自衛隊のイベントに行くようなって、
実は、たかだか2年足らずなんですよねぇ…私。
その2年前まで、
「いつか行ってみたいなぁ…」
とず~~~っと思っていた地が、
呉・江田島です。
その地に、まさか、
ほぼ毎月…どころか、月に2回も行くようになるとは、
この頃は思いもしませんでした(笑)
先月の23~26日まで、倶楽部ディフェンスの主催のために、
また、
5月2日~5月4日まで、カップルさんの結婚式に出席させて頂くために、呉に滞在していたのですが、
この時、呉市内(一部市外)において、
呉海自カレーシールラリーなるイベントが開催されていました。
残念ながら、4月には、まったく行く時間が取れず、
GWに、ようやくラリーをスタートしました
この企画は、呉総監・伊藤俊幸海将の肝いりで始まったのだそうです
その伊藤総監は、海幕の広報室長を務められた経歴をお持ちの方だけあって、
企画がお上手だなぁ…と思いました
海上自衛隊のカレーイベント言えば、
先駆けて、佐世保で開催され、
その後、横須賀で開催されたわけですが、
そのどちらも、
希望者全員が食すことができるというものではなく、
食べ損ねてしまう人が必ず出てしまう、というイベントになっており、
まず、佐世保の方は、混乱はないものの、
チケット制ですので、事前に佐世保で参加チケットを入手せねばならない事になっており、
かつ、1日しか開催されないため、その日に行けない人はあきらめないといけないし、
さらに、横須賀のカレーイベントに至っては、
「横須賀ではもう二度と開催されない」
という事態になるほど、盛況過ぎて、横須賀基地だけだと捌ききれない程の人々が、
海上自衛隊のカレー食べたさに集まったわけです(笑)
日本人のカレー好き×自衛隊の人気
の相乗効果の凄さを目の当たりにしました…。
もちろん、集まった多くの方達はカレーどころか、
基地内に入ることすらおぼつかない状況で、長時間並んでいらしたわけですが、
この時の企画&実行員の責任者は、あとですっごく怒られたんじゃないかなぁ…と
余計な心配をしたものです…
そして、その時に、しみじみと、
自衛隊の経済効果ということについて、いろいろと考えだしました。
たかがカレー、されどカレー…
カレーというネタで、しかも都内や横浜などではなく、
横須賀にあれほどの人間を動員できるって、ちょっと考えにくいです(笑)
当の企画・実行者たちすら、そんなに来場者を見込んでいなかったはずで、
それが故の、あの事態だったわけですしね。
その教訓…というか、失敗の要因分析を的確に行い、
「海上自衛隊のカレーを食べたい人には、すべからく食べて頂きたい」
という意気込みと熱い思いが、伊藤総監から伝わってくる企画が、
このシールラリーではないかと思いました。
そのためにはどうしたらいいか、が徹底的に考えられています。
1日限定のイベントにすると、エライ事になるのは目に見えているし、
もちろん、行きたくても行けない人、食べたくても食べられない人が出てくる。
そこで、この期間は…
なんと1年間に設定されています
しかし、ここで各艦艇に振る舞わせるとなると、当然、1年間に渡って
カレーを提供する、なんてことは無理なので、
呉市内の飲食店に、特定秘密事項と言っても過言ではない各艦艇のカレーレシピを、
惜しげもなく提供することで、1年間に渡る海自カレーの提供を可能にしています。
これは凄いとおもいましたね、本当に
その参加店舗数22店舗…つまり…
潜水艦・水上艦艇・総監部のカレー22種類をもれなく味わうことができるようになっているのです。
そして、ただ、22店舗で食すことができるだけでなく、
シールラリーという形態をとり、
2枚、5枚、10枚、15枚、22枚とクリアしていくごとに、
景品がもらえるという企画になっている点も見逃せません
しかも、22枚クリアする人間がそんなに少なくないだろう…という見込みを感じたのが、
15枚 = 錨と桜のスプーン
22枚 = てっぱん(笑)
↑↑↑コレね、コレ(笑)
様々な海自さんから、
「これが欲しい人がいるの」
と驚かれましたが…ここにいますよ、ここに(笑)
と言うと
「じゃあ、あげるよ…使い古されてベトベトのでよかったら(笑)」
とか言われたわけですが…(それはそれで欲しいけどね)
22店舗分のカレーを食べた経費及び時間を考慮すると、
「はこれ」
っていう感じのシロモノですけどもね、
…22店舗ものカレーを制覇する人間って、はっきり言って、ヲタ以外いないわけですよ(笑)
