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mimi-fuku通信

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ボブ・ディラン:映画「ノー・ディレクション・ホーム 」 ~番組情報。

2008-10-22 22:20:00 | 映画・芝居・落語


  <衛星映画劇場>

 ボブ・ディラン 「ノー・ディレクション・ホーム 」
  (2005年・アメリカ/イギリス/日本)
  NO DIRECTION HOME::BOB DYLAN

 放送局 :NHK-BS2
 放送日 :2008年10月24日(金)
 時間   :午前0:45~翌日午前4:15(放送終了)

 放送局   :BShi (ハイビジョン)
 放送日   :2008年 5月 2日(金)
 放送時間 :午後10:00~翌日午前1:30(放送終了)

 *この映画の公式ホーム・ページ
  http://www.imageforum.co.jp/dylan/

 
 <mimifukuから、一言。>

 ハイビジョンでは、既に2回放送された番組の再放送。
 BS2での放送は初めてで、BSアナログ放送をご覧の方には朗報。

 監督のマーティン・スコセッシは、映画「ラスト・ワルツ」で、ザ・バンドの解散ライブを映画化した監督。

 気難しいとされるボブ・ディランが、スコセッシ監督の呼びかけに答えた理由には、ボブ・ディランとの間に永年の親交が深いザ・バンドとの信頼関係が、この映画制作に何らかの影響を与えているのでしょう。

 また、スコセッシ監督は、デニーロ&フォスターの出世作:「タクシー・ドライバー」の監督としても有名な社会派の映画監督。

 最近の話題では、スコセッシ監督に白羽の矢が飛んだ、ローリング・ストーンズの史上最強のコンサート・ツァーをドキュメンタリー化した映画:「Shine A Light」が、今年(2008年)の2月のベルリン映画祭において、オープニング作品として公開されています。

 音楽映像の大家としての地位を不動のものにしたスコセッシ監督が、ボブ・ディランに興味を示しを映像化したのは、自然の流れかも?

 男っぽい映画を得意とするスコセッシ監督が、唯我独尊のボブ・ディランのたどった音楽人生をドキュメンタリータッチで描き、貴重なフィルムをふんだんに織り込めながら、どのように料理したのか?
 洋楽ファンならずとも、若者文化に興味のある方にとって、実り深い映画です。

 深夜の放送ですので、録画してお楽しみください。

 
 
~以下、NHKホーム・ページより転載です。

 
<番組案内。>

 これまで自らについて語ることがなかったミュージシャン、ボブ・ディランが、マーティン・スコセッシ監督の呼びかけに応えて、初期の創作活動を語ったドキュメンタリー。
 未公開のライブ映像なども集約し、多角的なアプローチからボブ・ディランの豊かな人間性に迫る。
 ひとりのミュージシャンにスポットを当てながらも、アメリカ社会の多様な歴史を浮き彫りにした一作。

 〔英語/字幕スーパー/カラー/レターボックス・サイズ〕

 【監督】:マーティン・スコセッシ             
                              
 【出演】:ボブ・ディラン
      :ジョーン・バエズ
      :アレン・ギンズバーグ
      :アル・クーパー
                         ほか
                              
    ~2005年:WENT/BBC/NHK制作~
                              
                              
 【製作総指揮】:ジェフ・ローゼン               
          :ナイジェル・シンクレア            
          :スーザン・レイシー              
          :アンソニー・ウォール             
          :磯部 信夫
                  
 【製作】:マーティン・スコセッシ 
              
 【原題】:「NO DIRECTION HOME:BOB DYLAN」
   

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日本の怪談/名作映画放送。 NHK-BS2 ~番組情報。

2008-08-04 21:28:28 | 映画・芝居・落語

 毎日、お暑い中、いかがお過ごしでしょうか?
 こんな暑さを吹き飛ばす、寒~い 怪談映画は、如何でしょうか?
 紹介します、3本の映画は、日本の映画史上でも傑作と誉れの高い3作。
 特に、8月6日深夜(7日未明)に放送される、
 「東海道四谷怪談」は、カルト的な支持を集める怪作。
 主演の天知茂さんを見れるだけで、オールド・ファン垂涎。
 *天知さんの明智小五郎シリーズは、放送当時の子供にとってドキドキの作品でした。
   その、ドキドキ感は、ウフフッ。今では、あんな作品を作るのは難しいのかな?

