「歩くZ旗」みね姉のひとりごと ~矜持 国を護るということ~

私たちを護ってくれている自衛隊を、私が護りたい!そんな気持ちで書いてきました。今は、自衛隊との日々の大切な記録です

憲法改正について考えてみる

2013年07月26日 | 国を憂う
今回、直接的な海自ネタではないですが、


この話は自衛隊とは切っても切れないネタなので、


書いてみました。









先日、憲法改正についての勉強会に参加してきました。


参加人数は、40人くらい?でしょうか?


20代~60代と幅広く集まっていて、


うち、女性は私含め4人(笑)…まぁそんなものでしょう。


高校生の男の子も1人いました。







今回の内容は、


長くなること間違いないので、2回に分けます(笑)






最初にはっきり言っておきますと、


この勉強会は、


憲法改正に賛同する気持ちをもっている人たちが集まっている会です。


もちろん、もれなく私もそう。


憲法改正と言いますと、


やはりみんなが最も興味を持ち、感心が高いのは、


憲法第九条ですね。


img001.jpg


これを守るべきか、改正すべきかということでよくもめるわけです。


で、


憲法と憲法改正について、論じる前に、


ぜひ、知って欲しい事があります。


それは、他ならない我が国日本が、


思想というファクターでみると、


どのような状態にあるか、という事です。


結論からいいますと、この国は二分化「されて」います。


それは、


国を想い、文化と歴史を守ろう、国の誇りを守ろうとする日本人


日本の文化と歴史を、腐食させ崩壊させようと目論む人種


この2種類です。


明確に意思表示をしていなくても、誰でも思想がいずれかに傾斜していると推察します。


ちなみに、無関心は下の方に該当すると言っていいでしょう。


変な陰謀論などではなく、日本がこの状態にあることは動かしがたい事実です。


このことに関しては、後ほど記述します。


では、なぜこのような国になってしまったのでしょう?


それは、「自然と」なったのではなく、


「そうなるべくして」なったということを、まず知って欲しいと思います。






それは、第二次世界大戦の敗戦がそのスタート(本来はもっと前になりますがここでは言及しません)


になります。


周知の通り、日本はポツダム宣言を受け入れ、敗戦国となりました。


日本は多大な犠牲の上に敗戦しましたが、


実は、アメリカの損害も、予想以上に大きなものでした。


国力差から考えると、通常は戦いにならない状況下での戦争でした。


しかし、アメリカの予想以上に、日本軍はアメリカを危機的な状況に追い込んだのです。


それは、日本が敗戦することは織り込み済みだとしても、


その後、日本という国を徹底的に弱体化させなければ危険だ、と、


アメリカに決断させるほどだったのでしょう。


なにがそこまでアメリカを苦しめたのか?


様々な要因がありますが、


その根底にあったものは、


天皇を中心とした徹底した挙国一致体勢ではないかと思います。


現在でも、東日本大震災の時に見られるように、


有事の際の日本人の団結力は、素晴らしいものがあります。


これを壊すことが得策だと考えたのは、当然の事でしょう。


アメリカは日本の国土ではなく、


日本人の思想を破壊し、分断させることにしたのだと考えます。


その1つが、日本国憲法の制定です。


そして、


その憲法がいかにすばらしいかと、


戦前の世界がいかに暴力的で自由のない暗黒の世界だったか、


旧日本軍がいかに邪悪な軍隊で、


日本がアジア諸国の植民地にいかにひどいことをしたかを教え込む、


俗に言う「自虐史観」を、


子供の頃からすり込むために、教育改革を行います。


教育の破壊をするために、公職追放を行い、戦前に教職にあった人間を追放し、


新たにコミンテルン(共産党の国際組織)を送り込みました。


これが日教組の起源です。


日本の破壊を意図した人たちが、子供達の教育にあたっているという事実が、


現在の教育の崩壊の一因であることはいうまでもありません。


日本国内で行われている教育は、世界で稀に見る自虐史観で、


学校教育の中で子供達に愛国心を教えない国は、


世界広しといえど、日本だけといっても過言ではないでしょう。


自国への誇りを育てるのではなく、奪っていく教育を推進してきたのです。


憲法を他の国に作らせるのを許してしまったということが、


如何に破壊的な決断であったか、お分かりになると思います。


加えて、GHQは国民を堕落させる政策として、3S政策を実施しました。


3Sとは、


スポーツ、スクリーン、セックスの3つのSの頭文字です。


スクリーンとは映画を意味しますが、これは現在ではTV(メディア)と言い換えてもよろしいでしょう。


この3つのどれかに国民の関心を向けさせ、


堕落させていくことを目論みました。


これら様々な破壊工作が水面下で、ゆっくりとゆっくりと、


毒がしみこんでいくように、日本国内にしみこんでいきます。


その結果、今日本はどのような国になってしまいましたか?


