*記事:2008年9月(その2)へのリンク。
9月29日~10月1日:東シナ海~日本近海。
http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/4798396851dfdad14d5c52b4307c8b80
大きさ:-
強さ :非常に強い
存在地域 台北の南南西 約80km
中心位置 北緯 24度20分/東経 121度10分
進行方向、速さ 西北西 25km/h(14kt)
中心気圧:935hPa
中心付近の最大風速 50m/s(95kt)
最大瞬間風速 70m/s(135kt)
25m/s以上の暴風域 東側 170km/西側 90km
15m/s以上の強風域 全域 440km(240NM)
台風15号は速度をあげて台湾北部に上陸しています。
上陸時間は午後5時頃で、925hPaの猛烈な低気圧で上陸した模様です。
ただし、暴風域は小さくなっており今後は急速に弱まることも考えられます。
速度が速くなったことと暴風域が小さくなったために先島諸島全域は、まもなく暴風域から抜ける見込みですが、与那国島は猛烈な雨風にさらされた模様です。
しかし、上陸後の現時刻では勢力は余り衰えておらず、台湾西部での被害状況が心配されますし、台湾北部の都市圏をも強い暴風域をともなったまま横断しそうで被害は必至の状況です。
台風は今後大陸に接近した後、方向を北東~東、更に東南に変え、2~3日中に南西諸島北部へと進みそうな予報です。
また、明日の西日本(九州~四国)は、台風からのびる前線の影響で大雨が心配されますので注意が必要です。
<台湾の被害>
台湾当局の発表によると、同台風による土砂崩れや強風などのため5人が死亡、53人が負傷した。
当地では6日、商店を含む住宅など計220万戸が停電した。
また国内の交通機関で欠航や運休が相次ぎ、国際線も運航が見合わされた。
気象当局の観測能力の上限に近い風速約63メートルという強風が吹き荒れ、宜蘭近郊の高速道路でバスが横転、乗客36人が負傷した。
台風の被害を受けて、週明け29日の会社や学校、株式市場は休みになった。
台風は29日未明に熱帯低気圧に勢力を弱め、台湾から中国東部に向かった。
しかし台風の周辺にあたる台湾中部や南部では豪雨となっている。
景勝地の阿里山では約80ミリの雨量を記録し、観光客の立ち入りが禁止された。
(7日:ロイター& CNN Japan /記事転載)
大きさ:-
強さ :猛烈な
存在地域 与那国島の南 約250km
中心位置 北緯 22度20分/東経 123度30分
進行方向、速さ 北西 15km/h(8kt)
中心気圧:910hPa
中心付近の最大風速 60m/s(115kt)
最大瞬間風速:85m/s(165kt)
25m/s以上の暴風域 全域 220km(120NM)
15m/s以上の強風域 全域 440km(240NM)
猛烈な台風15号の進路が、ほぼ確定してきたようです。
ほぼ、台風13号と同じようなコースを取ると見られる台風15号での、
気象庁の予報する910hPaは、過去に大きな被害を出した歴史的な台風に匹敵する超度級の台風で、中心付近は筆舌し難い猛烈な風が吹いている模様です。
衛星画像を見てもしっかりとした台風の目と密度の高い雨雲がハッキリと認識でき不安な状況が続きます。
進路にあたる地域(先島諸島~台湾北部)の方々は、憂鬱な時間を過ごすことになりますが、安全な場所で待機するしか手段はありません。
先島諸島と台湾東部は、まもなく暴風域に入ります。
くれぐれも事故のないことを願います。
<八重山地方の被害>
西表島の南南西約83キロの海上で28日、米国籍のクルーザー、ジェイド・プリンセスから遭難信号が発信された。第11管区海上保安本部によると、クルーザーには米国人4人が乗り組み、マレーシアから沖縄県に向かっていた。
八重山地方は同日、35~50メートルの最大瞬間風速が吹き荒れ、与那国町で比川海岸沖合の離岸堤が高潮で崩壊したほか、石垣市内では2歳男児が強風で閉まったドアに左手を挟まれ薬指と小指に軽傷を負った。
西表島と与那国島で一時1000世帯が停電した。
