「闇の中からの雄叫びを聴け!」(決定版)
黄金の洋楽ライブ
~ブルース・スプリングスティーン
&Eストリート・バンド~
1975年11月18日ロンドンでの伝説的ライブ。
放送局 :BS2 (放送終了)
放送日 :2008年 1月 8日(火) 深夜
放送時間 :午前3時~午前4時15分
「明日なき暴走(Born To Run)」発表直後のロンドンでのライブ。
このライブが、アメリカ以外で催されたはじめてのコンサートだった。
(1975年11月18日:ロンドン・ハマースミス・オデオン)
2005年突如として姿を現した奇跡的ライヴ映像の公開。
(元の映像は2時間9分におよぶ完全版。トム・ジムニーの編集。ボブ・クリアマウンテンのリミックス。)
先日紹介した2007年12月14日に放送されたライヴ映像の約30年前、スプリングステーン26歳の時の衝撃的パフォーマンスは、その後のロック・コンサートのバイブルとして高くそびえる金字塔。
2006年のスプリングスティーンが満腹の熊さんなら、1975年のスプリングスティーンは、飢えた狼。
評価が確定し守りに入ったアーティストと、今から世界に向かい自分の存在意義を問いかけようと野望に燃えた若きアーティストの狩りにも似た姿勢。
一人のアーティストを通して、その違いを感じることができるだろう。
ライティングも音響も、まだまだ未発展だった頃のコンサートは、パフォーマーの存在意義が現代とは比較できないほど要求された時代。
その時代を駆け抜けてきたパフォーマー達の実力は、現代社会においても充分に存在意義を主張し続けていることは周知の事実だろう。
この時代からのスプリングスティーンのコンサートは、世の中がディスコ・ミュージックに傾倒していく中、ロックの牙城を守り抜いた伝説を持ち、多くの全米アーティストからも高い評価を受けている。
言葉はいらない。
すべてのロック・ファンに推薦できる究極のロック・スピリット。
<mimifukuからの連絡>
時間が遅いので録画による視聴をお勧めします。
特に、この映像は本来放送を目的に撮影されたものではなく、(資料によると16ミリ・カメラ3台による撮影はいずれも舞台袖に位置し、正面からのカットは一枚もなく、収録が決まったのは撮影の3日前。さらに照明は舞台照明だけでの撮影)極めて映像が暗いので、ご覧になる時は部屋の照明を落としてご覧いただく方が臨場感を楽しめると感じます。
録音は鮮明なので近所迷惑にならない程度にできる限りの大音量で視聴されるとスプリングスティーンの息づかいやボーカリストとしてのとてつもない才能を知ることになると思います。
音楽好きの友人にもメール等で大勢に教えてあげてください。
後悔はさせません。
【曲目リスト】
1975年のライブ映像
「涙のサンダー・ロード 」
「凍てついた十番街」
「夜の精」
「彼女でなけりゃ」
「明日なき暴走」
「裏通り」
「Jungleland」
「Rosal1ta」
「Quarter To Three」
ビデオ・クリップ
「Hungry Heart」
「The R1ver」
「The Ghost Of Tom Joad」
ブルース・スプリングスティーン&Eストリート・バンド
~プロフィール~
1949年9月23日。アメリカは、ニュージャージー州生まれる。
13歳でギターをはじめ、地元バンドを転々とする。
1973年 「アズベリー・パークからの挨拶」でデビュー。
1974年 「青春の叫び」で、E・ストリート・バンドを結成。
1975年 「明日なき暴走」によって、決定的評価を得る。
その当事のライブ・パフォーマンスは凄まじく、
<ロックの未来を見た>と絶賛される。
訴訟問題等の2年間のブランクの後、
1978年 「闇に吠える街」を発表。
1980年 「ザ・リバー」を発表。
この時代のライブ・パフォーマンスは、その後のロック・コンサートの
あり方の雛形となったと言われ、日本のロック歌手に多大な影響を
与えた。
1984年 「ボーン・イン・ザ・USA」の爆発的ヒットによって、
全世界に注目され、決定的人気を手に入れる。
1986年 「LIVE1975~1985」を発表。
5枚組のLPにもかかわらず驚異的セールス。
名実共に世界最強のロック・アーティストの一人として君臨。
1987年 「トンネル・オブ・ラブ」を発表。
このアルバムを最後にEストリート・バンドを解散。
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http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/e55cebd69e6f39ce2fb7d1ebc51d5123