さて、1700出港ということで、
1630くらいから、出港に向けての片づけや準備が始まりました。
その様子を見ようと、最初に出港する「くめじま」の前にいたら、小柳司令が
「予定通り1700に出港します」
と、わざわざ伝えに来てくださいました。
実は、お話しさせて頂いた時に、出港時間のことについて話題になったからだと思います。
や~も~ホントに素敵~( *´艸`)
これが外されると、
「あぁ…もう行っちゃうんだなぁ…(ノД`)・゜・。」
と、寂しくなります…。
アッという間に、ラッタルも取っ払われました(ノД`)
この時、ある乗員さんが、この踏板から艇の縁に、ひょいひょいと身軽に行き来されてたのを見ました(◎_◎;)
すごいそして、コワイ…そして、カッコイイ
とか言っている間に、さくさくと出港準備が進んでいきまして
岸壁から離れ始めた…
あ~、あと1本だ…( ;∀;)
とか、思っていたら、それも外されて、出港ラッパがなりました。
掃海艇のカワイイ防舷物が見えます…。
そして…
「帽振れ」
が聞こえました。
ここで、実は、先ほど購入していた、101掃海隊のスコードロンキャップの出番です
ニット帽、スコードロンキャップ(海曹用)、スコードロンキャップ(幹部用)と、3種類の帽子でお見送り
一度、やってみたかったけど、一人でやる勇気はさすがの私にもなく…女子3人でならと、思い切ってやりました(笑)
…結構、難しいですね…うまく回せなかったです…(ノД`)・゜・。
でも、帽振れすると、なんていうんだろう…ただじ~っと立ってお見送りするよりは、ちょっと、勝手に一体感を感じました。
いつまでも、余韻に浸っていたかったのですが…
次は、「まえじま」の出港なので、そう浸ってもいられない…( ;∀;)
なので、「まえじま」のところまで、ダッシュ…すると…
見えますか????
後ろ…自衛艦旗の右下あたりに、くめじまがいるの。
そして、まえじまも、まもなく出港です。
ほどなく、出港ラッパが鳴って…
ここで、帽振れ…
もちろん、こちらでも、3人で帽振れしました。
岸壁には、我々以外にも、たくさんの方たちがお見送りされています。
…実は、今回博多入港にあたって、なんと、歓迎式典が行われなかったのです…。
なので、入港をお迎えしてくれた方は、この日博多入りされていた、来島屋旗振男さんと、福岡海上自衛隊協力会の若者の二人だけ、
という、なんとも寂しい入港だったのです(ノД`)・゜・。
地元のTV局と、地元新聞が取材に来ていたものの、残念ながら両方とも別のニュースと記事に差し替えられてしまっていたそうで…
なんか、九州の人間として非常に申し訳ない気持ちでいっぱいでした…。
ですが、出港の時はたくさんの人がいてくれて、本当によかったです
先ほど、司令と出港についてお話ししていた事、というのは、
「出港は、結構見に来る人がいますよ私も、もちろん、お見送りさせて頂きます」
と申し上げたところ、
「そうですか…実は、早めに出ようかと思っていたのですが、それなら、定刻に出港することにしましょう」
と、司令が仰ってくださったのです。
なので、本当に、たくさんの人かお見送りしてくださって、心からよかったと思いました。
そして、そのお見送りのみんなの想いに応えるように、自衛艦旗が振られたのです
目に涙が込み上げ来るのを我慢するように、帽振れしました…。
誰か、特別な人が乗っているわけでもない…でも、この2日間、たくさんお世話にになって、すごくすごく楽しませてくれて、
いろんなことをお話ししてくれて、司令も、両艇長さんたちも、とてもフレンドリーにお話ししてくださって、
どれだけ、ありがとうを言っても言い足りないくらいに、たくさんたくさん、ありがとうなのに、
その感謝をみんなでお見送りに込めているのに、さらにそれに、自衛艦旗を振って応えてくれるなんて…。
夕暮れの海に小さくなっていく姿を見送りながら、楽しかった2日間と、お見送りの一体感の感動の余韻で、しばらく動けなかったです。
101掃海隊のみなさま、本当に3日間お疲れさまでした、そして、ありがとうございました(ノД`)・゜・。
また、今度は呉でお会いできるのを楽しみにしています
こちらもよろしくお願いいたします
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※今回は、掃海隊群ネタです( *´艸`)
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