「はじまりは日本舞踊」 

 美作流との出会いが人生をかえました。世界はあざやかに輝き、心は自由に、踊っている時間は本当の自分に戻れる気がします。

天ヶ瀬ダム 

2006年05月22日 | 勝手に京都案内
 宇治市の「三室戸寺」にツツジを観にいってきました。
ツツジはもうほとんど終わり~・・・ショック。
次は 紫陽花の季節に行きたいな。

天ヶ瀬ダムがいい、ということで行ってみると、ちょうど放流していました!
実はダムの放流を見るのは初めて。マイナスイオンで癒されましたぞ。
早速”放流マニア”に混じってパチリ。
今ダムが決壊したら流される~~。結構こわかった。

雨のせいかな・・・

2006年05月19日 | 日本舞踊
 ブログを立ち上げて、3ヶ月。
毎日のようにみなさんからコメントを頂き、日舞を愛するブロガー(?)も
案外多いものだというのが実感でした。
 たまに自分を振り返って語りたくなる。今日は私の日舞生活について書いてみたいと思います。
 
 昨年の秋に結婚し、師匠と仲間の住む「つくば研究学園都市」から離れて生活しています。
定刻きっかりには着物バッグをかかえて職場を飛び出し、とりあえず稽古場に行く、という生活が続いていました。
他の方のお稽古の後ろに一緒に立たせて頂いたり、とにかく師匠の踊りが好きで、女形も立役も、娘も花魁も船頭も武士も、
どんな踊りも大好きで、いつか自分もあんなふうに役を演じられるようになれるんだ!と勝手に信じ込んでいましたっけ。
生活の全てが踊りのためにあり、踊りが私の全て!と心底思い込んでいました。                                                        
 私が日舞と出あったのは、25歳の誕生日を目前に控えた時期でした。
その時すでに、今の主人との結婚を心に決めていましたし、師匠にもその事はお話ししていました。
仕事に対する情熱も、社会に対する関心もなく、ただ過ぎるままに日々を送っていた私の心に灯った灯、それが踊る喜びでした。
「結婚して遠くに行ったら、お弟子をとって美作の踊りを広めなさい。」踊りを始めて間もない私に、師匠がかけてくださった一言。
もしかしたら冗談半分だったのかもしれません、が、その後の私はこの一言によって導かれていったのかもしれません。
 お名前を頂いてからは、会の準備のお手伝いやら名取式のお手伝いやら、さまざまな勉強をさせていただきました。
お金持ちのお嬢様でもなく、自由気ままにに育てられた(?)私にとって、おつきあいのイロハや礼儀作法など、一から勉強でした。
 芸暦の長さは問題ではない、それまでの人生をどう踊りに反映させられるか。
しかしやはり、さまざまな場面で芸暦の短さというのは私を不安にさせます。
人にものを伝える立場に立たされると、知識のなさ、いかに人として未熟であるかということに打ちのめされます。
それをどう克服していけばいいのかすら、分からない自分がいることに気がつきます。
そして、芸暦の短さということに逃げてしまう自分に、何よりも腹が立ちます。
 約一ヶ月に一度、集中稽古に出かけています。新しく入門された方はもちろん、みなそれぞれに上達されており、
取り残されていくような焦りと、自分が選んだ道だというあきらめが、積もっていきます。
稼ぎのない私を、泊りがけの稽古に送り出してくれる旦那様と、もてあますほどの自由な時間に感謝。
事あるごとに師匠が示してくれた道、まだひとつも実現できていません。

 芸の道は白くてまっすぐ続いているような気がする、曲がっているのはおのれの道の方だ、というようなお話を師匠がされたことがあります。
今の自分はキャンパスからはみ出すほど、道を曲げてしまっているのではないかと、背筋が寒くなります。

かすんで見えない時は、せめて心の中に描いて・・・

ちょっとお待ちよ♪ 

2006年05月18日 | 日本舞踊
今月末の老人ホームでのボランティア、どうやら今月は集中稽古に行かれない、どないしょ・・・。
 ということで、またしても昔習った新舞踊に手をつけました。

美空ひばりさんの歌う「車屋さん」。

ちょいとお待ちよ 車屋さん♪

内緒の手紙が 内緒で来るよに ~

当時、どうしても理解不能だった 上向いて下向いて上向いて(意味不明?)
の部分

なんと。 

やっと理解できました~!

