毎日色々と考えたいことや調べたいことがあって、
PCに向かった瞬間に、
先程まで文字にしようと思ったことを忘れている。
クラシック&オペラ・ファンには今日の深夜に、
ナタリー・デセイの椿姫とカラヤンのベルディ・レクイエム。
月曜日の早朝の番組は録画して見るしか手はなく、
録画しても〝いつ見れることやら〟と思うと録画にも躊躇いを生じる。
本当に映像情報が多すぎてディスクが増えるばかりで自重せねばと…。
月曜日(21日)の朝と言えば、
誰もが気になる“金環日食”の話題。
お手製の日食眼鏡もできたし北陸の予報は晴れ。
4時30分位から太陽が昇り始め(月の位置を確認)、
強い太陽の光に隠れる月が太陽にかかり始めるのが、
午前6時30分頃との情報。
それから約2時間の天体ショーは北陸では金環にならないものの、
8~90%は太陽が月に隠れる部分日食の闇の世界も期待。
仮に雲に隠れても観測すべきことは多く諦めずに空を見上げよう。
*****
今場所の大相撲夏場所は面白かった。
決して褒められた場所ではないものの面白かった。
場所を面白くしたのは、
大関陣の不甲斐なさや、
横綱・白鵬関のよもやの連敗。
縺れ縺れた千秋楽は大入り満員の大盛況!
日本人にとっては思い通りの結果に届かなかったものの、
其々の頑張りを貶すつもりはない。
ただ、
興業と言う側面を考えると大関・琴欧州関の休場はプロとして失格。
琴欧州関の休場は優勝候補7人を3人に絞り最悪事態は不戦勝力士の優勝。
*あと一番の千秋楽の土俵は怪我を押してでも出るべきだった。
体調が思わしくなくても最後まで場所を努めた横綱の爪の垢でも煎じて…。
“見ていて楽しかったのは自分自身の心理の揺れ”
番組を見出す前は日本人力士の優勝を願った。
6年間も優勝から遠ざかった国技の母国。
しかし琴欧州関の欠場は旭天鵬関(VS豪栄道)を応援。
☆1つリードの栃煌山関の本割での優秀は避けたかったし、
稀勢の里関との巴戦が実現すれば願ったり叶ったり。
それが、
稀勢の里関が苦手・把瑠都関に善戦も最後は投げ出され…。
*ふと思った把瑠都(バルト)は“ここは人情相撲”でしょ(笑)。
優勝決定戦。
「馴染のない2人の力士なら当然日本力士の応援」。
と思っていたら、
アナウンサーが語る史上最年長の力士の優勝は、
モンゴル勢の礎を築いた37歳の旭天鵬関。
不思議な感覚は立ち合いの両力士を観察し、
落ち着いているようで緊張感漂う栃煌山関と、
落ち着きの中に静かな闘志が垣間見える旭天鵬関。
表情を見ている内に、
旭天鵬関の表情が昨年引退した魁皇関とダブる。
「待ったなし」。
の声が掛かる時の心理は旭天鵬関を応援。
その感情の中に、
モンゴルとか日本とかの垣根はなかった。
実力的には優勝に届かないはずの旭天鵬。
成績表を見て、
もし旭天鵬関が前頭7枚目でなく、
横綱・大関と当たる前頭3枚目なら、
今場所の優勝はなかったろう。
運も味方した。
37歳にして手にした、
“相撲の神様”からの御褒美(プレゼント)。
八百長問題に揺れた昨年の大相撲。
興業を考えると稀勢の里関は勝つべきだった。
それでも負けた。
スポーツの観点ではなく興業の観点で見れば、
琴欧州関の行動はプロとして〝あるまじき〟行為。
それでも、
スポーツの観点で今日の大相撲を見て、
何か微笑ましい感じがしたのは、
20年前にモンゴルからやって来た一人の少年の栄冠。
後からやって来たモンゴル力士は相撲史に残る傑物達。
後輩たちの活躍に本心は悔しい思いも続いただろうが、
相撲の神様は旭天鵬関を見捨てることはなかった。
*優勝パレードに旗手として同乗した白鵬関の粋(いき)。
日本人の優勝はなかったものの、
相撲の神様は努力したものに御褒美を与えた。
“見ていて楽しかったのは自分自身の心理の揺れ”
だからスポーツ観戦は面白い。
PS:
ブログをしながらNHKスペシャルを見る。
番組ではオーロラと太陽風と銀河宇宙線。
先日文字にした、
ビバルディと小氷河期の時代。
人間の力ではどうにもならないこともある。
*****
明日の朝は金環食を見ながら、
太陽の事も考えてみようか。
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