「はじまりは日本舞踊」 

 美作流との出会いが人生をかえました。世界はあざやかに輝き、心は自由に、踊っている時間は本当の自分に戻れる気がします。

まわるまわる

2009年11月30日 | 日本舞踊
花の道成寺、

いよいよ稽古に入りました。

道成寺の所化のごとく、

皆で輪になってぐるぐる回る所があります。

ぐるぐるするのが楽しくて

なかなかばらけません(笑)

まだまだ音に間に合いません。


出はカルガモの親子みたいでとっても可愛い。


無事に仕上がることを祈るのみ。

長時間の稽古は、さすがに小さな子どもにはたえられません。

だらだらしはじめます。


少し怒ると休憩時間に部屋の隅でいじいじ。

でもまたすぐ復活してくるのが子どもですね。

番号ふってね

2009年11月26日 | 日本舞踊
こども教室で、

花の道成寺

をお稽古します。

本日はいわゆるフォーメーション、

デザインとも言います。

誰がどこに並ぶか、
どう移動するか、

の図面を作成しました。

総勢11名で、色々考えすぎて目が回りそう。

A4何枚もダメにして、ようやく

最後はいつものように、えいやぁっ!

で決定。



夢に見そう・・

あぁ潮来音頭

2009年11月26日 | 日本舞踊
なんのことはない、

例の

民謡 潮来音頭


全員ではないですが、

ようやく最後までたどり着きました。

一時はどうなることやらと、一人はらはらさせられましたが、

なんとかラストまで到達。

感慨深いものがあります。

舞台まではまだまだ時間があります。

今回は「踊りこむ」という、恐怖の領域に踏み込みます。

ここからが実は本番。
ここからが本物の稽古です。

迷いや恐れ、不安や焦りとの戦いになります。

まさに自分との戦い。

是非それを乗り越えて、

魂が震えるような楽しさを、

新たな自己に出会って欲しいと思います。

私はひとまず安堵しております。はい。

端唄三昧

2009年11月21日 | 日本舞踊
今回の集中稽古では端唄を主に稽古しました。

夕ぐれ
館山くずし
御所車
梅にも春
The吉原よりさわぎ
天竜下れば



譜合わせだけで次回またしっかり見て頂こうと思いつつ、

頭がパンパンになっています。

2月の京都の舞台では、

端唄吹き寄せ

にしようかと、ワクワクしております。
色々な役柄を

思いきり楽しんで踊れる。

端唄も大好きです。

何かついてる

2009年11月19日 | 日本舞踊
加賀友禅 という演歌をご存知でしょうか?

この踊り、先月から皆さんの稽古につかせて頂いてるのですが、

なぜか

異様に腰に効く。

テープ巻き戻しの間、骨盤インプリートポジションで腰を伸ばして休憩してます。

なせか 若手が軒並み腰を押さえる恐怖の演目。


他の演目はどれだけ踊っても問題ないのに、

なぜでしょう。


恐怖の演目


京都の皆さん

いかがかぇ。

カウンセリングって

2009年11月17日 | 日本舞踊
受けました。

ではありません。

今、河合隼雄 さんについての本を読んでみています。

元 文化庁長官、
臨床心理学者、
などなど、日本を代表する文化人のお一人でした。

なんとか哲学、なんとか派、カタカナ文字が連なり凡人には解りにくいです・・
自分の都合のよいようにピックアップして読み進みます。



カウンセリングについて書かれた文章の中で、

美作流の踊りへのアプローチの仕方は、

まさにカウンセリングそのものと考えさせられました。

温かくて厳しい関係。

あたたかく突き放し、冷たく抱き寄せる。

これ、日々我が流派の家元が実践されています。

゛変わるのは大変なことだけど、一緒にやりましょうと言う人がいたら変われます、というのが僕の考えです。゛

心理療法は二人でやり抜く仕事とも示され、

これは師匠と弟子の姿そのものでもあります。


毎日のように事業仕分け会議のニュースが報道される中、

伝統文化こども教室
も対象に入っているようです。

秋風が余計に冷たく感じられるのは、私だけではないですよね。

今日はまた

2009年11月16日 | 日本舞踊
本日10時間稽古。

私にとっては新記録更新?

集中稽古のSちゃんはなんと7時間踊りまくって帰りました。



1日で二段分いれるにはこれ位が妥当です。

今日は会場を三ヶ所も移動。

かなり気分転換になりました。

皆さんどんどん振りを覚えるスピードがアップして、

ありがたいことです。

アップアップしながらも、

必死についてきてくれる事にただただ感謝。

来年の発表会は、

なんとしても皆に最高の舞台を踏ませてあげたいものです。
やっぱり踊りはいいなぁ。

ねじこめねじこめ

2009年11月14日 | 日本舞踊
こども教室、次回からは新しい演目に入りたい。

ということで、例によって後半ねじこみました。

鞠と殿様 花の禿

とりあえず最後まで。

こども達は立派なもんです。

最後のポーズも一人づつ。

これが私の楽しみです。

お母さんがこどもの頃に着ていたという、ウールのアンサンブルを着てきた姉妹がおりました。

とんでもなく可愛い~!

一挙一動に顔がほころび稽古どころじゃありませぬ。

こどもの着物はいいですね。

帯板 ウェルカム

2009年11月13日 | 日本舞踊
例によってKちゃんとの電話の合間、

デパートの催事場にて

帯板を買いました。もちろんワゴン(^O^)。


厚紙の自作品は

柔らかすぎて帯がシワに。

仕方がないので買いました。

二年前に借りた衣装に紛れて紛失して以来、

お気に召さない帯板でごまかしていましたが、

それがカビ始めたため(笑)。

私、帯板がかびるんです。

着替えてすぐしまうせいですね。



帯板新調は五年ぶりでやんす。

ちなみにゴム付きは帯がずれてダメ。

やっぱり私は挟み込む派です。