「歩くZ旗」みね姉のひとりごと ~矜持 国を護るということ~

私たちを護ってくれている自衛隊を、私が護りたい!そんな気持ちで書いてきました。今は、自衛隊との日々の大切な記録です

護衛艦「いせ」による戦艦伊勢の洋上慰霊式~④艦橋編~

2014年01月18日 | 護衛艦いせ
今回、いせの体験航海というだけでも、望外の至りでしたが、


なんとなんとですよ


航海中、艦橋見学が許可されておりました


観艦式でさえ、艦橋には入れないというのに、


今回はOKという大盤振る舞い(?)に、もう感涙です


そんなわけで、


みなさんが、エレベーターや甲板に釘付けになっている隙に、


我々は、さっさと艦橋に向かいました。


もちろん、ここでも張り切って1番乗りです(笑)


そして、乗員の皆様のお邪魔になってはいけないので、


最も邪魔でなく、かつ、最も見晴らしのよい場所…


つまり、司令官席の前


3人で陣取って微動だにしませんでした(←非常に大人気ないですが、何か?(笑))


この場所は、もう、keep mustですよ(笑)


いい年した大人3人が、動物園なんかではしゃぐ子供と大差ない感じで、


ウキウキで艦橋からの眺めを楽しんでいると、


艦長がお見えになりました。


その艦長がもうかっこよすぎて素敵すぎて


ステキな男の人は、仕事だとこうまで顔つきが変わるのか


と思わずにはいられません


もう、目が離せませんでしたよ、ホントに(笑)


そんなステキすぎる艦長のお写真がコチラ…


…と、お出ししたいのはヤマヤマですが、


ごめんなさいね


トリミングした写真とはいえ、やはり艦橋内なので、


ここは差し控えさせていただきます…。


どうしてもご覧になりたい方は、


ゆるやかな会にお越しくださいませ(笑)


というわけで、こちらのお写真でご勘弁下さい。



艦橋から見た、エレベーターです(笑)


いかがですかなかなかレアでしょ


それにしても、出向の瞬間をいせの艦橋で迎えられるということはですよ?


そう、出航喇叭(ラッパ)を、生で聞けるということですよ


いや、もう、ね…言葉になりません…


5時方向を見ますと、


非常に緊張感漂う海士さんが、喇叭を手に待ち構えています。


まぁ、こんな大舞台(?)でのソロ演奏、緊張するな、という方が無理からぬこと。


また、護衛艦いせの名誉にかけて、その音を外すわけにも参りますまいな。


そう思いながら見守っていると、


Waveの出航を告げる挨拶のあと、


喇叭が艦橋に鳴り響きました


いやぁ…もう、感激以外の何ものでもないですよ…涙出そうでした


ゆっくりと岸壁から、いせが離れていきます。


が、


ぜんっぜん、動いているのを感じません(笑)




でも、動いてます(当たり前だけど)


ここで、涙出そうではなく、涙が溢れてきました。


すごい体験をさせていただいてると、心底思い、


万感の想いがこみ上げて来るのです。








しばらくすると、


11時方向にくにさき、1時方向にうみぎりが見えました。




くにさきは、同じくらいの大きさですが、


うみぎりからすると、


いせが迫ってくるように見えたことでしょう。


…っていうか、護衛艦であっても、


いせクラスの護衛艦が近づいてくると、


結構なインパクトがあるようです。









そして、今回も書かずにはいられない…


といいますか、


この艦橋編だからこそ、書かずにいられないので、


おおすみがぶつかられた件について、明言します。


この件において、


一度でも自衛艦の体験航海で


艦橋で彼らの仕事ぶりを直に見たことがない人に、


海上自衛隊を批判する権利はない!と明言いたします。


彼らが、どれほど神経を尖らせながら、


安全な航海に務めているか、知りもしないで勝手なことをほざくのは、


絶対に絶対に許しません。


自衛隊は立場上、


声高に釣り船の非をならすことも、


事故の正当性を主張することもできません。


それでも今回は、


マスコミのトンチンカンな報道に毒されずにいる人たちが多いのは、


せめてもの救いです。


漁船、プレジャーボートの類とは、


比較にならない、本当に比較するに及ばないほど、


海上自衛隊は安全航海に務めています。


そして、護衛艦はボートと違い、


一人の判断がその操縦に直結するわけではありません。


言うなれば艦橋は目で、その指令を誤たずに受け取って、


動かすそれぞれの職務があります。


ボートの船長は、自分の目視で危険を察知すれば、


そのまま避けることが直ちにできますが、


自衛艦などの大型船はそうではありません。


でありながら、


「おおすみに気づかず」「まさかぶつかるとは思わなかった」というのは、


同情の余地はないと考えます。


私は、今回のいせだけでなく、


昨年夏に、護衛艦はるゆきでも体験航海の際に、


艦橋にいることができました。


艦橋における、海上自衛官の仕事ぶり、


あの空気を、肌で感じることができたことは、


極めて幸運でしたし、


そんな素晴らしい機会を頂いたことに、感謝でいっぱいです。


だからせめて、


私自身が肌で感じたことを、少しでも多くの人に伝えたい


思った次第です。




よろしければ、ポチっとしていただいていいですか?
↓↓↓↓
自衛隊 ブログランキングへ