お分かりでしょうか?


日本国憲法とは、外国人によって


日本の弱体化を意図して作られている憲法だといえるということが。


この勉強会の時に、ある年配の男性が、


「みんな今の憲法は危険だといいますが、一体どこの点が危険だといえるのでしょうか?」


と質問されました。


色んな方の、いろんなご意見がある中で、


僭越ながら、私も発言をさせて頂き、まさにこの事を述べました。


「危険な箇所というのは、皆様ご指摘の通り、いくらでもあるといえますが、私が最も危険だと感じるのは、
 そもそもこの憲法が日本の弱体化を意図して作られていること、そして、その意図通りに、日本は弱体化
 している…つまり、まさに功を奏している、という点が最も危険だと考えます」


と。


さきほどあげた、3S政策の1つスクリーンに相当するメディアが、


日本の弱体化を大きく推進させた原動力となったのことは、いうまでもないでしょう。


よくネットなどで、メディアの批判が行われていますが、


無意味です。


別は彼らは自由意志で能動的にそうしているのではなく、


なんらかの意図に沿って、そう指示されてしているわけですから、


いくら批判したところで、改善はしません。


メディアが流す情報は、必ずバイアスがかかっています。


見ている人の考えを、ある一定方向に流そうとする意図が必ずあります。


ですので、メディアの情報に接する場合、


その情報をなぜ流すのか?


その情報を流す意図はなんなのか?


それによって誰が利益を得るのか?


を考えながら見聞きする必要があります。


ぼ~っと見ていて、垂れ流しにされる情報を鵜呑みにしていると、


えらいことになりますよ?(笑)





では、メディアの意図とはなんでしょう?


ものすごくものすごく簡潔にいうと、


それは、アメリカの意に沿って、日本を弱体化させ


劣化させることに貢献することです。


メディアの特徴は、


いかにも善意であるかのように見せながら、


穏やかで丁寧な口調の裏に悪意が秘められていることです。


しかもTVでは、編集ということを行い都合のよい部分だけを切り貼りして、流し、


発言者本人が驚くような、真逆の意図に変えて放送することは日常茶飯事です。


ただ、今メディアもいろいろで、


一枚岩となって、何か1つの目的に取り組んでいるわけではないので、


単一的な見方をするとわかりにくくなります。


それは、ネットも同じです。


ネットの世界は玉石混合で石の方が遥かに多いのですが、


TVでは決して流れない情報があるので、


その点はマシだといえます。





ちなみに、別に私はアメリカをキライなわけではありません。


ただ、無条件に信用はしていないだけです。


日本に対して、東京大空襲、2度の原爆投下と、


非戦闘民を大量虐殺しておきながら、


「お前達は悪人なのだから、反省しろ」


と、丸腰にした上に憲法を勝手に押し付けてきた相手を信用できますか?


日米安保条約も、穿った見方かもしれませんが、こういう事だと思います。


「友とは親しく、敵とはもっと親しく」


マフィアの格言です(笑)


駐留軍の費用負担は、財政を悪化させます。


今まで、軍隊がないからアメリカに駐在してもらわないといけない、だから負担します、と、


ガードマンを雇ってきたわけですよね。


だったら、国防軍にして駐留軍費用負担を防衛費に当てた方が、


国としてのありようは健全だと思いますけどね。


だいたい、自分の国でもないのに、命がけで護ってくれるわけがないと思うんですけど…。


だったら、命がけで護ってくれる人たちに、きちんと法整備をして、


自国は自国の軍隊で護るのが適切ではないかと、愚考する次第です。


自衛隊のままではダメなのかという人もいるでしょう。


なので、次回はその点について書きますね。



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