「はじまりは日本舞踊」 

 美作流との出会いが人生をかえました。世界はあざやかに輝き、心は自由に、踊っている時間は本当の自分に戻れる気がします。

ひとつでいい

2011年01月28日 | 日本舞踊
今年もプログラムに各自の文章を載せます。

現在〆切1週間前なり。

早々お一人があげてきてくれました。

嬉しかったこと。

「演じたい。」

という言葉が使ってあったこと。

ただ訳もなく動くんじゃない、ただ真似した通りに踊るんじゃない。自分勝手に踊るんじゃない。

意識がかわったことがただ嬉しいのです。

一気に完璧を目指すのは無理なのです。
ひとつでもきらめく言葉があれば、

小さな一歩でも進歩が見られれば、

それでバンザイ。

最近日本舞踊の奥深さをしみじみ感じます。

一生かかっても、
どこまで近づけるか、わかりません。
もしかしたら進んでだっていないのかもしれない。

どんな満足も、どんな自信も、長い歴史の前には不遜きわまりないのかもしれない。

だから小さな成長も、ささやかに喜びたいと思います。

わずかな歩みのためにこそ、
心を鬼にして頑張りたいと思います。

希望の光が

2011年01月27日 | 日本舞踊
ようやく希望の光が見えてきました。

群舞がなんとか通せる。

あぁいける。

これならいける。

皆が刺激しあい高めあう、

美しきかな仲間達よ。

あとは下浚いのラストと

冒頭のさっちゃんの力量頼みだ。


こども教室を何とかやっつけて、

そして自分の踊りもやらにゃまずいぞ。
いよいよ追い込まれて参りました。

皆がこれだけ頑張ってる訳で、

私が泣いてる場合ではないのだ。


みんな上手になったなぁ。

しばし感慨にひたったのでした。

花に戯れちゃって

2011年01月26日 | 日本舞踊
今回私は獅子の乱曲という演目を踊ります。

短いですが獅子物です。

獅子は童の心で、
というのはよく聞かれます。
これは今まで良く考えたこともなかったのです。

牡丹の花に戯れ遊び、胡蝶を追う訳ですから、

まあ童かもね。

位な理解でしかありませんでした。

しかし、
石橋にたち戻って考えてみると、

獅子は文殊菩薩の乗り物(笑)でもあり、
文殊菩薩のおわします浄土を守る聖獣という訳です。

要するになんだ、

自然の化身ということなんだろか。
大人のように汚れつちまった心ではなく、
童のような聖なる精神でもって、純粋無垢な心で踊りなさいということなんだろか。

私の大好きな

はてしない物語

には

幼心の君、という少女が出てきました。
別名、月の子。

終わってしまった世界の闇の中で、

小さな小さな種を主人公であるバスチアンに渡すのです。

話がそれました。

女形中心に稽古してきた私には、

まさに挑戦としか言えませぬ。

素踊りだけど、

ささっと毛も洗います(笑)嘘。

でもでも、

こないだ踊った

島の千歳も、

一種神憑り状態の踊り子でもあり、

今回の獅子もある意味そんなようなものであるので、

似てると言えば似てるかな。

「体力持つの?」

という先生のお言葉には

「わかりません。でも出来たら全部やってみたい。」

としか言えません(泣)


なんとか応えておくれよ~

我が身体(泣泣)

予定外に風邪ひいちゃったし。

ストレス解消?

2011年01月25日 | 日本舞踊
ありえない展開につっこみつつ、現実を忘れるというストレス解消法。

録画してある番組
を隙間産業のように細切れに観るのです。

凄い時は音源の編集しながら観ちゃいます。

ながらがすぎる。

先週は「千と千尋の神隠し」

今週は

トムクルーズが出ている「宇宙戦争」を観賞。

テレビの録画は吹き替えなので、これがまた可笑しいの。

結局地球の食べ物(私達人間)が身体に合わなくて、死んじゃったらしい。

花粉症みたく。

許容量越えたらバタバタと。

どでかいタイトルの割には、アメリカの様子しか出てきませんでした・・


映画館で観るには体力不足な近頃、

お手頃に楽しんでおります。

回復のきざし

2011年01月23日 | 日本舞踊
金曜日にぶり返した風邪が、

回復のきざしを見せています。


必殺 抗生剤。

困ったときのマルマル(笑)