やっほ~~~!

 ちょっとだけ進歩を実感してしまいました。自己満足。



小唄 白扇の

2006年05月17日 | 日本舞踊
 小唄「白扇の」

白扇の 末広がりの末かけた かたき契りの銀要(ぎんかなめ)
かがやく影に松が枝(え)の 葉色もまさる深みどり
立ち寄る庭の池すみで 浪風たゝぬ水の面(おも)
うらやましいではないかいな

お祝いに踊られる踊りです。

振り帳 第二弾、ご祝儀舞の基本的な振りがそろいました。


蓬莱の歌詞

2006年05月12日 | 日本舞踊
振り帳を」作ろう!ということで、
蓬莱からはじめてみました。ちなみに歌詞はこういった感じです。
”萩の~白露~”の部分が耳について離れませんでした・・・・。

長唄「蓬 莱」

うらゝかな 日の色そみて木の間にも
葉毎の花の綾錦 重ねし縫の伊達模様
着つゝ馴れにし山姫は人の眺めの迷いぐさ
結びかねたる空どけは いっそ浮気なそよ風や
うらみて煙る塩竈は 胸に焚く火の消えかぬる
エゝ何としょう 仇し仇浪寄せては返す岩枕
浮名はぱっと立つ鳥の塒を慕う恋の山
萩の白露 おきふしつらき 色と香の
しげりてふかき床のうち今朝の別れに袖濡らす
しょんがえ招く芒はいたずらものよ女郎花
あぢな気になる花の色 咲ける桔梗のかわゆらし
しょんがえ うつゝなや 眺め尽きせぬ殿づくり
実に蓬莱を見あぐれば高き調べの松が枝に
琴弾くような鶴の足どり


 踊りの振りを、言葉と絵で表すのは思ったより難しいのです。
そして、基本的な振りを変形させて出来た振り(?)は、なんとも表現しずらい。
”踊ってなんぼ”のところが多いんです。

あらためて、師匠の偉大さを感じます・・・。

鴨川をどり

2006年05月10日 | 日本舞踊
「鴨川をどり」を観て参りました。

一、雪女御扇面姿絵(ゆきにょうごおうぎのすがたえ)
 
一、四季の草子

 雪女御では、群舞の鷺娘を思い出しました。真っ白な雪景色に魅せられました。
 四季の草子、華やかな舞妓さん達が登場すると、会場がどよめきます。これぞ京の春。

 先斗町歌舞練場を出ると、次の回を待つ舞妓さん芸妓さんがたがいらっしゃいました。やはり、輝きが違います。

 来月の舞台。会のコンセプトも決まったようで、そろそろエンジンかけないと・・・。すでに出遅れているわたくし。どうなりますやら。

稽古場案内

2006年05月10日 | 最新の稽古場案内はこちらから
着付けから立ち座り、初歩からていねいにお教えします

グループで、短期集中、出張稽古も承ります

稽古は体験見学自由、浴衣・帯などもお貸しいたします


くわしいご案内 http://www.geocities.jp/mimasaka_chiko/
京都市 稽古日程 http://calendar.yahoo.co.jp/mimasaka_chiko/  

日本舞踊美作流 師範 美作ちこ

美作流ホームページ http://www.mimasakaryu.com/

お引越ししました

2006年05月10日 | 日本舞踊
 閲覧時の重さに耐え切れず、こちらにお引越しさせていただきました。
以前のブログは ブックマークの”あったか日本舞踊”からどうぞ。


 初めまして。美作ちこと申します。
寝ても覚めても”踊り、踊り” 
日舞の魅力って何なんでしょう。
う~ん・・・分からない。
楽しければそれでよし!

 日舞な毎日を、マイペースで綴っていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。


「美作ちこのちいさなページ」もよろしく
http://www.geocities.jp/mimasaka_chiko/