南英世の 「くろねこ日記」

友遊くらぶ囲碁合宿

京都聖護院で友遊くらぶの囲碁合宿が2泊3日で行われた。友遊くらぶは日本棋院中部総本部の馬場滋9段や関西棋院の森野節男9段らが中心となって始めたもので、毎年8月に開かれ今年で38回目を迎える。コンセプトは楽しく囲碁を打って、おいしい料理を楽しむこと。

上の写真は長谷川 加奈美 さんが撮影されたもの。さすが元プロカメラマン。素人の写真とは一味違う。

(西岡正織3段と羽根彩夏2段)

(坂口隆三9段による講義)

夜は楽しい宴会が開かれた。ビンゴゲームあり、トークショウありで盛り上がった。

(森野節男9段を囲んで)

 

指導碁は初めて3子で臨んだ。最初に打っていただいたのは今村俊也9段。噂通りの手厚い棋風で、定石後の打ち方を知らなかったため中押し敗け。

2局目は羽根直樹9段。攻めていたのに途中から地で行こうと心変わりしたのが災いして15目負け。でも、著書にサインをしていただいて、いい記念になった。

3局目は山城宏9段。ヨセで追いつかれ惜しくも7目負け。

3日間を通して、少しずつ碁になってきた感じがする。プロに3子で指導碁を受けられるまでになったかと思うと感無量である。

最終日の午後は公開早碁だった。指導碁と違ってプロ同士の対局は激しい火花が散る。生きるか死ぬかの戦いがずっと続き、結局白番の大石の眼がなくなり投了となった。プロの碁とはこういうものかと背筋が寒くなった。

(大盤解説をする羽根直樹9段)

怒涛の8月もこの合宿で終わる。この大会を企画運営されたスタッフの皆さんに心から感謝したい。ありがとうございました。

 

 

 

 

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