「はじまりは日本舞踊」 

 美作流との出会いが人生をかえました。世界はあざやかに輝き、心は自由に、踊っている時間は本当の自分に戻れる気がします。

衣食足りて・・・!!???

2007年04月27日 | 日本舞踊
衣食足りて 栄辱を知る

「倉廩実ちて礼節を知り、衣食足りて栄辱を知る」

栄辱  ← 名誉と屈辱

人は経済的に充足してこそ礼節や栄辱を知るようになる、との意。

日本では「衣食足りて礼節を知る」と表現されます。

 
 生き死にに関係の無いところで、
こうして理想を追いかけられることに感謝です。




集中力ってすごいね

2007年04月23日 | 日本舞踊
 昨日は祇園小唄と潮来の二本立てで2時間半。

 お友だちのお稽古について後ろで踊る子も、誰一人休まず、無言で動きについてくる。
大人なら、要所要所でさまざまな反応があり、それに答えているうちにいつの間にやら時間がたちます。

しかし

こどもは

ひたすら踊る。踊って踊る。またまた踊る。

「昨日は疲れなかった?」と聞くと、不思議そうな顔で見返された。
楽勝だったらしい。

ガ~ン。


一人にして成るに非ざる也

2007年04月21日 | 日本舞踊
 知者は創り、能者は焉を述ぶ。一人にして成るに非ざる也

 英知を持つものが創造し、才能のあるものが継承する。
一人で完成したものではない。 

という意味だそうです。

 ぐっとくるものがあります。

 自覚は無くとも、やはり自分も伝統芸能の世界に身をおくものなんだと
思わされる出来事がありました。
10年後も、20年後も、初心を忘れずにいたい。




伝統芸能って何だ

2007年04月20日 | 日本舞踊
 日本舞踊 = 伝統芸能   →  私は伝統芸能に携わる人

 はっきり言うと、ほとんど自覚はありません。
礼儀を学ぶ、美しい所作を学ぶ、伝統芸能の素晴らしさを体感するとか、
そういう実感が私にはまるで無かったから。

ただ”面白かったから”。

身体一つで、どんな世界でもそこに作り出すことが出来る。
そこには、伝統芸能だとか言う考えは入り込む隙もありませんでした。
もしかしたら、日本舞踊でなくてもよかったのかも、と思うこともありました。

 それでも、日本舞踊はやっぱり伝統芸能だと思い始めたのは、
人に教える立場になってからでした。
ひとつひとつの動きに意味があり、歴史がありました。
私がこれだけ心惹かれたのも、日本人の遺伝子がそうさせたのかもしれません。

 ”愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ”という言葉がありました

 ”伝統芸能”と言われる芸能は、同時に歴史に学ぶことができるからこそ
素晴らしいのだと思います。















一事を経ざれば・・・

2007年04月18日 | 日本舞踊
 「一事を経ざれば一智に長ぜず」

京都新聞の一日一言、本日の一言。

一つのことをやり遂げてはじめて一つの知恵が身に着く、という意味


踊り仲間のkちゃんと、師匠業を始めたばかりのいろんな出来事を話しました。

思うことは同じで、これからもよい相談相手になってくれそう。

ひとつひとつ、クリアして経験を積むしかないって事ですね