しかも、普通のヲタではないです(笑)(←ついに認めました…(笑))
まぁ…なんて言うか、ヲタをよく理解した景品チョイスだなぁと思いましたね(笑)
ただのてっぱんではなく、呉カレーシールラリーを制覇した結果、頂いたてっぱん、
というのが、ファンにとっては重要なのですよ
かつ、そのシールがですよ
各艦艇のエンブレムになっているのですから、
ヲタ的には、こりゃもう、コンプリートせずにはいられませんよ(笑)
例え、てっぱんがもらえなくとも、私は22枚集めるね(笑)
しかも、企画が1年に渡って行われるのですから、
ちょっと本気だせば、コンプリートしたい人は、誰だって可能なわけです
ちなみに、景品をくれる場所は、
かのてつのくじら館でございます
そして、ここでは、
カレーシールラリーには参加していないものの、
期間限定で、あきしおカレーが販売されています
ごはんが潜水艦の形に盛られているの~
カワイイ~~~
最初は甘く感じるけど、後引く辛さでおいしいです
1100時から販売されますが、早くて30分、長くても1時間で完売しちゃいますよん。
この「てつくじCAFE」においても、
ごく普通の民間人のカタガタにも、
海自(海軍)といえばカレー
というのが定着しているんだなぁ…というのをつくづく実感します。
…で、この「あきしおカレー」もそうですが、
シールラリーの各エントリー店舗に、カレーレシピを提供するにあたり、
各艦艇の艦長(艇長)(艦艇によっては、副長&先任伍長に至るまで)試食を行い、
「うむ、確かにこれは我が艦(艇)のカレーである」
と艦長・艇長からお墨付きを頂き、そのための証明書の授与式まで恭しく行われたんだそう。
護衛艦いせの時は、TVの取材まで入ったらしいしね(笑)
この企画、呉総監部、呉基地、呉市内が一体となって総力を挙げているんだなぁ、という、
気合いのほどが伺えます。
まぁ、佐世保のカレーグランプリが混乱もなく成功していて、
横須賀のカレーグランプリが、混乱を招いた大きな要因の一つとして、
地元商店街のバックアップの有無が挙げられるのでは?と思います。
こういう、大規模な企画の時は、やっぱり、
うま~~~~く地元商店街を巻きこむことって、非常に大切です。
おそらくその点に、伊藤総監は着目されたのでしょう。
そして、どうせなら、
GW、大和ミュージアム目当てに呉に訪れる観光客をターゲットに、
ちょっと知っている人なら、誰しも食べたいと思わずにはいられない、
海自(海軍)カレーを、余すところなく食す機会を作ることで、
呉市内の飲食店のPRにもなり、
海上自衛隊の広報(←あえて「広報」と書いたよ)にもなるという、
一石二鳥の効果を上げることに成功していると思います。
そんなことを分析しながら、
まず最初に頂いたカレーが、コチラ…
そうりゅう型潜水艦「けんりゅう」のカレーです。
あんまり、シーフードカレーが好きではない私は、
「シーフードかぁ…」
と思ったのですが…ごめんなさい
さすがは潜水艦めっちゃおいしかったです
このカレーレシピを手に入れただけで、
このお店が潰れることはないだろうと思いましたよ…。
ちなみに、店員さんにオーダーしたら、おばさんが、厨房に向かって
「海自~」
とオーダーしていたのに、笑いました。
「海自~」って…(笑)
ともかくも、とてもコクのあるシーフードカレーを頂きながら、
潜水艦にも思いをはせつつ、再び、自衛隊の経済効果ということにも思いを致したのです…。
…長くなったので、続く
*:..。o○☆゜・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゜・:,。*:..。o○☆
みね姉のみた防人たちの素顔
チャンネルNipponにて連載中のエッセイです(*^ー^)ノ
私が数々の自衛官とお会いさせて頂いた中で感じたことを、
エッセイとして書き連ねています。
FMみね姉のひとりごと
毎週火曜日 2100時~2130時より放送中( ´艸`)
PC、FLASH PLAYERがインストールされているAndroid携帯は
http://www.jcbasimul.com
九州→FMからつの下のスピーカーをクリック
iPhone、FLASH PLAYERがインストールされていないAndroid携帯、タブレットからは
下のリンクのラジオアプリを無料でダウンロード
虫眼鏡検索アイコンマークの検索ウィンドウから 86.8 を検索して
FMからつ を選択ください。
再生ボタンで全国で聞けます!
