中国の弦楽器、二胡の音色は何とももの悲しい哀愁漂う美しさを持つ。そういう感覚を抱くのは、どうも私だけでなく日本人の多くの方が感じられるようである。モンゴルの民謡を聴くと、歌い手の声の調子は、日本の民謡のこぶしの回し方とまったくよく似ていて、これにも心を動かされる。たとえば、モンゴル人のKhongorzul嬢の歌う『The River Herlen』をお聴き願いたい。民謡が特にお好きな方でなくても、しびれるだろう。音楽は文化であり、そして文化は人類の歴史を反映している。我々アジアで生まれた人間は、46億年の地球の歴史のなかで、高々数千年の間に様々な形で相互作用し、あるいは分裂してきた。しかしながら、以前共有した文化や音楽に対する感情は、なおかつ我々アジア人のDNAの中に刻まれているのである。二胡の音色を聴いたり、モンゴルの民謡を聴いたりすると、ふと、そんな思いをはせるのである。
最新の画像[もっと見る]
- 2020年オリンピック 東京開催決定 11年前
- ICHIRO ついに生涯4000本安打達成! 11年前
- ICHIRO ガンバレ! 11年前
- スズランの花 11年前
- 小さな杉の木 11年前
- マグノリアが開花しました。 11年前
- 春まついぶき 11年前
- 春まついぶき 11年前
- Blizzard 2013 12年前
- ボール遊び 12年前
30年前の友より...
ビートルズが我々の感受性に与えた影響は計り知れない。その感動を君と共有した、高校時代のことは今でも憶えています。コメントありがとう。