「はじまりは日本舞踊」 

 美作流との出会いが人生をかえました。世界はあざやかに輝き、心は自由に、踊っている時間は本当の自分に戻れる気がします。

稽古納め

2010年12月28日 | 日本舞踊
本日稽古納めでした。


今年は手探りで、小さいけれどいくつも新しい挑戦をしました。


夏にはお弟子さん二人とつくばの定期公演に出演しました。幸せな1日でした。


秋にはつくば物語で仲間達と踊りました。やっぱり群舞は楽しい。気心の知れたメンバーでの群舞に胸が踊りました。
舞台衣装のまま車で先生のお宅まで送って頂きました。
雨降り、つくばの秋のにおいがしました。


そして今月の集中稽古。

先生の踊りに心が震え、その夜は眠れませんでした。
「課題はよく見えないのよね」という言葉と、遥か遠くを見ている先生の表情が身にしみました。


入門八年目にして初めて踊った大好きな先輩との新内、絶妙な間に嬉し涙が溢れました。
探し求めていたものに、またひとつ巡りあった気がしました。


ぎっしりつまった一年でした。
また来年も、
小さな夢をひとつひとつ繋いでいきたいと思います。

どんなことがあっても動じない、静かな泉を心の中に持ちたいと思います。

大いそがしの

2010年12月24日 | 日本舞踊
今年も追い込まれております。

もう元旦には間に合わない・・

絵ごころのない私は年賀状さえもストレスです~。

苦心して作成したうさぎのはんこも

旦那さん「スマキにされてるみたいで怖い(没)」

がっくり。

先に住所だけ印刷しちゃおうと思い立ち、

あ、筆まめのデータ新しいパソコンに移せない(泣)


という訳で、慣れないワードとエクセルを駆使して宛名を印刷。

午前中ですでに息切れ。

クリスチャンでもないので全く無関係なはずなのに、

「クリスマスにはケーキ、しかも今年は二人で3つ!」

という司令を受け、デパ地下に出撃する私なのでした。

生クリームは苦手なもので、行列に並びながら少々血の気がひきましたぞ・・

始動

2010年12月20日 | 日本舞踊
ようやく、群舞の稽古が始まりました。

津軽三味線曲 風、
長唄 花、

大好きな二曲です。


今日が初めての稽古でしたが、大丈夫、なんとかいけそう、という感触でした。

長唄「花」は、老(はいない)若男女??全員で踊り分ける初めての作品です。


それぞれ任に合った役柄を、

今の力で十分に演じられるようにと、

頭はフル回転。

回転数を上げようとすると、ついテンションも高くなります。


皆さんの一瞬のきらめきを見つけたとき、

ダイヤモンドの原石を見つけたように、誇らしい気持ちになります。

ああしたらいいかな、こうした方がいいかな、
と頭の中は視線や呼吸の洪水になります。

 自分が踊るのは、もちろん楽しい。
いろんな個性を持ったお弟子さんの踊りが、うまくかみ合ったときの喜びは
もっともっと大きい。





感動をもって

2010年12月16日 | 日本舞踊
集中稽古に来ています。

0時までお仲間の稽古につかせていただき、ようやく寝られます。

足を痛めて以来な気がします。

本当に久しぶりに
睡魔に襲われつつ言動がおかしくなるまで踊りました。

R姉さん付き合ってくださってありがとうございました。


家元の踊りが凄い。凄い。

今までそれほど感じなかった

心のひだ、僅かな気持ちの揺らぎが、
哀しさが。


あらゆる所に隙が無く、計算しつくされそれでいて自然。

爪の先から髪の先まで、ひとりの人物が息づいている。

心が震えます。


こんなにすごかったのだ。我らが家元は。

8年目にして新たな感動を覚えています。

自分が今まで身につけたと思ってきたことは、

いかに僅かで初歩的なことであるか。

まだ私は登山口でウロウロしているだけだと。
努力が足りないと、師匠の踊りの素晴らしささえわからない。
大切な大切な時間だけが過ぎてしまう。


はるかかなたにかすかに見える先生の背中を

追いかけていこうと思います。

離れ過ぎて見えなくならないように、

一生懸命走ろうと思います。



養生してください

2010年12月08日 | 日本舞踊
Kちゃんが腰椎ヘルニアで手術しました。
今日退院したそうです。

ドクターに

無理は絶対ダメ!

と念をおされたそう。

つい身体に無理させちゃうのが私達の悪いくせ(笑)

あれが終わったら、あそこまで頑張れば・・・
の積み重ねがいけません。

肉体疲労をためこまないように、
日々癒して進まねば。