「はじまりは日本舞踊」 

 美作流との出会いが人生をかえました。世界はあざやかに輝き、心は自由に、踊っている時間は本当の自分に戻れる気がします。

想像しすぎ

2011年03月28日 | 日本舞踊
揺れない西日本にいても、

ストレスで体力が落ちて扁桃腺が腫れました。
胃がやられました。動悸もおさまらず(笑)、丑三つ時には必ず覚醒します。

もしかすると
不安にかられて暴飲?暴食したのかもしれません。
先月の会の疲れが一度に出たのかもしれません。

今日は休養。

2011年03月18日 | 日本舞踊
 震災後、二回目の稽古日でした。

依然として続く原発の不安、東北の被災地の方々のことを思うと、

こうしていつも通り稽古を迎えられたことに感謝しました。

お弟子さん方の変わらぬ姿を見て、ようやく自分を取り戻せたような気がしました。


いち早くメンバーが集合し、稽古の合間に地震についてそれぞれが話します。

思いのほか明るい、そうしていないと気分が沈んでしまうから。

阪神大震災を京都で経験した二人もいます。

案外のんきな人もいます。これもひとつ、強く生き抜くコツなのかもと思ったりもしました。


 国をあげて乗り切ろうという今、

自分に何が出来るか、何もできず呆然とする自分を情けなく思います。

せめて身近な人の笑顔のために、日々手を合わせて暮らしたいと思います。




一変

2011年03月15日 | 日本舞踊
昨日の稽古

集中なんて出来るはずもなく、

とりあえず音をかけて自分も一緒に踊る。

いつものように前から見てあれこれ言うほどの余裕もなく、

とりあえず動いちゃう。

頭は全く働かず、ただ身体が覚えている通りに動くだけ。

意味もなく、ただただ無事を祈るだけでした。


家のいてもお弟子さんの稽古が出来ない、

いつでも飛び出せるように寝る時も洋服でいるという師匠、
原発が不安だし外出も出来ないといいます。


なんとなく身体の具合が悪いとおっしゃるのも仕方ありません。

一瞬にして日常がかわってしまった。

つくばの美作流が動きだすまであと少し、

細々と守っていきたいと思いました。

木曜日は緊急会議です(笑)

感謝

2011年03月15日 | 日本舞踊
今週も

悩んだ末

普通に稽古を行うことに決めました。


被災地の皆さんのことを思えば、

生き死にに何の関係もない踊りの稽古など、

不謹慎この上ないとも思いました。

美作流の故郷つくばでも、

師匠や仲間が未だに不自由な暮らしをしています。

余震に怯える日々が続いているはずです。

個人では何も届けることの出来ない今、
より一層心をこめて稽古すること位しか出来ません。


着物を着ても、

お化粧をしても、

稽古場へのバスに乗っても、

地震の悲惨さにだけ心を奪われていました。

つくばで仲間達が動けない分も、

一生懸命守っていたいと思います。

普段通りの暮らしと、
1日無事に過ごせた幸せに、

感謝しました。

晴れた空が

2011年03月13日 | 日本舞踊
ただ呆然とするばかりです。


3/11、出先で四国の兄からメールが入り、

東北の地震がすごい。京都は大丈夫か?

とりあえず携帯のwebで情報を入手。


茨城も揺れたようだ。

家元から始まって、順番に携帯に電話をかけてみる。

つながらない。

実家にもかけてみる。こちらは異常なし。

ようやくRさんと、O先生だけにつながり、

身体は無事だけど、まわりはあらゆる物が落ちてきてるとのこと。

いまだかつてない状況、とのこと。声が上ずっている。


先生が心配。

急いで家に帰ってひたすら電話。テレビでもすさまじい映像が次々と流れる。

つながった。地震発生から2時間あまり。

無事とのこと、ひとまず安心。


東京のお弟子さん方にも電話。つながらない。

こども達を迎えに行くママからの、切羽詰ったメール。

六本木から板橋まで、12時間かかったそうだ。

心配でたまらない。

次の朝、ようやく皆の無事が確認できました。


茨城でも、今もまだ断水が続いている地域が多いとのこと。

どうかどうかこれ以上被害が広がりませんように。

ただただ祈るばかりです。


今日は憎らしいほどの晴れた空でした。

今まで何の苦労もなしに生きてこられたことに、心より感謝しました。

こども教室の今後

2011年03月09日 | 日本舞踊
文化庁委嘱事業

昨年事業仕分けの対象となり、

”過去に採択されていた団体に限り平成23年度まで実施”

ということだったのですが・・・。

どうやら平成23年度の予算には組み込まれていないらしい。


「秋からまた参加します!」

というこども達の声をよそに、平成22年度で打ち切りとなった様子。


申請に遅れないよう、毎日WEBをのぞいていたのにがっくり。



どちらにしても、残り一年だった訳なので、

何か新しい形で続けていこうと思います。


会場の確保、仲間の存在、保護者の皆さんの協力、

たった一人で奮闘した初年度に比べれば、

大船に乗った気分です。



それぞれの道を

2011年03月05日 | 日本舞踊
今日は本番後初めてのこども教室。

あれだけ苦労した半年間。

この先どうなることやらと、心配だった昨秋。


振り返ってみれば本当に素晴らしい出会いでした。

そして、終わってみれば一番印象深いこども教室でもありました。


一ヶ月は休もう。

そう決心していた割りに、立ち上がりは早いのです。

5年間で最も早い立ち上がり。自分でも驚いています。

「菊づくし」「わらべ獅子」、大人二人も交えてしっかり稽古します。

はい、みんな楽しそうです。生き生きしてます。


なんと言われようと、何が起ころうと、

この充実した時間が幸せです。

何にも言わなくても、皆お互いにそれが分かります。

だから必死で進む。


大切な時間を、精一杯楽しむために、

一生懸命自分と向き合う姿に、感動します。










今になると

2011年03月01日 | 日本舞踊
踊りの衣装、小道具、化粧に大道具、

これを見たくて踊りのビデオを端から見ています。

国営放送の芸能花舞台(笑)

たいしたことない、なんでこんなのが、
以前は小生意気に思って見てましたが、

最近凄さがわかる。

確かにあんまり面白くはない(泣)


でも、芸は一流。
技術は当然確か。

やっぱり凄い。


隙の無いプロの技。
生意気言ってすみませんでした・・

もっと基礎を頑張ります(泣)

寒さが

2011年03月01日 | 日本舞踊
寒さが戻ってきました。

昨日から稽古再開。
まずは小学生三人から、

とりあえず全員「菊づくし」。

さすがに何年もやってるだけあって、

こども教室で到達出来なかった所まで

スイスイ~っと15分で到達。

積み重ねって本当に凄い。

これはしっかり確実に入れて次にいきたいと思います。