３．１１

はや１年が過ぎた。１年前の３時ちょっと前、学校の職員室にいた。ものすごい揺れを感じた。鉄筋コンクリートの校舎が、ぐらぐら揺れた。すぐ、インターネットで震源を調べた。なんと、場所は東北。
１０００キロも離れているのに、大阪でこれほどの大きな揺れか、と瞬間的に思った。

物事はそれを他人事と思わず、自分のこととして考える「交代可能性」の想像力が大切だといわれる。沖縄の基地問題しかり、東北しかり。やがては関西にも・・・・・

世間では３．１１という表現が固有名詞として定着しつつある。しかし、それでいいのかという疑問も湧く。
　　９．１１
　　２．２６
　　５．１５
といわれて、西暦をすぐに思い出すことができる人はどれだけいるのか。
長い歴史の中で、この出来事をしっかり記憶にとどめるには、西暦を含めた固有名詞で記録するほうがいいのではないだろうか。