日本国内における石油消費量の内、自動車にかかる比率は35~40%と言われている。
また、石油は日本の総合したエネルギー依存度の内50%強の比率を占める。
単純計算で、私達一人ひとりが使用する自動車の移動エネルギーは、国内の全エネルギー消費の20%弱にあたる。
工業生産やあらゆる土木・建築事業。
化学製品の製造や公共及び個人の日常の光熱消費等すべてのエネルギー消費に対するバランスで、約20%を占める自動車の移動エネルギー消費は、環境問題のなかで是正できる最大要因のひとつだと考える。
また、日本における自動車のエネルギー消費バランスは、世界の先進国のエネルギー消費バランスに於いても、同等の数字であると考えるべきだろう。
仮に全自動車の平均燃費を、1リットル10kmの燃費と仮定して、12kmに伸ばすだけで、5:6の割合は20%に対して、約3%の国内エネルギー消費の減少につながる計算になるはずだ。(実は、この5:6の割合は乱暴な運転をする人ならば、運転技術だけでも解決できる数字。)
昨日に記した、自動車に対する当ブログの内容を検討していただければ、1リットル10kmの燃費を15kmにも20kmにも伸ばすことができる。
今、世界で問題になっている環境の悪化は、エネルギー消費の増大が最大の問題であることに疑いを持たない。
個人々々に対して、一度手にした豊かな生活を環境問題のために改めろと命ずるには、まだ時代が成熟していない。
しかし、豊かな生活の中に於いて、それぞれの無駄を励行した思想観を改善することはできるはずだ。
消費は美徳などとは、誰も言わなくなった。
しかし、社会のシステムが、消費の拡大なくして成り立たない仕組みであることは何一つ変わってはいない。
環境に配慮した思想観念。
その答えは、自動車の選択や、運転の仕方の中にも存在する。
このブログ内での石油問題に関する記事へのリンク 。
http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/d/20071009
*内容は、取り留めのない長文形式なのでお暇があれば読んでみてください。
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