南英世の 「くろねこ日記」

教材作り

毎週木曜日、囲碁を覚えたい人のための囲碁教室を担当している。先週、まだ囲碁を始めて3か月だという60代の男性が教室にこられた。

囲碁は奥が深い。死活、構想、定石など様々な要素が絡み合う。初心者の方にどういうふうに教えれば囲碁に興味を持ってもらえるか。どういうふうに教えれば効果的に強くなってもらえるか。大切なことは「もっと勉強したい」と思わせることである。教えすぎはいけない。

昨日は1時半から4時半までマンツーマンでみっちりレッスンさせていただいた。規定の3時半を越えて、ついつい熱が入ってしまった。

来週はどんなことを教えようか?

再来週は?

教材作りがどんどん進む。

今まで自分が強くなることばかりを考えていたが、人に教えてみて改めて自分の勉強にもなることに気が付いた。今日も教材をいっぱい作った。アウトプットという機会ががあるからインプットができることを実感する。有難いことである

「私に9子で勝てたら3級、6子で勝てたら初段です。初段を目指して頑張りましょう」と声を掛けたら、「目標ができました」とうれしそうに帰って行かれた。自分が強くなることには限界を感じるが、いい囲碁教師ならなれそうな気がする。

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