「はじまりは日本舞踊」 

 美作流との出会いが人生をかえました。世界はあざやかに輝き、心は自由に、踊っている時間は本当の自分に戻れる気がします。

今回の楽しみ

2009年10月31日 | 日本舞踊
今回は着付けも化粧も自分達でしました。

ステージ用にも使えるファンデーションで水化粧風に。直前の三回稽古の汗でかなりはがれてきましたが、案外よくできました。

着付けは万葉の時代の村娘をイメージして、裾よけを少しだします。襟は抜かずに帯は半幅の方流し、前掛けをして頭には布を巻きます。

全員、よい仕上がりでした。

村の若者達と防人は、袴姿。

我が夫役のR姉さんは、お腹に綿やらタオルやらめいっぱいしこんでご立派な袴姿でした。


三年目ともなると、あまり写真もとらず、Kちゃんに撮ってもらった写真を流用してます。

蛍 ふたたび

2009年10月31日 | 日本舞踊
明日、いやもう今日ですね。

つくば物語2009

今年も美作流の長唄 蛍。

今年で三年目を迎えました。

また演出が少しかわり、

私的にはよりシンプルに、自然な終わり方になっているような気がします。

自分でも今までで一番気に入ってます。

国立の時には

私、川でお洗濯ならぬ芋洗い・大根洗いをしてましたから。

おまけに全く表現出来てなかった私。限界ぎりぎりでぽ~いと放り出された感じ・・

涙を押さえることひとつにも、

身体の使い方の見当が全くつかず、

感情のままに、とかもう次元が違いましたね〓


子ども達が出るつくば物語バージョンの演出は、より美作流らしくておおらかで大好きです。

今年の蛍は

自分でも納得しながら動けています。

それがとても嬉しいのです。


いつかまた、大きな舞台で挑戦したい作品。

四年前はあまりにも出来なかった・・いわゆるリベンジです。

何はともあれ、

明日は野外の舞台

楽しみです。

楽しみます。

ペデはチャリの道

2009年10月30日 | 日本舞踊
つくばに来ています。

駅までお迎えを頼んだKちゃんを待つ間、大学時代よく通っていた図書館前のペデストリアンを歩いてみました。
10年前と変わらず、学生さんが自転車で走り抜けていきます。