http://tunein.com/get-tunein/
実は、たかだか2年足らずなんですよねぇ…私。
その2年前まで、
「いつか行ってみたいなぁ…」
とず~~~っと思っていた地が、
呉・江田島です。
その地に、まさか、
ほぼ毎月…どころか、月に2回も行くようになるとは、
この頃は思いもしませんでした(笑)
先月の23~26日まで、倶楽部ディフェンスの主催のために、
また、
5月2日~5月4日まで、カップルさんの結婚式に出席させて頂くために、呉に滞在していたのですが、
この時、呉市内(一部市外)において、
呉海自カレーシールラリーなるイベントが開催されていました。
残念ながら、4月には、まったく行く時間が取れず、
GWに、ようやくラリーをスタートしました
この企画は、呉総監・伊藤俊幸海将の肝いりで始まったのだそうです
その伊藤総監は、海幕の広報室長を務められた経歴をお持ちの方だけあって、
企画がお上手だなぁ…と思いました
海上自衛隊のカレーイベント言えば、
先駆けて、佐世保で開催され、
その後、横須賀で開催されたわけですが、
そのどちらも、
希望者全員が食すことができるというものではなく、
食べ損ねてしまう人が必ず出てしまう、というイベントになっており、
まず、佐世保の方は、混乱はないものの、
チケット制ですので、事前に佐世保で参加チケットを入手せねばならない事になっており、
かつ、1日しか開催されないため、その日に行けない人はあきらめないといけないし、
さらに、横須賀のカレーイベントに至っては、
「横須賀ではもう二度と開催されない」
という事態になるほど、盛況過ぎて、横須賀基地だけだと捌ききれない程の人々が、
海上自衛隊のカレー食べたさに集まったわけです(笑)
日本人のカレー好き×自衛隊の人気
の相乗効果の凄さを目の当たりにしました…。
もちろん、集まった多くの方達はカレーどころか、
基地内に入ることすらおぼつかない状況で、長時間並んでいらしたわけですが、
この時の企画&実行員の責任者は、あとですっごく怒られたんじゃないかなぁ…と
余計な心配をしたものです…
そして、その時に、しみじみと、
自衛隊の経済効果ということについて、いろいろと考えだしました。
たかがカレー、されどカレー…
カレーというネタで、しかも都内や横浜などではなく、
横須賀にあれほどの人間を動員できるって、ちょっと考えにくいです(笑)
当の企画・実行者たちすら、そんなに来場者を見込んでいなかったはずで、
それが故の、あの事態だったわけですしね。
その教訓…というか、失敗の要因分析を的確に行い、
「海上自衛隊のカレーを食べたい人には、すべからく食べて頂きたい」
という意気込みと熱い思いが、伊藤総監から伝わってくる企画が、
このシールラリーではないかと思いました。
そのためにはどうしたらいいか、が徹底的に考えられています。
1日限定のイベントにすると、エライ事になるのは目に見えているし、
もちろん、行きたくても行けない人、食べたくても食べられない人が出てくる。
そこで、この期間は…
なんと1年間に設定されています
しかし、ここで各艦艇に振る舞わせるとなると、当然、1年間に渡って
カレーを提供する、なんてことは無理なので、
呉市内の飲食店に、特定秘密事項と言っても過言ではない各艦艇のカレーレシピを、
惜しげもなく提供することで、1年間に渡る海自カレーの提供を可能にしています。
これは凄いとおもいましたね、本当に
その参加店舗数22店舗…つまり…
潜水艦・水上艦艇・総監部のカレー22種類をもれなく味わうことができるようになっているのです。
そして、ただ、22店舗で食すことができるだけでなく、
シールラリーという形態をとり、
2枚、5枚、10枚、15枚、22枚とクリアしていくごとに、
景品がもらえるという企画になっている点も見逃せません
しかも、22枚クリアする人間がそんなに少なくないだろう…という見込みを感じたのが、
15枚 = 錨と桜のスプーン
22枚 = てっぱん(笑)
↑↑↑コレね、コレ(笑)
様々な海自さんから、
「これが欲しい人がいるの」
と驚かれましたが…ここにいますよ、ここに(笑)
と言うと
「じゃあ、あげるよ…使い古されてベトベトのでよかったら(笑)」
とか言われたわけですが…(それはそれで欲しいけどね)
22店舗分のカレーを食べた経費及び時間を考慮すると、
「はこれ」
っていう感じのシロモノですけどもね、
…22店舗ものカレーを制覇する人間って、はっきり言って、ヲタ以外いないわけですよ(笑)