こわい位のスピードで治っちゃった気がする~。

しかしこれがいかんのです。

なんと来月の会では結構ハードなヤツを二つも

踊ります 宣言

しちゃったから・・

「若くて体力あるうちにやっとかなきゃ

そのうちホントに踊れなくなりそうだから。」

という理由で。

なんか一番やばいタイミングで

宣言しちゃったのかもしれませぬわ。

泣かないのよ

2011年01月20日 | 日本舞踊
今日は群舞を集中して稽古しました。

何かがおかしい。

急ピッチが過ぎて
今回こそ泣いてもらう予定が、

踊りが面白くて皆笑ってます。

顔で笑って心で泣いて、

もしかして、

そんな高等技術を使ってる?

都育ち

あなどるなかれ・・

なんでこんなに

2011年01月19日 | 日本舞踊
本日はタイムテーブル作り。

朝8時半から5時半まで、パソコン&ラジカセと格闘。


菊づくしの笠を作って気晴らししました。

気晴らしにはならなかったけど、

とりあえず先生のokが出たのでこれから量産に入ります。


今回大とり(泣)を飾る群舞までたどり着いて、

力つきました。

何せ全ての演目を通しで聞く訳ですから、

心臓がもう限界です。

ここどうだっけ?
何秒何秒?

行きつ戻りつするうちに何時間もたってます。

おやすみなさいませ。

明日も群舞に鞭をいれます・・・ネムネム

口から喉へ(笑)

2011年01月17日 | 日本舞踊
ここ2ヶ月くらいの間口内炎に悩まされ(泣)

これは子どもの頃からなので慣れっこですが、

ついに風邪をひきました。

珍しく肩こるな~と思っていたら、


こども教室の直後から悪寒に発熱~、

扁桃腺が腫れてきました。

今日はなんとか熱も下がり、無事に稽古に出られました。

が、

たいていぶり返すので注意が必要。


うつしていたらご免なさい。

悲喜こもごも(笑)

2011年01月14日 | 日本舞踊
ようやく

一人立ちの演目が次々ラストを迎えています。

「これで終わり」

で満面の笑み

もしくは

絶句。


これが別れる所です。

ほっとして嬉しい~
ああ良かった。

となるか。

はたまた、

え?訳分からん。

で終わるか。

これは全て私の責任であります(笑)



私は、ラストというのはあまり稽古しません。

本番までの緊張感の中で、伸びシロを残しておく。

ラストというのは必ずリラックスしてのびのび踊れるものです。そこに成長の余地を残しておこう。

一応こんな理屈です。

泣いてもわめいても後一ヶ月。

どれだけ必死でやれるかが勝負です。

真っ正面から自分と向き合っていかねばなりません。

旅から戻る

2011年01月13日 | 日本舞踊
来月の会の準備に追われております。

本日は舞台担当のF氏と、第一回打ち合わせがありました。

三年目ともなると本筋より雑談に花が咲きます(笑)


しょっぱなから雑談!

こんなトラブルがあった~、

あ、それはうちもありました。

(苦笑)

冗談通じない人だと思った、

そうです。


邦楽関係の人ってそうですよね~(笑)

私は違いますよ(爆)。

オヤジギャグとか言ったら駄目だと思いました・・

いやいや、お笑い大好き。


踊りをやってること自体が博打。

続けていられることが奇跡。

冗談のような毎日を、このままブラブラ行こうと思います。
母から

地に足のついた生活を、と言われたことがあります。

逆にどんどん浮かんでいます。風に吹かれてどこへやら。


昨日は京鹿子娘道成寺を聞きながら、

番組順を考えて日が暮れました。


辺りが暗くなり始め、やばい夕飯のおかずがない!と気がつき、玄関の扉をあけた時、長い長い旅から戻ったような、おかしな高揚感がありました。


そしたら今朝、主人がこんな一言を。

「ひとりで長い旅に出て行った夢を見た。携帯を忘れていったから戻って来ると思って玄関で待っていたのに、全然帰って来なかった。」


遠からず。

勘が冴えてますね。