公園の芝生に転がって空を眺めていたい気がしました。


ここに来ると、

世の不況も日常のゴタゴタも全部忘れてしまいます。

稽古場が世界の中心になります。

15畳程度の空間に、色々なドラマや人生が繰り広げられます。
あらためて、踊りって凄いよ、と思います。

お江戸の香り

2009年10月28日 | 日本舞踊
東京を通過してつくばを目指しています。

新幹線が東京駅に着く直前、ビルの間に空が見える所があります。

からりと晴れたお江戸の空です。

周りを山に囲まれて、曇りがちな京の空とは一味違う、

空の色も江戸っ子です。

東と西の踊り風の違いも、

こんなに風土が違うなら当然です。

ちゃきちゃき動きたくもなります。

眠いの・・

2009年10月26日 | 日本舞踊
Aちゃんは初めての文化祭疲れが出たのか稽古前に眠い様子。畳につっぷしておりました。


しかし今日は嵯峨の春を頑張りました。
ようやく「男」の登場までこぎつけました。桜を奪って私も舞います。お弟子さんと踊っても、やっぱり一人より二人。
・・楽しい。

そして今日はKさんが体験にやってきました。


「ブログが凄く面白かったのでここにしようと思ったんですが、電話がつながらなかったんです」 とのこと。

色々検索してこども教室のページから連絡くださいました。

前の電話番号、放置してました。
ごめんなさい。

今週はまたつくばでネタを沢山しこんで参ります。

乞うご期待。

手を離さずに

2009年10月22日 | 日本舞踊
 今日は例によってkちゃんと昼間にお電話してました。


二人とも師匠がつかんでくれた手を離さずに、ここまで来たんだなあと実感。


二十代に時期に踊りを始めて、経済危機や何やかやそれぞれ乗り越えて、

やっぱり踊りのために、何がなんでも力を尽くしたいよねという思いは同じです。


今度は私たちが手を伸ばす番だと、確認しました。


一筋縄ではいかないのがもちろん人間社会ですが、

踊りという手をつなぎ合っていけば、きっとそこに自分の場所が見つけられる


と信じるしかありません。


あれもこれも、全てが芸の肥やしです。




なんて言っていたら、久しぶりに大学時代の先輩からメールがきていました。
学生君の卒論のため、私の卒論を貸して頂戴とのこと。

それが。。もう手元にはございませんの。


理科系の過去を全て消し去って・・・この世界で生きようと決めたから・・


なんてのは大嘘で、荷物を減らしたいがために実家に送り返したの。

でも、大好きだった先輩に思い出してもらえただけで嬉しかったのです。

あれもこれも私の人生。

今日の自分につながる、素敵な過去でした。










三度の飯より

2009年10月20日 | 日本舞踊
踊りが好き。

これが私の原点です。


時に心を乱されて、自分が向かう場所もわからなくなる時があります。理想と現実の狭間で右往左往します。


技術がどうの、伝統と格式がどうの、境遇がどうの、言い訳は色々ある。

でも根っこは


踊るのがめっぽう楽しいから好き。
ただそれだけ。

みんなで踊ればもっと楽しい。

それじゃあたくさん仲間を集めよう。


また純粋にこれだけを思って進もうと思います。

初めて頂きました

2009年10月20日 | 日本舞踊
昨日のグループホーム訪問で、なんとお花を頂きました。予想外に嬉しい二人。
そして夜稽古に向かう途中、ホテル前にて陽気なオージーに写真撮影して頂きました。海を渡る二人の写真。はたして・・・

昨日は良いこと気になること、一度にふってきた濃い1日でした。

四度目の正直?

2009年10月20日 | 日本舞踊
 山王神社祭礼、無事に終わりました。
お客さんの反応も上々。だった様子なのでほっとしました。

客席から見ていたYさんの言うには、
「お姫様みたいね」
「昔見た日本舞踊と全然違う~。」(良い意味で?ですよね)
というような声が聞かれたからです。

いろんな意味で、三年目にして初めて、一石を投じられたような気がします。
それから「花」の稽古をこども教室の子が凝視していました。
これも日本舞踊なんだ~、ときっと驚いたんですね。


そして昨日は久しぶりにYさんとともに グループホーム出町柳 さんへ。

四度目にして、道に迷いました。地図も持ってたのに。


細い道を通り越して、ぐるぐる回ってしまいました。

先週から稽古にイベントとお疲れのところ失礼しました・・・。



春雨、りんご追分、花、祇園小唄、を踊ってきました。

ちょっとプログラムがマンネリ化したのを反省。




イベントの秋

2009年10月16日 | 日本舞踊
明日は京都市右京区山ノ内の山王神社でお祭りがあります。
毎年恒例、

7時半から神前奉納で有志が踊ります。

寿、りんご追分、花の禿、花

毎年少しづつ新しい踊りをお見せできるよう、

工夫していかないといけません。


私達の前後はなぜかいつも、沖縄民謡エイサーです。大学のサークルでは全国的に流行ってるんですね。

そして来週月曜日はグループホーム出町柳さんに慰問に行きます。Yさんも年休とって踊ります。

お仲間の後ろですっかり振りは覚えてしまい、今は舞台の広さにあわせてきちんと踊ろうと心がけています。偉いもんです。私はそんなことは考える余裕なかったですね。

年々アバウトになり、直前にならないと動きだしません。

一見真面目そうに見えるようですが、

怠惰です。

ずぼらです。


師匠と旦那さんには全部ばれています。

踊りで嘘はつけませぬもの。