高齢者の一人旅に思う事

前回ブルガリアへ行った時にも一人参加で80過ぎの男性がいたが、
一人では用が足りずにことごとく添乗員の手を借りていた。

時には入場観光したところで椅子に座って説明を聞きながら荷物をいじっていると
移動に気が付かない事もあった。
たまたま近くに私がいたので「移動しますよ」と、声をかけたが、
下手したら置いて行かれる所だった。

買い物の時も、一人で買い物が出来ない様子だったので
「どれが欲しいの？いくつ欲しいの？」と、私がお世話した。

今回も85歳の一人参加の男性がいたが、これまた一人で用が足りず、
又、歩く速度もかなり遅く時間がかかるためガイドの見習いアシスタントがいたので
その男性がつきっきりでお世話していた。

正直、多少ならともかく、人の手を借りなければならないのであれば
誰か家族の人、又はお世話する人がついてくるべきかなと思うのは私だけだろうか。

旅行を申し込む時に「人の手を借りなければならない」と言う項目があるが、
そこにチェックは入れているのだろうか。

電話口で申し込みをするときに年齢は聞かれないので高齢かどうかの確認はとれないし、
年齢制限もないので防ぎようがない。

他の人に迷惑をかけると言う自覚がないのだろうが、もしかしたらそんな事すら
分からなくなっているのかな？

因みに、私は人の手を借りなければならなくなったら旅行は行かないと決めている。