  7日夜の「怪談」は、有名な小泉八雲の短編を4話。

 5日夜の「雨月物語」は、幽玄の美。
 「羅生門」の京マチ子さんの美しさは、絶品。
 日本の映画史上、最も妖しい花が咲いた瞬間をお見逃しなく。


 ~以下、NHKホーム・ページより転載。

 衛星映画劇場「東海道四谷怪談」

 放送局 :BS2
 放送日 :2008年 8月 6日(水)
 時間  :翌日午前0:40~翌日午前2:00
(放送終了)

 【内容】
 四世鶴屋南北作の歌舞伎狂言を怪談映画の巨匠:中川信夫監督が映画化。
 妻・お岩を毒殺し、別の女性と所帯を持った浪人・伊右衛門が、
 お岩のおん霊にたたられ破滅の道をたどる。
 お岩と所帯を持つことを懇願した際、
 彼女の父親にののしられた伊右衛門は激情に駆られ父親を斬ってしまう。
 そこを直助に見られて以降、何かと弱みに付け込まれ・・・。
 何度も映画化されている中でも最高傑作との呼び声高い一編。

 【監督】中川 信夫                   
                              
 【出演】天知  茂
      北沢 典子
      若杉嘉津子
      江見俊太郎
      池内 淳子
             ほか
                              
 ~1959年 新東宝制作~               
                              
 【企画】小野沢 寛                     
 【製作】大蔵  貢                     
 【原作】鶴屋 南北                     
 【脚本】大貫 正義                     
     石川 義寛                     
 【撮影】西本  正                     
 【音楽】渡辺 宙明 


 衛星映画劇場「怪談」

 放送局 :BS2
 放送日 :2008年 8月 7日(木)
 時間 :翌日午前0:50~翌日午前3:55(放送終了)

 
【内容】
 世界的巨匠小林正樹監督が、
 小泉八雲ことラフカディオ・ハーンによる怪談を映画化したオムニバス作品。

 *夫に捨てられた妻の情念を描く
「黒髪」。
 *人間の男と結婚した雪女のつかの間の幸せと悲しみを描く
「雪女」。
 *平家のおん霊に取りつかれた盲目の琵琶弾きを描く
「耳無芳一の話」。
 *茶碗の中に映った見知らぬ男が後に目の前に現れる恐怖を描く
「茶碗の中」。
 の4作から構成される。
 
 <カンヌ映画祭審査員特別賞受賞。>

 【監督】小林 正樹                   
                              
 【出演】三國連太郎
      新珠三千代
      渡辺美佐子
      仲代 達矢
      岸   恵子
             ほか
                               
 ~1965年 文芸プロダクション/にんじんくらぶ製作~ 
                                    
 【製作】若槻  繁                     
 【原作】小泉 八雲                     
 【脚本】水木 洋子                     
 【撮影】宮島 義勇                     
 【音楽】武満  徹                     
 

 衛星映画劇場「雨月物語」

 放送局 :BS2
 放送日 :2008年 8月 5日(火)
 時間  :翌日午前0:40~翌日午前2:18
(放送終了)

 【内容】
 上田秋成の短編「浅茅ヶ宿」「蛇性の婬」と、
 モーパッサンの「勲章」をもとに構成した幽玄美譚。
 ヴェネチア映画祭銀獅子賞受賞をはじめ、
 国内外で高い評価を得た溝口健二監督の名作。
 戦国時代、田舎で陶工をしていた源十郎が、
 侍になることを夢見る義弟と旅に出るが、
 やがて欲望のむなしさを知ることになる。
 溝口健二監督が上田秋成の短編「浅茅が宿」などをもとに構成した作品で、
 幽玄妖美な世界を名カメラマン宮川一夫がモノクロで見事に映像化し、
 ベネチア映画祭銀獅子賞をはじめ国内外で高い評価を得た傑作。                  
  
 【監督】溝口 健二                   
                          
 【出演】京 マチ子                       
      森  雅之                         
      田中 絹代                         
      水戸 光子
                              
 ~1953年 大映京都制作~              
                              
                              
 【企画】辻  久一                     
 【製作】永田 雅一                     
 【原作】上田 秋成                     
 【脚本】川口松太郎                     
     依田 義賢                     
 【撮影】宮川 一夫                     
 【音楽】早坂 文雄    
                 

 <関連記事>
 *怪談夜話2009:怪談映画/話芸/Jホラーの秘密(NHK)
 http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/76a9a3797e1286d14e6035e1dc848d5d
 
                            

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映画「プラダを着た悪魔」のDVDを観て感じたこと。

2008-03-04 22:25:53 | 映画・芝居・落語

プラダを着た悪魔 (特別編) (ベストヒット・セレクション)

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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 日曜日に久しぶりに家族とレンタル・ショップに行って、「プラダを着た悪魔」を借りてきた。
 友人からは、「パリの恋人」の現代版との情報を得ていたが、夢物語と現実的描写との相違もあり、最初に聞いた内容とイメージの異なるものだった。

 この映画は、地上波ではまだ放送していないよね。
 見てない人で、ストーリー重視の人は、この先は読まないで。

 面白かったと思う。
 嫌な部分がなく、淡々とストーリーが進んでいく展開は安心してみる事ができる。
 この映画を大人の男性が見るのだから、レビューも大人っぽく・・・なるかな?