しかも、普通のヲタではないです(笑)(←ついに認めました…(笑))
まぁ…なんて言うか、ヲタをよく理解した景品チョイスだなぁと思いましたね(笑)
ただのてっぱんではなく、呉カレーシールラリーを制覇した結果、頂いたてっぱん、
というのが、ファンにとっては重要なのですよ
かつ、そのシールがですよ
各艦艇のエンブレムになっているのですから、
ヲタ的には、こりゃもう、コンプリートせずにはいられませんよ(笑)
例え、てっぱんがもらえなくとも、私は22枚集めるね(笑)
しかも、企画が1年に渡って行われるのですから、
ちょっと本気だせば、コンプリートしたい人は、誰だって可能なわけです
ちなみに、景品をくれる場所は、
かのてつのくじら館でございます
そして、ここでは、
カレーシールラリーには参加していないものの、
期間限定で、あきしおカレーが販売されています
ごはんが潜水艦の形に盛られているの~
カワイイ~~~
最初は甘く感じるけど、後引く辛さでおいしいです
1100時から販売されますが、早くて30分、長くても1時間で完売しちゃいますよん。
この「てつくじCAFE」においても、
ごく普通の民間人のカタガタにも、
海自(海軍)といえばカレー
というのが定着しているんだなぁ…というのをつくづく実感します。
…で、この「あきしおカレー」もそうですが、
シールラリーの各エントリー店舗に、カレーレシピを提供するにあたり、
各艦艇の艦長(艇長)(艦艇によっては、副長&先任伍長に至るまで)試食を行い、
「うむ、確かにこれは我が艦(艇)のカレーである」
と艦長・艇長からお墨付きを頂き、そのための証明書の授与式まで恭しく行われたんだそう。
護衛艦いせの時は、TVの取材まで入ったらしいしね(笑)
この企画、呉総監部、呉基地、呉市内が一体となって総力を挙げているんだなぁ、という、
気合いのほどが伺えます。
まぁ、佐世保のカレーグランプリが混乱もなく成功していて、
横須賀のカレーグランプリが、混乱を招いた大きな要因の一つとして、
地元商店街のバックアップの有無が挙げられるのでは?と思います。
こういう、大規模な企画の時は、やっぱり、
うま~~~~く地元商店街を巻きこむことって、非常に大切です。
おそらくその点に、伊藤総監は着目されたのでしょう。
そして、どうせなら、
GW、大和ミュージアム目当てに呉に訪れる観光客をターゲットに、
ちょっと知っている人なら、誰しも食べたいと思わずにはいられない、
海自(海軍)カレーを、余すところなく食す機会を作ることで、
呉市内の飲食店のPRにもなり、
海上自衛隊の広報(←あえて「広報」と書いたよ)にもなるという、
一石二鳥の効果を上げることに成功していると思います。
そんなことを分析しながら、
まず最初に頂いたカレーが、コチラ…
そうりゅう型潜水艦「けんりゅう」のカレーです。
あんまり、シーフードカレーが好きではない私は、
「シーフードかぁ…」
と思ったのですが…ごめんなさい
さすがは潜水艦めっちゃおいしかったです
このカレーレシピを手に入れただけで、
このお店が潰れることはないだろうと思いましたよ…。
ちなみに、店員さんにオーダーしたら、おばさんが、厨房に向かって
「海自~」
とオーダーしていたのに、笑いました。
「海自~」って…(笑)
ともかくも、とてもコクのあるシーフードカレーを頂きながら、
潜水艦にも思いをはせつつ、再び、自衛隊の経済効果ということにも思いを致したのです…。
…長くなったので、続く
*:..。o○☆゜・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゜・:,。*:..。o○☆
みね姉のみた防人たちの素顔
チャンネルNipponにて連載中のエッセイです(*^ー^)ノ
私が数々の自衛官とお会いさせて頂いた中で感じたことを、
エッセイとして書き連ねています。
FMみね姉のひとりごと
毎週火曜日 2100時~2130時より放送中( ´艸`)
PC、FLASH PLAYERがインストールされているAndroid携帯は
http://www.jcbasimul.com
九州→FMからつの下のスピーカーをクリック
iPhone、FLASH PLAYERがインストールされていないAndroid携帯、タブレットからは
下のリンクのラジオアプリを無料でダウンロード
虫眼鏡検索アイコンマークの検索ウィンドウから 86.8 を検索して
FMからつ を選択ください。
再生ボタンで全国で聞けます!
http://tunein.com/get-tunein/