交通機関は終日マヒし、29日も余波で離島航路に影響が出た。
与那国島では、同日午後3時54分に49・2メートル。
石垣島では、午後0時24分に35・5メートルの最大瞬間風速を観測した。
停電は一時1000世帯にまで拡大した。
(八重山毎日オンライン:記事転載)
沖縄県八重山支庁は29日、台風15号関連被害をまとめた。
被害額は与那国町が6億488万8000円、石垣市が3817万8000円、竹富町が1025万3000円だった。
与那国町では比川海岸の離岸堤が崩壊して6億円の損害と試算。
農作物で水稲、サトウキビなどに被害が出ている。
(琉球新報:記事転載)
大きさ:-
強さ :猛烈な
存在地域:沖縄の南
中心位置 北緯 20度40分/東経 125度35分
進行方向、速さ:北西 25km/h(13kt)
中心気圧:915hPa
中心付近の最大風速 55m/s(105kt)
最大瞬間風速 75m/s(150kt)
25m/s以上の暴風域 全域 220km(120NM)
15m/s以上の強風域 全域 440km(240NM)
台風15号の勢力の拡大と予想進路は、深刻なものになってきたようです。
気象庁の予報では、
猛烈な台風15号の暴風域が、先島諸島に接近する恐れも出ています。
最新の情報を入手し、的確な対処が望まれます。
また、この台風は、当初の進路予測よりもかなり北東に進むと見られ、東シナ海に出た後、13号に似通ったルートをたどり、日本に接近する恐れも出ています。
大きさ:-
強さ :強い
存在地域 フィリピンの東
中心位置 北緯 17度25分/東経 128度25分
進行方向、速さ 北西 20km/h(12kt)
中心気圧:955hPa
中心付近の最大風速 40m/s(80kt)
最大瞬間風速 60m/s(115kt)
25m/s以上の暴風域 全域 150km(80NM)
15m/s以上の強風域 東側 440km/西側 390km
気象庁の予報では、台風15号は勢力を強めながら北上し、28~29日にかけて台湾南部に上陸する見込みです。
進路によっては、先島諸島も暴雨風域に入る可能性も示唆され明日以降、海上は大時化の様相です。
台湾中央氣象局は、昨日の予報を大幅に修正し、台湾南部をかすめた後、向きを北~北東に変え、台湾海峡から中国大陸沿岸部に接近、上陸するとの予報を出しています。
中国中央気象台は、日本の気象庁とほぼ同じ予報を出しています。
<資料>
*台湾中央氣象局の情報。
http://www.cwb.gov.tw/
~左欄:颱風資訊→颱風現況をクリック。
*中国中央気象台。
http://www.nmc.gov.cn/
*香港天文台の情報
http://www.hko.gov.hk/contentc.htm
大きさ:-
強さ :-
存在地域:フィリピンの東
中心位置:北緯 14度40分/東経 131度50分(131.8度)
進行方向、速さ:西北西 30km/h(16kt)
中心気圧:975hPa
中心付近の最大風速:30m/s(55kt)
最大瞬間風速:40m/s(80kt)
25m/s以上の暴風域:全域 90km(50NM)
15m/s以上の強風域:全域 330km(180NM)
台風15号は、発達しながらフィリピンの東海上を西北西に進んでいます。
気象庁の予報では、28日の午後にパーシー海峡を通過する予報です。
台湾中央気象局では、28日の夜に台湾の南海上をかすめ、30日の午後2時頃に香港の東界隈に接近しそうな予報が出ています。
香港天文台では、フィリピンと台湾の中間に進行するとの予報を出しています。
台風14号で被害を受けた地域と同じような進路を進む可能性もあり、心配な状況になっています。
大きさ:-
強さ :-
存在地域 フィリピンの東
中心位置 北緯 12度05分/東経 136度25分
進行方向、速さ:西 15km/h
中心気圧:998hPa
中心付近の最大風速:18m/s
最大瞬間風速:25m/s
15m/s以上の強風域:全域 220km
今日の9時に台風15号が発生しました。
台風14号が、まだ終息しないうちの台風の今後のルートはまだ未確定ですが、発達しながらフィリピン北部に接近しそうな予報が出ています。