 悪魔ミランダを演じる、メリル・ストリープの大人の演技は感嘆。
 この役をメリル以上に上手にできそうなのは、ベティ・デイビスくらいか?
 威厳と影の対比が素晴らしかった。

 どんなに頑張っても、結果を残せなければやってないのと同じ。
 アメリカ人らしい考えで突き進むビジネス・スタイルは、日本人が持つ結果より仮定(努力)のスタイルとは異なって年配の方には受け入れがたいものかも?
 でも、ミランダの厳しさの下で一年間我慢すれば、どこでも雇ってくれるとの設定からも理解できるが、厳しさの中にある徹底したアシスタント教育は、利に叶っている部分も多い。

 子供(双子の姉妹)の演奏会でもラフマニノフを聴くために、ハリケーンの中を飛行機を飛ばせとの課題をクリアできなかった新米のアンドレア。
 mimifukuなら、飛ばない飛行機よりも演奏会の映像をプロに撮らせただろう。
(それでもミランダは、文句タラタラだろうけど。)

 ハリー・ポッターの発表前の原稿を子供のために手配しろとの課題はクリア。
 さらに、表紙を付けたコピー原稿をミランダに報告する前に子供に渡すアンドレア。
 これには、さすがのミランダも文句のつけようがない。

 目の前にある課題を的確にクリアすることは、一流のビジネスマンの使命。
 一流である者と、そうでない者の違いは、問題の処理能力だけではなく、問題に対しての予知能力。
 (予知と言っても、超能力じゃないよ。) 
 ひとつの事態に相手がどのように出るかを複数想定し、いずれの事態にも対処できるだけの経験と、問題を処理できるチームの有無。

 映画の中のチームのひとり、ナイジェルは、本当に仕事のできる人。
 真面目すぎて話しかけにくいが、ファッション・デザインをアートと考えるポリシーは共感できる。
 エミリーは、自分を隠すことを知らない正直者。
 アンドレアとの最大の対立点は、自分の信じた仕事を腰掛程度に考えられたこと。
 しかし、アンドレアに辛く当たりながらも、問われたことには正直に答え、しっかりと仕事を教え、ビジネスと私情をしっかりと使い分けることのできる女性。
 この女性の存在が、この映画のキー・ポイントのひとつだったと思う。
 この女性が悪意に満ちて、アンドレアを落とし込めるための嘘をついたら、この映画の持つ明るさや爽やかさは失われていただろうし、この映画が伝える仕事(ビジネス)に対する真摯な姿勢が崩れていただろう。
 
 この映画には、実名でファッション・デザイナーの名前が多く登場しリアル感があって楽しめた。

 また、90年代の取っ付きにくかったマドンナの音源が、こんなにも映画に合うのかとびっくり。

 語りつくせない部分はありますが今日はこの辺で。
 大人のレビューになっていましたか?


<キャスト>

ミランダ・プリーストリー::メリル・ストリープ
アンドレア・サックス   : アン・ハサウェイ
ナイジェル        : スタンリー・トゥッチ
エミリー            :エミリー・ブラント


<使用された音楽>
サントラ盤の曲目リスト 

1.  ヴォーグ(マドンナ)  
2.  ビタースウィート・フェイス(ビター・スウィート)  
3.  シティ・オブ・プラインディング・ライツ(U2)  
4.  セヴン・デイズ・イン・サニー・ジューン(ジャミロクワイ)  
5.  クレイジー(アラニス・モリセット)  
6.  ビューティフル(モービー)  
7.  ハウ・カム(レイ・ラモンターニュ)  
8.  スリープ(アズール・レイ)  
9.  フィーリン・ヒフノタイズド(ブラック・リキッド・リミックス)(DJコレット)  
10.  トレス・トレス・シック(モーシャン・ワーカー)  
11.  ヒア・アイ・アム(デヴィッド・モラレス・ウィズ・タムラ・キーナン)  
12.  プラダを着た悪魔(テオドール・シャピロ)


「プラダを着た悪魔」ホーム・ページ
 http://movies.foxjapan.com/devilwearsprada/#

 

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映画「12人の怒れる男」  mimi-fuku番組情報

2007-10-19 23:21:54 | 映画・芝居・落語
映画「12人の怒れる男」放送終了

 昨日のブログでも触れたましが、この国で裁判員制度が向いているのかどうか?

 笛吹けば踊る国民性と言われ、(良く言えば、順応性の高い国民性)自分で哲学することは苦手で、世情の流れに応じて個人の意見をどんどん変化させていく、私達の国民気質に裁判員制度がどのような意味を持つのでしょうか?

 それに対するヒントが、この映画の中に網羅されています。
 あらゆる好きな映画アンケートでBest100に入る名作中の名作。
 何度も何度も再放送された映画ですが、お勧めの一本には違いがありません。

 放送は、BS2なので見られない方も多いと思います。
 DVDは、正規商品で2400円。また、ワン・コイン版(500円)もあるようですので、ぜひお探しになってご覧ください。

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