれている。

それは、施術や投薬で治す類いのものではなく、自分で苦しんで、立ち向かい乗り越えていくしかない、【ある種の病】である。

優子さんのように、苦は苦として受け止め、跳ね返していく生き方こそが、がんや大病に負けない患者のあり方であると思う。

頂戴したガーランドは、とても繊細で優雅で、壁に吊るすのがもったいなくて、テレビの前に飾り、優子さんや今困難に立ち向かっておられる多くの病友がたの穏やかな日々を願って、日々祈る。

祈るしかない非力な私だけれど、ひたすら祈る。
旧弊な世界に身を投じ、ご苦労の末に「皇室は祈りでありたい」と喝破なされた美智子皇后陛下(現・上皇后陛下)や、生前には毎朝4時に起床され、世界平和と日本国の安泰を願ってひたすら祈りを捧げておられた宗教詩人にして国士・坂村真民先生の顰(ひそみ)に倣い、遠く遠く及ばずとも、ただひたすら祈る。

祈りの言葉は、「OK, 大丈夫ですよ」
なぜなら私たちは、永遠の連続線(時間軸)の上を、前に前に歩んでいく存在なのだから。 そして例えば、担いだ人生の荷物がどんなに重くても辛くても、天の大いなる意思は必ず私たちを支えてくださるのだから。

信ずる者は、救われる。

金つなぎは【経験則】で、そのことを学び受け入れて、だから、明るく強く前へ、前へ、歩いていける。

有難いなぁ! 
                     
おかげさまで、『第14回名張で学ぶがん医療』は、日ごろなじみの無い会場で開催されるにもかかわらず、定員の100人をはるかに超えて120人を突破した。

いま、留守番電話の聞き取りチェックを進めているけれど、名前がなかったり電話番号がなかったりして、問い合わせのできないケースも多く、そのほか例年申し込みをせずに参加される方々が相当数おられるので、最終的には150席のセッテイングを迫られそうだ。

今回も、今聴いていただきたい大切な内容だから、人数オーバーは大歓迎だけれど、名張市のご担当者と連絡が取れていないので、どんなことになりますやら。

乞う、ご期待!


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2 コメント

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私も見習って・・・ (fumiel-shima)
2024-05-23 16:53:44
さくらさん、こんにちは。

私も人生における多少の波乱万丈や、堪能の全摘出手術などはありましたががんの恐怖に比べれば取るに足らないものだと思います。
優子さんの気持の持ち方も行動(生活)も見習いたいものだと思いました。
Unknown (優子)
2024-05-25 19:15:21
さくらさま ブログに載せて頂いて、ありがとうございます
コメントまで…嬉しいです

主人のオペも無事終わり、来週にも退院、その日に、入れ替わりで急遽、私の入院、オペと決まりました(違う病院ですが…)
バタバタですが、早く終わる方が、良いと思ってオペに臨みます
以前参加した、金つなぎの会の方々にお会いしてから、考え方がポジティブになり、何事も楽しんで行こう!ってなりました。皆様のお陰です ありがとうございます

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